プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

病気カテではありませんが、音楽カテで質問した方が、演奏家と
実際に接しているが多いと思い、質問させていただきます。

【質問】
長年指を使って楽器を演奏していた方で、認知症になってしまったケースを
御存じですか?
プロのピアノやギターの奏者、ピアノ教室の先生などとして一般人よりも
指を使って活動していた方で、高齢になってから認知症になった例が
ありましたら教えてください。

【質問理由】
神経内科の医師が、認知症患者に対して「手や指を動かすように」
とよくアドバイスをするのを知っています。
素人考えからしても、脳からの指令と指の動きが関係しているので、
それが活性化するので、正しい行動のひとつだと思いますが、
実際に効果はどうなのか知りたいです。

それを知るには、1日何時間もピアノやギター、バイオリンなど、
指を動かす動作をしていた人が認知症になっていないのかを知る事だと
思いました。

A 回答 (4件)

プロの演奏家で認知症を発症したことは聞いたことがありませんね。



ピアノ演奏家で引退された方のほとんどは身体的衰えのためにやめた方ばかりです。
ピアノは弾くというより鍵盤を叩く感じなので演奏にはかなりの体力がいります。伝説のピアノ奏者のホロビッツなど90近くでも積極的にコンサートを開いていましたが、さすがにミスタッチ連発でしたが音楽の表現は素晴らしいものがありました。
楽器に限らず音楽を演奏する(指揮者も同じ)は脳がフル回転しなければできません。楽譜を追いかける左脳、強弱などは右脳が担当します。それにプラスして感情を司る前頭葉が相互に助け合って音楽を完成させていきます。
前頭葉は人間だけが特に発達した器官(といってもいいのかな)で、脳全体の1/3以上もあるのにいまだに働きがよくわかっていません。芸能事(音楽、美術、小説、演芸)で他の方に大きな感動を与えることができる人はいつも脳がフル回転してるので認知症を発症しにくいのかもしれませんね。

うちの近くに若いころからプロの声楽家だった女性(今は90過ぎのオバアチャンですが)がいますが、足取りもしっかりして今でも近くを通るとピアノや管楽器(その時はホルンときにはフルート)の演奏を楽しまれてますし、小さな子供たちのためにピアノ教室もやっているようです。音楽以外にも庭いっぱいの沢山の種類の花々が植えてあり手入れも行き届いていてとてもきれいです。

脳は25歳を過ぎると1日に1,000コほどずつ減っていくといわれています。ですが、脳細胞は手が1本ではなく何本ももっています。必要があればこの手をどんどん伸ばして新しい思考回路が生まれます。ここから従来なかった全く新しいことが生まれることもあります。

ピアノやギター限らず、楽器を演奏することは脳にとってとても良い活性化になるのではなしでしょうか。
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この回答へのお礼

「弾くというより鍵盤を叩く」感じで手や指を使っているから、
よくお年寄りに薦めるグーやチョキの形を手でつくる体操よりも、
はるかに効果がありそうですね。
楽譜も見ながら左脳を使い、強弱の表現も右脳を使って意識して、
さらに前頭葉もかかわっているなら最強の脳のトレーニングと言えそうですね。
90歳過ぎて楽器を演奏している事もすごいですが、自分だけでなく、
子供たちに教えて社会に対してアウトプットしている所が素晴らしい
と思いました。
色々と詳しい事例をありがとうございました。

お礼日時:2017/11/15 11:50

再びNo.1です


まだ締め切られてなかったので

私は50代半ばですが私の母は今の私の年齢のころ認知症を発症しました。大正15年(昭和元年)生まれなので先の回答に書きました近所に住んでる声楽家の方と同年代です。
母は昔は割と積極的な人で昭和42年ころでしょうか、真冬の吹雪の夜に(ちなみに青森県です)突然ステレオレコードプレーヤーを買ってきて一緒に買ったたしか藤圭子のLPレコードを聞いてました。青森県のど田舎なので当時レコードプレーヤーがある家は無く、たぶんとても高価だったと思います。

そんな母なのですが今の自分の歳のときある事件をきっかけに家から出ることをしなくなりました。今でいうオレオレ詐欺みたいなもんですがハッキリいって不動産詐欺でとんでもない目にあいました。ヘンな言動や行動があってその時は”なんだろう”でしたが10年近く経ったとき、もう自力で生活できなくなって大きな総合病院に緊急入院でした。(ICUでの治療が必要でした)

途中経緯は省きますが、精神病院での治療はあまりよくなくて、運よく空きができた特別養護老人ホームに入所できました。
特養入所時はほとんど歩行もできないほどでしたが(着替えやトイレに所員の介護が必要)入所後、半年したらオムツいらなくなりましたので下着を持ってきてください と言われてホントビックリです。
面会のとき職員の方にお聞きしたのですが、職員の方は「何も問題ありませんね。とても対応しやすいですね~~~」でした。母は要介護3でしたので自宅での生活は不可能認定でしたし、実際、自分も仕事しながらの介護は限界でした。

ですが、施設の専門の方にすればなんでも無いほどなのでしょう。
母が亡くなる2カ月前施設で行われた納涼会に参加しましたが、母がカラオケで藤山一郎の「青い山脈」を元気に歌ったり地元の盆踊りを若いころと変わらない姿で踊っていたのをみてホント目を丸くしまくりました。

精神病院(の中にある老人保健施設)から出る母はほとんど廃人みたく全く表情がありませんでしたが、移った施設は2年ほどでしたが、どんどん良くなって明らかに表情が変わって明るくなりました。一日中寝ているような状態から人前で歌を歌えるまでになりましたしね。職員の蓄積された”力”です。
精神病院はあくまでも治療が目的です。治療のためあらゆる施術をします。結果、効果がでないと放置ではないでしょうか。同じ病院にある老健施設の先生は地元で長く内科医をされていた方ですが医療の進め方には疑問をお持ちのようです。
今はどうなってるかわかりませんが、当時、母が飲んでたクスリは新薬で、一剤500円(母は75歳以上なので保険負担1割)で一日の食費以上なのでどうなのだろうといわれました。


精神科の治療はほどんど薬物療法です。
母と精神病院に通い続けて驚いたのが患者さんの多くがスーパーの中くらいのレジ袋パンパンになるくらいの薬を受け取っているのをみて唖然としました。治療に必要だとはいえクスリは言ってみれば”毒”です。自分も3年ほど前おっきい病気して大病院通ってますがクスリの副作用でまたまた病院通いが続いてます。


前置きが長くなりました
winechoco様が身内の方の為にピアノ演奏を始められたとお返事ありましたので少し書きました。
誰かのために(自分を含めて)何かをする行為は大切なことではないでしょうか。
たどたどしくても一生懸命してることは必ず相手に伝わるはずです。自分の母が変わったのが特養施設職員とのふれあいでわかりました。精神病院の治療ではなかった激変です。

ですが、精神病院がわるいとはいえませんね。
精神病院内には患者さんが作られたいろいろな作品が展示されていて、ホント、びっくりする作品が多々あって病院内の職員さんも驚いています。

話あちこちいきました
楽器演奏はホント楽しいです。
たくそでもいろんな楽器やりますが、自分は木管楽器がだいすきです!!!オーボエとファゴット ダブルリードは特別です。


ホント   オーボエは難しいな~~~~
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この回答へのお礼

施設が換わったら歩けるようになったとか、自宅に戻ったら見違えるように良くなったという話を
聞く事がありますが、本当なんですね。
特養に移られて薬が減った?のと介護職員さん達の行き届いた模範的、献身的なお世話によって
変化が現れたのだと推察します。
この辺の事は、長尾和宏さんの著書「ばあちゃん、介護施設を間違えたらもっとボケるで」にも書かれて
いました。 悲しい事ですが、効率を重視して睡眠薬で眠らせたりとかあるようです。
人手不足もそれを助長しているのでしょう。
模範的な介護職員さん、介護施設がもっと広く世に知れ渡り、それが当たり前の「日本標準」となるように
なれば良いと思っています。
医師についても、医師免許は取得して昔は勉強したが、今はあまり向上心がなく、患者や家族の心を
理解できない人もいます。
何が「真」の姿なのか、考え方に芯をもって、悪に惑わされずに何事にも対処していきたいです。

お礼日時:2017/12/12 16:06

認知症とは言えませんが、短期での精神障害はあります。



これは何も指を使ったことが第一の原因として起こったわけではありません。

指先の動きに対する音の認知、指先がどんどん勝手にすごい演奏をし始めたのです。

その後に一種の興奮状態とともに外国語で語りだすというもの、

しばらくして納まりました、次に味覚障害、その他指先の温度の感覚の障害、

その後我の認識障害、それまで何十年もやっていなかった脳及び神経系を使用したことによる誤作動のようなものだとは思いますが、人間は日常生活をする上で慣習化行動を維持する程度の知能しか通常働かせていません。

急激にその慣習化行動を変化させると基準点自体が消失し、不可解な行動を起こしたりする場合があります。

また音楽演奏においては素晴らしい演奏をする為の指示系統や知能というものは感情主体となるようで

やはり関係者には一見おかしな人も多いのも事実です。


>神経内科の医師が、認知症患者に対して「手や指を動かすように」
@右脳は左手、左脳は右手、交互に神経系が関連し合っています。

手の指先を適度に動かす、又は痺れた状態は脳の働きとも関連しあっていますので

あくまで適度な指の運動は多少の脳の活性化にはなると思います。

ただし楽器演奏、例えばピアノを弾くならピアノ、その中でも個々の旋律、指先と鍵盤との一致、旋律と左手といった関連性をもって一時記憶され神経系へと伝達されます。

つまりそのアクション一つに対して新たな神経系が作られるわけです。

その後には脳の指示から解放された状態の単純な規則的運動に変わります。

ですから認知症と音楽演奏の間には関係性はありません。

認知症でも優れた音楽の演奏ができる方は居ますし、精神障害においても然りです。

認知症は左脳領域での認識と記憶の誤りであり

右脳領域で認知する内容がまるで異なるのでそれとこれとが関係あるとは言えません。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
参考にさせていただきます。

お礼日時:2017/12/12 15:37

No.1です



ピアノは楽器の中で特別に感じますね。
両手の指十本を均等に使い分けないと音色などバラバラになりますからね。
亡くなられましたが中村紘子さん、若手の辻井伸行さんは小柄(たぶん手も小さいでしょうね)なのにとても素晴らしい演奏をさせますね。
作曲家のラフマニノフは身長2mmを超す大男で手がグローブみたいに大きく手に合わせて作曲したので信じられないような指使いをしないとピアノ演奏ができないらしいのですが、著名なピアニストはどの奏者も素晴らしい演奏をします。もちろん日々の鍛錬もあるのでしょうが普通の人とは違う能力が備わっているとしか思えません。

テレビで放送してたと思いますが、薬指には動かす筋肉が無い?みたいなことを言ってました。小指を曲げると薬指も一緒に動くのは小指の筋肉に引っ張られていくとかどうとか何とか・・・
ピアノはもちろんですが、弦楽器と多くの管楽器(特に木管楽器)はメチャクチャ左手がいそがしいです。自分は右利きですが普段茶碗しか持てない左手がなぜか楽器を演奏するときには不思議なほど左手が活躍します(^^♪)「ちなみにオーボエとファゴットをやってます」
・・・キーボードで文字入力してますが不思議です・・・

楽器って不思議ですよね~~~
左利き用のギターは作ってもらえますが(売ってもいるし)それ以外の楽器は左利き用の楽器はありませんよね~~~
話ずれますがファゴット少しやってるので少し言うと今プロが使うファゴットのほとんどはドイツヘッケルのファゴットです。(楽器自体ヘッケル式といってヘッケルが開発したシステムなので当たり前か)受注作製だけで、40ページを超える注文書と手形を送って楽器を作ってもうらうんです。30年前の記事にあったのですが、値段は500万円くらい(オプションでいろいろ)で納期は2年だったようです。今はどうなんだろう????
ヤマハは10年かけてここから4本買って徹底的に分析していまの「ヤマハ ファゴット」を作っているらしです。{500マンエン×4=2,000マンエン   (;゚Д゚)}恐ろしい..................
これだけのスペシャル製作の楽器なら左利き専用の楽器があってもおかしくないと思うのですがそんなファゴットはありませんね。

楽器の演奏はほんと脳に刺激があります。
だれでも親しんだリコーダーだってきちんと演奏するにはいろいろ頭使わないとできないんですよね。
ダブルホールありハーフホールありでクラリネットなどキーがいっぱいついている管楽器よりコントロールが難しいです。
極端なこといいますと同じ楽曲で半音づつ音程を変えて演奏するだけでも楽しいです。


カラオケで歌を歌うことも楽しいですが、自分の声と違う音のでる楽器を演奏できることはとてもいいことではないでしょうか。
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この回答へのお礼

オーボエについては、形・音色・吹く部分がとても細い
など概要はわかっていましたが、ファゴットは
知らなかったので、調べてみました。
オーボエのように吹く部分が細くて、さらに
それが曲がった形をしているのですね。

仰るように、カラオケのように完成された伴奏もよいですが、
それとは別に、
たどたどしくても自分でピアノやギターのコードで弾いた
和音が歌の音程と合っている、と感じた時はなんとも言えない
嬉しさがあります。

最近、未経験者の私がピアノを弾きたいと思い始めた事がきっかけで、
身内の歌の好きな高齢者の為に楽器を使って目先の変わった事を
して生活に変化をつけてあげられないか、などと思っているところです。

お礼日時:2017/11/17 14:49

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