プロが教えるわが家の防犯対策術!

インドには、不可触民(ダリット・アンタッチャブル)と、呼ばれるカースト(身分制度)の人達がいます。私が、その言葉を知ったのは、高校2年位でしたが、それは、不可触民の手が触れるのが汚らわしい…。っと、言う意味で、不可触。っと、言う言葉だそうです。ここ何年か、その不可触民の事が、気になって、ネットで検索をしましたら、その実態は、世界で一番、悲惨な物の様です。何処の世界でも、理不尽な差別とかはありますが、そんなものでは片付けられない位、悲惨な物です。ダリットには、処女の少女がいない。それは、上位のカーストの男達が、面白がって、輪姦するからだそうです。警察も、ダリットが被害者だと、人間扱いせずに、捜査しないそうです。法律では、不可触民という身分は、禁止されたそうですが、実態は、旧態依然の様です。最近、また知った事実ですが、ダリットの中でも、細かいカーストが在るそうです。その最底辺の人達は、聞いているだけでも、こちらが泣けて来る位、悲惨な物です。例えば、上位カーストのトイレの大便を、果物の缶詰の缶で、バケツにかきだすとか・・・。これは、本当に、事実です。欧米の人達は、人権に敏感であるのに、何故、このような悲惨な人達を救済してあげないのでしょうか?アラブの人達の様に、石油のある土地に、暮らしてないからでしょうか?(もう、以前の様に石油だけ…っと、いう時代ではありませんが。)世界中の人達が、何故、ダリットの人達を助けてあげないのでしょうか?

A 回答 (5件)

No.4です


元々インドは数学に強い国です、数学の歴史に名を残している方もインド出身でいらっしゃいます
そして寡婦が焼かれると言うのは、サティーの事かと思います
こちらも禁止されておりますが、寡婦に対する風当たりが強く自殺する方が多いと聞きます
また名誉殺人と同じく、親族が殺害したと思わしきケースも発生しているようです

様々な文化圏で見られる共通事例として不浄を忌避する概念があり、多くの場合排泄物や血、及び死が該当します
これは排泄物、血、死体などが病気の感染源になるという衛生的な事情もあるので、ごく自然です
そして医師は人を救うという点で見れば社会的地位は高いですが、病人に関わる以上病気を広める事もあります
また呪術も取り扱うケースも多く、その部分を忌避している文化もあるようです
ただ人を救う事や超常の力を扱う事から、忌避される文化圏でも畏怖される事もあったようです
それよりも世界共通で忌避される職業としては、排泄物を取り扱う職業もそうですが、屠畜があります
これは日本にでも差別された歴史があり、キリスト教徒は就く事すら許されなかった時代があります
なお同じく死に関する軍人が殆どの国で高い地位にいる原因として、為政者を兼ねていたり、害悪から人々を守るための存在である事が原因の様です
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この回答へのお礼

明快な解答、有難う御座いました。インドは、0(ゼロ)の観念を生み出した国でしたからね。数学に、強い国ですね。後、達磨(ダルマ)も、でしたっけ?本当は、NO.4で、ベストアンサー賞にさせて頂きたかったですが、余りに博学なので、まだご質問させて頂きたい事がありましたので、延ばし延ばしにさせて頂きました。どこかで、カーストこそがヒンズー教だ・・。又は、ヒンズー教こそは、カーストだ・・・。どちらが正しいかは、忘れましたが、そのような事を書いた記述が御座いました。ダリットの人達は、カースト外ですが、尚更、差別・区別されますね。何か、少しでも手立てがあれば、救いようがあるんですが・・・。カースト内の人達のサティーとか、まだまだインドは、改善すべき余地がありそうですね。では、無学な私の戯言に付き合って下さって、有難う御座いました。

お礼日時:2016/01/11 15:57

No.3です


女性蔑視が過ぎる事も問題視されてはいます
また外国人女性が被害を受けやすい事に、女性蔑視以外にも当たり前ですが外国人はカースト外である事も指摘されています
また減っては来ているようですが名誉殺人がある事から、急激な変化は難しいと思います

仮に急激な変化を望んで武力で介入した場合は、確実に失敗します
望ましからぬ物であろうと文化として成立しており、変えさせようとしても人の考えまでは強制できません
もしやれるとすれば、幼少期から身分に関係無く同じように取り扱い、教育を受けさせる環境を作り上げることぐらいでしょうか
ただこれはカースト上位の子供も参加する必要性がありますが、現状のインドでは現実性に乏しいと思います
少なくとも経済的には良くなる可能性が高いですが、職業が世襲制のため構造を変える事は非常に困難です
IT関連は新しい仕事のため、世襲制の範囲外であり地位向上を目指す手段になっているので、同様にカーストに分類されていない新しい仕事を提示する事ができればマシにはなるかもしれません

ただカーストによる差別は職業差別がそもそもの原因であるようですが、職業差別自体は汚物や血等を扱う職業自体が殆どの国で蔑視される以上、他国もあまり言えた義理では無いようにも思えます
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この回答へのお礼

大変、勉強になりました。有難う御座います。やはり、女性蔑視が過ぎているんですね。後、私が高校生位の頃、もう、数十年前、大変年を取られた男性に、お嫁に行かれた若い女性が、その男性が病死が何かで亡くなった時、むりやりその男性が入っているお棺と、生きながら燃やされる・・・(周囲の人の中には、その若い女性の男親が泣きながら見ていたと、思いました。)それが、物語かテレビで再現VTRを流していたか分かりませんが、そういう時代が、インドにはまだ地方には残っているのかも知れません。ゆやさんは、大層博学で、大変私も勉強になりました。IT産業という新しい職業を提示されて、だから、掛け算も5桁×4桁(0が付いてる簡単な物ではありません。全部不揃いの数字です。)という、特に数学的な物に、力を入れるんですね。(勿論、IT産業を誘致したいと言う政府の思惑もありますが…)こう考えると、東南アジアや東アジアで広まった仏教が、本当に、インドで広まれば良かったな・・・。っと、思います。仏教では、皆、世俗では身分が違っていても、最後は皆、等しく仏になる・・。っと、言う考えですから。最後に、日本では、昔から医師という職業は、人々から大変尊敬され、開業医では収入も、他の職業に較べると良い方ですが、(最近は分かりませんが、)ロシアでは、収入も良くないですし、韓国でもそんなに皆からなりたがられ、尊敬される職業ではないらしい・・・です。やはり、それは、職業自体の過酷さもありますが、例えば、外科などでの血を扱う仕事だからでしょうか?御存知でしたら、引き続き、御回答願います。

お礼日時:2016/01/11 11:50

まず不可触民ですが、彼らはカースト外です


カーストに含まれることを許されていないのです

人権問題に関しては表向き政府としては優遇処置を取っておりますから、諸外国としてはそこまで強くは言えない状況になってます
それでも人権団体などが活動していたり、旅行者の女性がレイプされていますから国際的な圧力が皆無と言う訳ではないです

後、某地域へ介入するのは石油の問題はありますが、元々反欧米の指導者を排除しようとした経緯があります
そして今はそれが原因でテロリストと言う敵対組織が乱立している状態ですから、正確には自分達の敵を倒している状態です
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この回答へのお礼

詳細な回答、有難う御座いました。カースト外と言うのは、記述では知っておりましたが、此処で、分かり易い様に、一緒にしてしまいました。申し訳、御座いません。インドでは、イギリス人女性が、インド旅行の時に、タクシー運転手に乱暴されたとか、良く報道されておりましたので、元々、女性蔑視か女性を軽く見る…様な素地があるのかも知れません。しかし、カースト外だと、余計、人間扱いされていないのではないでしょうか?1年か、もう少し前、ダリットの男性が、士族(確か、士族だったと思います。)インドのカーストの中でも、相当高い身分の士族の女性と、駆け落ちの様に結婚した時、女性の父親は、自殺し、その後、女性がダリットの男性とその経緯もあり、離婚しようとした時、男性は承諾を渋った時、ダリットの男性は、結局、遺体で見付かりました。インドは、今世紀に、中国を抜き、世界最大の人口国になるでしょう。何処にだって、差別・不平等はあると思いますが、インドは、それが著し過ぎます。何とか、手だてはないのでしょうか?

お礼日時:2016/01/11 03:00

世界にはもっと悲惨な生活を強いられている人たちもいます。

 近年1日1.90ドル未満で生活する貧困層の数は急激に減ってきており、昨年はその数7億200万人になっていると思われます。 1990年は20億人弱、2012年は9億人弱でした。 もちろん経済発展によるものもありますが、先進国を中心とした各国の支援のおかげでもあります。 インドの貧困層だけを助けるわけにはいきません。 カーストは就ける職業を細かく規制していますが(表向き、カーストは憲法で禁止されていますが)、カーストができた時には想像もされていなかったITに関する仕事についてはカーストの制限がありません。 よって、下位のカーストの人たちもIT関連の仕事についてどんどん裕福になっています。
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この回答へのお礼

回答、有難う御座いました。貧困層の詳しいデータまでは、知らなかったので、参考になりました。ダリットの人達が、努力して、努力して、最難関の大学などを経て、国内外のIT関連の企業に勤めている事は、知っておりました。しかし、その方々は、一部のエリートです。よく数桁の掛け算を、暗算で解ける。っと、言う様な集団の中で、勝ち残った一部です。しかし、その人たちが、また、企業の重役になって、自分と同じダリット出身の人を、救い上げる・・・。っと、言う様に、なれば良いのですが、やはり、そこまでは上手く行かないみたいで、上位カースト出身の人が、上位の役職に就くみたいです。当然、アメリカなどの外国の国へ、ダリットの人々は、指向するみたいです。しかし、そのエリート外の、残されたダリット達は、どうすれば良いのでしょうか?やはり、旧態依然です。少しずつは、良くはなるかもは知れませんが、何時まで経っても、遅々としたものです。

お礼日時:2016/01/09 15:09

日本にも過疎地で一人暮らししてる高齢者が居ます、職もなく野宿している人も居ます、将来に絶望して家に引籠るニートも居ます、躾と言われ暴力を受けている子供も居ます、まずそちらから助けてあげてくださいね。

遠くのことよりまず身近な所から始めましょう。
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この回答へのお礼

回答、有難う御座いました。現在、日本にも、大変な思いをして暮らしてらっしゃる方々が、大勢いらっしゃいます。DV等で、泣き叫んでらっしゃる女性の方もいられるでしょう。しかし、インドの不可触民のまだ年端のいかない少女の子は、只、町を歩いているだけで、自分より上位のカーストの男たちに面白半分に、輪姦されるんです。警察も、誰も、助けてはくれません。只、只、自分の生まれたカーストに絶望するしか、ありません。仕事も、日本の3Kどころでは、ありません。日本でも、『不可触民』っと、言う言葉を知ってる人は、一部にしかいません。世界では、尚更、未だに認知されてないでしょう。日本の過疎の高齢者の方、野宿されてる方、将来に絶望したニートの方、幼いながら、暴力に晒されてる子供もいるでしょう。でも、日本にいる限り、ボランティアの人達や、トラウマを負ったケアを癒す、心療内科の医師やカウンセリングの方々、児童相談所の職員、他にも何らかの援助の手を差し延べてくれる人々がいるでしょう。でも、インドには、少女たちには、どんな助けもないのです。私は、それを知って欲しいのです。そして、世界の人々が、インドの不可触民の悲惨以外の何物でもない現在の環境を、変えて欲しいのです。すいません。全文が、長くなりまして・・・。また、他の方のご意見も、お待ちしています。

お礼日時:2016/01/09 10:44

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