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国語の先生が俳句には句切れがないですと言っていたんですが、ネットには初句切れなどと書いてあります。実際にはどちらが正しいのでしょうか?

質問者からの補足コメント

  • 回答ありがとうございます。
    授業では加藤楸邨の「鰯雲人に告ぐべきことならず 」という俳句を勉強しているのですが、先生は「俳句には句切れはない」とたげ言っていました。ネットには初句切れと書いてあって凄く混乱しています...。この俳句の場合は句切れ(?)はあるのでしょうか。

    No.1の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2017/02/15 18:30

A 回答 (4件)

俳句はわずか17音ですから、その他の短詩形由来の技法は勿論、季語など俳句特有の技法も駆使することとなります。

「キレ」もその一つです。
ご提示の句の場合は、客観的には「体言止め」であり、そこに主題と感動が集約されています。

http://www.asahi-net.or.jp/~cf9b-ako/essay/haiku …
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「句切れ」が問題になるのは、短歌の場合です。


 五/七五七七(初句切れ)
 五七/五七七(二句切れ)
 五七五/七七(三句切れ)
 五七五七/七(四句切れ) 最後で切れるのは当たり前ですから「五句切れ」は言いません。
  例 「花の色は移りにけりな/いたずらに我が身世に経るながめせしまに」
この歌は「二句切れ」です。つい、「三句切れ」と言いそうですが。「百人一首」などで、五七五/七七のように切って読むのが癖になっているからでしょう。文章の続き方で考えるべきです。
 二句切れ・四句切れが多いのが、「万葉集」。「古今集」以後は「三句切れ」が多くなります。その中で「新古今集」に目立ったのが「初句切れ」でした。

 俳句では「切れ字」が問題になります。「切れ字」は、よく言われるのは「や」「かな」「けり」ですが、その他にもあります。芭蕉は「(いろは)四十七文字、皆切れ字なり」と言っていますが、そんないいろいろあるわけではありませんが、たとえば「体言」を「切れ字」と考える人もあります。
 「鰯雲人に告ぐべきことならず 」の場合がそれで、「鰯雲」が切れ字の働きをしていると、考えていいでしょう。
 「句切れ」と「切れ字」は区別してください。
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この回答へのお礼

丁寧なご回答ありがとうございました。まだまだ勉強不足ですね...。これからもっと頑張っていきたいと思います!

お礼日時:2017/02/15 20:13

普通は「初句切れ」と見ますね。


鰯雲。人に告ぐべきことならず 。
という具合に、「。」を入れられますから。

もしかしたら、「切れ字がない」といいたかったのかもしれない。
句切れはあるけど、切れ字がない、といいたかったのに、口が滑って「句切れがない」といってしまったのではないでしょうか。

前回申し上げたとおり、句切れには
・切れ字(「ぞ」「かな」「や」「けり」「ける」「ず」「ぬ」「らむ」)がある、
・感動を表す「けり」「なり」「かな」「かも」などがある、
というのが目安です。
その目安となる語がないのに、句切れはある。

だから口が滑ったのではないでしょうかね。
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先生は「俳句には」ではなく、「この俳句には」とおっしゃったのではありませんか?



・切れ字(「ぞ」「かな」「や」「けり」「ける」「ず」「ぬ」「らむ」)がない、
・感動を表す「けり」「なり」「かな」「かも」などがない、
・途中で「。」を入れようがない、
こういう場合は、句切れがないというのが普通です。

ただまあ、そういうのは例外中の例外ですね。
自由律とか。
普通は「切れ」はあります。
この回答への補足あり
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この回答へのお礼

先程先生に質問してみたところ初句切れであっていたそうです。丁寧なご回答ありがとうございました。

お礼日時:2017/02/15 20:08

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