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映画監督の成瀬巳喜男や溝口健二は兵役についてはいないようですが、どうしてでしょう?(ちなみに、小津安二郎は複数回召集されています)。

A 回答 (1件)

国民皆兵であったので、全ての男子は徴兵検査を受けました。

甲、乙、丙、丁、戊と5段階で、甲、乙が合格です。丙は一応合格、丁は、徴兵免除、戊は不合格なので、徴兵されません。

①現役:甲種合格は2年の兵役。海軍は3年。以下ややこしいので陸軍のみを説明します。20~22歳。乙種は甲種の予備です。戦時には現役として徴兵されます。
    予備役:現役終了後5年4カ月の予備役。ここまでを常備兵役と呼びます。20~27歳。
    後備予備役:27~32歳。
②第一補充兵役:現役と成らなかった乙種合格に当たります。20~32歳。
③第二補充兵役:現役、第一補充とならなかった者がこれに当たります。
④第一国民兵役:第一、第二補充兵役が終わった者。~40歳。
⑤第二国民兵役:丙種合格者。17~45歳。

お分かりのように、46歳となれば兵役は無くなります。戦時中は、国民兵役は、45歳まで延ばされたので、満州や、沖縄では17~45歳の男子は甲~丙種合格者の全部が徴兵されたようです。

昭和14年から徴兵制度が戦時に切り替えられたので、丙種合格者まで、補充の為徴兵されることになりました。徴兵されなかったとすれば、45歳以上だったのでしょう。又徴兵されてむも、予備役や後備予備役、第一補充兵役、第一国民兵役と召集解除、除隊となる場合もあり、この場合は制限年齢到達まで何回も召集されます。私の父は、32歳時予備役で召集され、37歳で除隊、38歳で再度召集され南支、香港、マレー、シンガポール、タイ、ビルマ、インド、フィリピンと転戦しています。
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この回答へのお礼

細かいご指摘有難うございます。

お礼日時:2018/02/03 18:33

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