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大阪市計画調整局のサイト(http://www.city.osaka.jp/keikakuchousei/toukei/D …)の資料「産業分類別事業所数・従業者数」を見ると、第二次産業の中でも、特に鉱業の分野において、事業所数、従業者数共に減少幅が大きいのですが、これはなぜでしょうか。

あまり大阪の鉱業業界に詳しくないので、分かりやすい説明をお願いします。

A 回答 (2件)

データーを%だけで見てはいけません。


元々大阪は鉱業への依存度は少ないのです。日本全体でも鉱業に従事されている人は少ないです。
このデーターは国勢調査を元にして作られていると思われます。全国の統計は
http://www.stat.go.jp/data/kokusei/2000/kihon2/0 …
を参照ください。
事業所数が-45%と言っても、20の会社が11になっただけで、7000社以上も減っている建設業の方が大阪の産業にとっても、財政にとっても大問題だと思いませんか。産業人口も-46%となっていますが、57人減っただけです。本来はどこかの業種と一緒にして統計すべきなのでしょうが、国勢調査は現状に合った集計方法に変更することにはあまり積極的ではありません。それで%だけで見ると大きく感じてしまうのです。
あなたが考えておられる鉱業とはどのようなものでしょうか。鉄鋼(製鉄)などは製造業になります。鉱業の詳細は参考URLで見てください。鉱物の採掘や砂・砂利の採取が中心ですので面積の狭い大阪に鉱物資源が少ないのは自明の理と思われます。
さらに鉱物資源は今やほとんどが輸入であり、国産が多いのはせいぜいセメントか砂利程度ではないでしょうか。
元々資源が乏しく人件費もかかるであろう鉱業に従事する人が減少するのは日本全体の流れではないでしょうか。今従事されている会社も小規模で高齢化も進んでいると思われますので更に自主廃業などで縮小は進むと思います。

参考URL:http://www.stat.go.jp/index/seido/sangyo/3.htm
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
確かにおっしゃるとおり、パーセンテージの増減しか見ておらず、サンプルの母数そのものを見逃していました。

鉱業についての知識はまったくといっていいほど持ち合わせておりませんでした。漠然と、鉱業=鉄鋼業と思っておりましたが、鉄鋼業は製造業に分類されるのですね。炭鉱なんかが鉱業になるのですね。
あとは、小学校の社会なんかでも習うとおりの、輸入依存の高さですね。

丁寧な解説と誤解の是正、どうもありがとうございました。とても参考になりました。

お礼日時:2004/07/03 15:05

小より中 中より大 と規模のメリット


コストこれらを考えたら 大阪のような狭い、固定資産税の高い 事業税の高い立地はX。
名古屋圏は 豊田に代表されるような大企業群が多くあり、そこには中小の下請けが存在しうる。

 中国へ脱出したのも影響。大阪はサービス業であっても、本社を東京に移された企業が多いですよ。

 日本の産業構造が製造業から コンビニ・介護福祉・IT・バイオ・金融などサービス業に移行しつつあります。

 大阪の製造業の衰退=サービス業の勃興 と理解してください。

 この現象は日本全国で起こっています。大阪に限りません。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

いわゆる産業の空洞化というものですね。中国への工場移転はもとより、本社、または本社機能の東京移転も著しいと聞きます。
また、文化産業、アミューズメント産業へのシフトを試みるも、不景気で暗礁に乗り上げてしまうなど、大阪にとってはマイナス要素がつきまといますね。

ただひとつ疑問なのは、上記のとおり、大阪市計画調整局の資料によると、特に鉱業の衰退が目覚しいのですが、大阪の鉱業に何が起こったのでしょうか?

なにかしらの情報や手がかりをご存知であれば、是非また教えてください。

本当にありがとうございました。

お礼日時:2004/07/03 10:45

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