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『アイスエイジ』とか『モンスターズインク』のような映画はデジタル映画(デジタル映像?)といえますよね?『千と千尋の神隠し』は違いますか?映画を見るんだったらデジタル映画がいいよ!と友人に薦められて何か見ようと思ったのですが、どういうのがデジタル映像というのかよくわかりません。おしえてください。お願いします。

A 回答 (4件)

上映のしかたと、制作(映画の作り方)とが混同されているようなのですが、おそらく、ご友人が薦められたのは、デジタル方式による上映のことだと思います。


DLPやD-ILA方式が登場してきていますが、フィルムに代わり、デジタルデータをプロジェクターで投影する方式ですが、ビデオプロジェクターと違い、色合いや色味、動きがフィルムと遜色ないように考えられた上映方式です。

とくに、そのような上映方式を前提にして作られた作品が、最近よく言われる「デジタルシネマ」です。
一般的な映画はフィルムでの撮影・編集が中心ですが、撮影をデジタルビデオカメラ(デジタルハイビジョンカメラ)で行い、デジタルデータのまま、編集し、最終的な完成まで行います。アニメでは素材を除けば、すべてCGとして作られたもの、いわゆるデジタル制作されたものがそれにあたります。「トイ・ストーリー」など全編が3DCGで作られた作品を皮切りに、「モンスターズインク」など全編CGによるアニメではすべてデジタルで制作し、そのままDLPで上映されています。
「千と千尋の神隠し」も同様にデジタルで制作され、フィルムでも公開されましたが、DLP版はデジタルデータとして完成したものをそのままデジタルのまま上映しています。実写では「スターウォーズ」の新シリーズ、邦画では「あさま山荘」などがデジタルシネマとして制作され、DLPで上映されています。

それぞれの映画の公開時や劇場で、DLP上映(デジタル上映)の有り無しがわかりますので、一度見てみると興味深いと思います。

なお、「千と千尋の神隠し」はデジタルアニメーションとして原画・動画・背景など手書き素材をスキャニングし、デジタルデータを彩色し、ムービーとして完成・編集し、色調整までをすべてデジタルで行っています。上映はフィルムのほか、デジタル上映方式、DLPでも上映されたので、「デジタルシネマ」といっていいと思います。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなってしまってごめんなさい。私は物覚え悪いので一度で理解できないかもしれませんがいただいた回答を何回も読んで覚えるつもりです。とても詳しい回答ありがとうございました。

お礼日時:2004/10/07 18:27

お返事ありがとうございます。



デジタル処理とCG(コンピュターグラフィック)を混ぜてというか(きっちりわかってないというか)の説明になってしたってすみませんでした。

私の書いたのはどちらかというとデジタル処理というよりCG(コンピューターで画像を作る)の説明になっていたようです。

すみませんでした。

素敵な映画に出会って下さいね。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなってごめんなさい。2度も回答してくださってありがとうございます!またわからなくなりそうだったら回答を読もうと思います。ありがとうございました。

お礼日時:2004/10/07 18:24

『アイスエイジ』や『モンスターズインク』は3DCGをメインに使用したデジタルの映画ですね。


背景などは3DCGで作りこんでしまうと、手間隙がかかってしまうので、マットペイントで処理していることもあるようです。

『千と千尋の神隠し』は工程がデジタル(PC上での作業)がメインですが、背景部分は紙の上でかかれたものを絵の具で塗ったアナログの素材も使われているようです。

最近のTVアニメーションは、セル画に色を塗ると言ったタイプの作り方ではなく、原画を取り込んでPC上で色を塗っていくという方法で作られているので、殆どがデジタルの作品です。
背景は絵の具で描かれていたりもしますが、PCに取り込んでグラフィックソフトで修正や手入れをしたりしているようです。

セルシェーダーなどの技術を使うと、3DCGが2Dの絵のように見えるので、知らずに3DCGを使ったアニメをみている事もあります。
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この回答へのお礼

作り方にもいろいろあるなんて全然知りませんでした。何気なく見ているアニメも工程を知るとすごく興味深いものになります。勉強になりました。ありがとうございました!

お礼日時:2004/09/23 16:02

はじめまして。



間違っているかもしれないですが

アニメでのデジタル処理というのはパソコンを使っての映像を作るということで「千と千尋の神隠し」でも「もののけ姫」でも一部使用していたと思います。
特に「もののけ姫」はどこでデジタル処理を使っているかはわかりやすいと思います。

デジタルに対してたぶん手書きということが対象となると思うのですがデジタルはたいへん進歩してきましたのでもう手書きと変わらないぐらいの精度にもなってきていると思いますが手書きならではのソフトなタッチを出すのが難しいと言われています。

昔のアニメでは「ゴルゴ13」の劇場アニメなどは初期のデジタルですから違いがはっきりわかります。しかし「ファイナルファンタジー」(映画版)のようにやはりデジタルを中心に作成した作品は画像に明らかに違いを感じる場合が多いと思います。

「イノセンス」「アップルシード」など最近作ではデジタルをほとんど感じさせなくなってきましたが、まだしばらくはデジタルと手書きをどう組み合わせて良い映像を作るかという時期ではないでしょうか?

「スターウォーズ」「ハリーポッター」シリーズ「ロドオブザリング」シリーズも勿論デジタルのみで作った作品ではありません。

個人的にはデジタル部分が多い作品が良いという意見は特には持っていません。

あまり気になさらず興味のある作品、見てみたいと思った作品をご覧になるのが良いのではないでしょうか?

少しでも参考になりましたら幸いです。
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この回答へのお礼

デジタルとか新しいことにうとくて全然知らないことばっかりだったんですけど、回答してくださったのを読んだらとても勉強になりました。興味が出てきたらいろいろ見ようと思います。ありがとうございました!

お礼日時:2004/09/23 15:51

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