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最近話題になっているトランプ大統領のエルサレム首都の問題を僕にちょうわかりやすく教えてほしいです
あと今後どうなるのか皆様の予想をお聞かせください!

A 回答 (6件)

簡単に言うと3つの大きな宗教(イスラム教・ユダヤ教・キリスト教)の聖地なので、扱いが厄介な場所なんです。



イスラム教の信者が作ろうとするパレスチナとユダヤ教の信者が作ろうとするイスラエルの双方が首都として欲しがってるわけですが、大きな宗教が絡む問題なので、放置されてたんです。

トランプ大統領は、それに手をつけた。実はアメリカはかなり前にイスラエルの首都はエルサレムって勝手に決めていたんです。彼の言い分は、きっと、それを念を押しただけだ、何が悪いんだ?ってところでしょうか。

狙いは、もちろんユダヤ人富豪たち、トランプ支持者へのアピールです。

今後、イスラム社会の反発は避けられません。既にデモや戦闘態勢強化などの動きがありますね。

戦争紛争は武器兵器が売れて儲かるので、トランプのもう1つの狙いはそれかもしれません。
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自治区が2つあるけど、不便なので、トラブル起こして、開放してみようとしているのでは?

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http://www.bbc.com/news/world-middle-east-42297437

英語の記事で恐縮ですが、地図がついていて、わかりやすいので。抄訳します。

米国は現在までイスラエル・パレスチナ問題に中立的立場をとっていると唱えていたが、それが終わりとなる。カイロで開かれた、22国からなるアラブリーグ(イスラム教国の同盟・多かれ少なかれ、反イスラエル)が全会一致で声明を出した。その中には、親米国も含まれる。

イスラエルは、1967年の武力による建国当時から、事実上はエルサレムを首都ととらえていて、テルアビブ遷都は、紛争を鎮めるための手立てであった。(***この時、イスラエル国内に散らばって住んでいたパレスチナ人たちは、住み慣れた土地から、パレスチナ居住区に住むことを余儀なくされます。***)パレスチナ側は、将来、建国がなれば、東イスラエルを首都にする心づもりであった。

トランプ氏は、大統領選の公約を果たすため、”大使館をエルサレムに”と言い出したが、強硬な反対にあうこととなる。

緊急に開かれた国連安全保障委員会では、米国以外の14カ国がトランプ氏の決断を糾弾する。米国代表は、全世界は、イスラエルに対して、不公正な味方をしている。と、トランプ氏の立場をかばった。

イスラエルのネトニアフ首相は、土曜に、”全世界は、早々と、パレスチナ側からイスラエル側に、三発のロケット弾が飛んできても、知らん顔で、トランプ氏の英断ばかり批判する”と声明を出し、日曜日には、フランスのマクロン大統領を月曜日にはEUの代表を訪問する。

一体、この陣取り合戦を解決する方法はあるのか?

早くも、イスラエル国内だけでなく、レバノンのベイルート、インドネシアのジャカルタ、スウェーデンの街で、大規模なデモやテロ事件が起き始めている。

エルサレムは東西に分かれていて(記事の地図参照)、国際法では、パレスチナ人に許された東エルサレム地区には、330,000人のパレスチナ人に交じって、ほぼ200,000人の住む、イスラエル人の違法な居住区がある。当のイスラエル人たちは、自分たちの国であるから、違法であるとは考えていない。

1993年に締結された、イスラエルーパレスチナ和平交渉では、最終的にエルサレムがどのように分割されるのか(又は、されないのかは)今後の交渉によって、決められる、とされた***これが、いつまでたってもエルサレムに紛争の火種が尽きない原因です。***

2014年の和平交渉が、米国が仲介したが、歩み寄りはなく、決裂した。今回のトランプ氏の動きで、パレスチナ側は、米国に仲介の資格はない、としている。

以上が記事の抄訳です。***内は、私の注です。

今後は、イスラエルが、全力を挙げて、ローマ帝国に破壊されてしまった神殿を、再建するのではないかと、思います。今年が、イスラエル建国五十年目なのも、偶然ではないでしょう。イスラエル人にしてみたら、三大宗教の聖地であり、聖墳墓教会とロックドームや、ハラム・アル・シャリフは、立派に建設されているのに、自分たちの宗教の支柱である神殿が、一枚の、破壊された壁だけである、というのは、悲しくも苦しいことだと思うからです。

これは、民族の悲願なのです。
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http://www.tanosys.fun/entry/2017/12/08/005238
エルサレム問題と株価やトランプについて

結構分かりやすい
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同根と言われるヘブライ教、キリスト教、イスラム教は、考え方が近いが故に、いがみ合いも強いのです。

この地はこれらの宗教にとって、聖地でもあります。

歴史上、エルサレムを起こしたのは、ヘブライ人です。キリスト教は、ローマに占領された時代にヘブライ教から起こります。その後その地を追われたヘブライ人の代わりに栄えたのは、パレスチナ人です。そしてイスラムの聖地ともなります。

第一次大戦で、ユダヤ人とアラブ人に二枚舌を使ったイギリスは、二つの民族の建国を出来るわけもなかったのです。第二次大戦後、独立戦争によって建国したイスラエルは、その後の戦争で、死海を南北に延長する線で、ヨルダン領を占領したままです。

占領地の返還若しくは、パレスチナ国家の建国は、ヨルダンによる反対を含め、実現しそうにありません。エルサレムは、イスラエルによる占領前は、イスラムの町とイスラエルの町に分かれていたのですが、今は占領地の中になり、パレスチナの中心ともなっています。

占領地にはイスラエルが強引に入植し、多くのキブツを作っています。これをパレスチナに返さないイスラエルに対し、パレスチナ側は、強硬な姿勢を崩しません。そんな中での首都承認は、火に油を注ぐような結果となります。今後パレスチナ人とイスラエルの武力衝突が多岐にわたり起こると予測されます。

多くの紛争を勝ち抜いたイスラエルは、対パレスチナ紛争に自信を持っているようですが、パレスチナ側にロシアや中国が援助するとなれば、形勢がどう転ぶか分かりません。日本は、安倍政権がトランプ政策に追従すると思われますが、火中の栗を広く事は無いと考えます。しかし尖閣と北朝鮮問題で米国の支援を受けたい現政権は、エルサレムの首都承認に傾くと思われます。そしてイスラム諸国との関係を悪化させるのではないかと考えます。
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それを理解するには、イスラエルっていう国の成立段階から知ってないと無理です。

イスラエルはユダヤ人の国だけど、過去(と言っても紀元前だから2000年以上前)の戦争でユダヤ人達は今のイスラエルがある辺りにあった国を奪われて散り散りになりました。その散り散りになった生き残りが第二次大戦後に故国に戻って建国したのがイスラエルです。

ただ、故国に戻ってというと自然っぽいけど、でもその2000年の間には別の国になって違う人達が住んでいたわけで、その人達を追い出しちゃったんです。追い出された人たちってのが、パレスチナ人(イスラム教徒)です。

…どうです?テロを繰り返すイメージのパレスチナ人が気の毒に思えてきませんか?また、イスラム教徒がイスラエルを敵視する理由が見えませんか?

あとエルサレムはもともとユダヤ教の聖地で、キリストがエルサレムで処刑されたことからキリスト教の聖地になり、さらにムハンマドが神と面会したということでイスラム教の聖地にもなりました。こうした複雑な土地を首都と宣言したらどうなるでしょうね?

今後はイスラエルが「エルサレムはすべての宗教にとって開かれた聖地である」とか何とか宣言すれば、多少は静かになるかも知れませんけど、この地域はまた不安定化するでしょうね。当事者じゃない国から見ても、なんだよせっかくISが縮小してきて落ち着いたと思ったのに、なに余計なことしてくれたんだよって感じじゃないですかね。
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