準・究極の選択

カテ違いでしたらすみません。
津波の高さが1mなんてニュース速報で言ってますが、危険なんでしょうか?1mなんて防波堤にぶつかって終わりだと思うんですけど違うんでしょうか。5、6mあれば危険と思いますが、たった1mではねぇ…。
分かりやすい説明をお願いします。

A 回答 (9件)

こんにちは。


確かに実感しにくいですよね。

でもこう考えてください。
高さ1メートルの津波というのは、現在の波打ち際の水深が1メートルになるっていう事なんです。
海岸の普段の波はさらにその上にのっかります。

しかも先の方のおっしゃるように、それが100メートルとか数百メートルの幅で続くので、その分、大量の水が陸側に流れ込みますね。
そして、その大量の水が流れ込み切ったら、こんどは反対に海にもどる急な流れになります。
一メートルの水深が、一気に0までもどる訳ですから、大変急激な激流なみの流れになります。

1メートル深さの大量の水の流れが押し寄せたら立ってられる人はまずいません。
30センチメートルでさえ、足をすくわれて転倒してしまいます。
急流の川を歩いて渡る時の事を想像すると判りやすいかもしれません。

転倒してしまえば最後、大量の水で海の沖の方まで流されてしまいます。

それから、津波の陸地への到達距離ですが、波のエネルギーが尽きる所まで、陸地を遡っていきます。
通常、波の高さの5倍から10倍の高さまで登って行く事が経験から知られていますので、警報放送でも波の高さの十倍って言ってますよね。

つまり1メートルの津波でも高さ10メートルまでは流れ込む可能性があり、10メートルの堤防も越え得るっていう意味なんです。
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1. V字湾では幅が狭くなるため、その幅に分散していたエネルギーが集中し、波が高くなる。


2. 沖に島や海底隆起があると、レンズのような働きをして広範囲の波を集める場合がある。
例、フィリピン沖から広がった波がハワイをレンズに日本襲撃(結構有名)
3. また、岸からの反射が重なれば局所的に波が大きくなる。
4. そもそも1mの波は静かに進んできても壁に当たれば反射中2mになる

この辺が波が大きくなる理由ですかね。あとは皆さんおっしゃっているように波高が低くても危険です。
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この回答へのお礼

No.1~No.9さんへ
沢山の分かり易い回答ありがとうございました。
おかげさまで理解できました。
皆さんにポイントをあげたいのですが、2人までですので自分の中で分かりやすかった方2名にポイントを発行したいと思います。

お礼日時:2004/09/07 03:59

九州の方言で、ダシと言う言葉があります。


砂浜で、海水の一部が高速の引き潮になっていて、
知らずに入ると、
胸は押され、足元を人に蹴られたように転倒し、一気に50Mは持って行かれます。

膝までつかれば極めて危険です。(倒れます)
流速はプロのクロール以上の高速です。
(絶対岸に戻れません)

津波の場合、やはり引き潮で犠牲者が多いようです。
(50センチで危険だと思います)
時速100キロで海に引っ張られたら、まず助からないでしょう。

膝と腰の中間辺りの高さで人間に対し、極めて危険な波になります。

高潮も、引き波で引きずりこまれ、鼻から肺に海水が入って
やばくなるらしいです。
これでは、漁師でも危険です。
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 NHKでのニュースでの未確認情報ですが、


尾鷲港で漁船が津波で転覆か?というニュースが入っています。

 津波はその名の通り「津」、つまり海岸べりや、港で
大きくなる特性を持っており、一般の波とは特性が違います。
 漁船が沖合へ非難するというのも、津波ならではの
対策でしょう。
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 津波は波というよりも固まりがやってくると思ってください。



 波のように周期的なものであれば、高い部分と低い部分がありますが、津波の場合はそれが高い状態のままでやってきます、また沖合いと海岸部でこの高さが変化しますから、数倍や数十倍の高さになることもあります。

 北海道十勝沖地震の際は1.3mの波と言われていましたが、実際には4mの波が到達していました。

 それに速度、水深によって変わるのですが、深海部では時速800km/h、平均しても300km/h新幹線なみの速度で、数万tもの水が数mの高さから襲ってきては一たまりもありません。

 先日の台風でさえ、灯台が亡くなったり、防波堤が崩壊する程度の規模でしたが、それを上回る津波が来た日にゃあ・・・

 と危険なんですね。

 ちなみに、水深10cmで時速10km/hの波が来たら人間は立っていられません。

参考URL:http://sc1.cc.kochi-u.ac.jp/~mako-ok/nankai/higa …
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#3です。


すみません。下記URLに「波長は数km~数百kmにもなり」と書いてありました。

参考URL:http://www5.ocn.ne.jp/~yuhirofd/tunami3.htm
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津波は高さだけ注目されますが、高さだけの問題ではありません。

波の奥行きというか、波長が非常に長いことが危険なのです。波長が数百mになることは珍しくありません。たとえ高さ1m程度の波でも、それが数百mにわたって押し寄せてきたら、防波堤を乗り越えてしまうのではないでしょうか。
今、「水面が20cm上昇している」と言っていますが、これは波長の長い波が到達して、その波がまだ終わっていないということだと思います。
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津波の1mですが、沖合いとかでの1mです。


水深が浅くなると高くなります。また、ご存知かと思いますが、先が細くなるようなV字型の湾では、並みの高さが奥に鳴るに従ってより高くなります。
ですから、1mの津波、といっても場所によってはそれが相当高くなる危険性もあるわけです。

それと、波が陸などで跳ね返ることもあるのですが、それが別の波と重なると部分的に倍以上の波になります。1mと1mの波が重なると約2mですね。部分的とはいえ、危険な場合もありえます。
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波のスケールが違うんじゃないかな。



普通の波は、ザブンと数秒で引いてしまうけど、津波の波は、水面自体があがって来るモノ(突然、大潮とかの満潮になるようなモノ)
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