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全微分を厳密に定義すると、どういう説明になりますか?

(極微少量だから2乗以降の項が無視されるというだけでしょうか?)

A 回答 (1件)

全微分


df = ∂f/∂x*dx + ∂f/∂y*dy
に出てくるむき出しの df、dxなどの記号(「微分小」とか呼ぶことが多いです)の厳密な定義は、いくつかの流儀があります。
一番簡単な流儀は、これは、x,yがさらにtの関数のときに、
df/dt = (∂f/∂x)*(dx/dt) + (∂f/∂y)*(dy/dt)
と書けることの略記である、と考えるということですかね。(記号dxとか自体の意味を定義しないで)
この流儀であれば通常の微分と同じ範囲で定義できます。

むき出しのdxという記号自体を定義する場合の最も一般的な流儀は、微分幾何学の外微分というものです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%96%E5%BE%AE …
この場合、少なくとも定義の上では、dxに「微小な量」みたいな概念は全く入っていません。
イメージとしては「微小なxがdx」みたいな考え方ではなくて、f の接線(接平面)の方向を表すベクトルの基底がdx, dy」みたいイメージですかね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

多変数テイラー展開の微小量近似になることから、近似的と考えていたのですが、その辺はどうなんでしょうか?

お礼日時:2015/12/21 18:17

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