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童謡「ななつの子」で、「ななつ」ということばの意味ですが、1.カラスの7羽の子、2.カラスの子で、年齢で言えば7歳にあたる子、のどちらなのでしょうか?意味を深く考えたこともなかったので、私は1だとずっと思っていたのですが、友達で、2だと言ってゆずらない人がいるので・・・。
その友達が2と主張する根拠は、1なら、「ななつ」ではなくて、「ななわ(七羽)」が正しいからだそうです。そのへんは童謡なので、ななつでも七羽でもいいのではと私個人は思うのですが。正しくはどちらなのでしょうか。

A 回答 (4件)

これは、かなり以前から論議されているものです。

自分なりにいろいろ資料を収集してあります。私は「物書き」のひとりです。

「ななつ」「ななわ」の問題は、どちらでも問題ありません。鳥ですから「ななわ(7羽)」が正しいことは、言うまでもありませんが、童謡、唱歌、童話などには、このような例はたくさん、たくさんあります。全く別ですが、「夕焼け小焼け」の「小焼け」って何でしょうか? 童謡類のみにおける特殊表現です。小焼けなんていう日本語は本来は存在しません。

脱線しました。お尋ねの「7羽」説。カラスが7歳になっていれば、「子」ではない。だから7羽だという科学的根拠で、これが主張されています。しかし、一度に7羽も子を産むこともない、という、これも科学的根拠による、否定主張もあります。

「7歳」説。上記の7羽否定根拠による説がひとつ。加えて野口雨情(作詞者)記念館の館長をしておられる雨情の孫娘の主張です。この歌のモデルは、何と、雨情の息子(館長の父親)であって、その息子が7歳のころに作られた歌なので、7歳である、とのことです。身内の主張であって、説得力があります。

しかし、この童謡が作られた1920年(発表は1921年)当時は、たしかに年齢的に合致します。が、さらに調べると、この歌の元歌である「山烏」という詩が、「可愛(かわい)七つの、子があれば・・・」として、1907年(子供の生まれる以前)に発表されていて、完全に矛盾します。矛盾しても、「だから7羽だ」ということではないのでしょうが、子供の年齢とは結び付かない、ということです。

結論としては、7歳でも7羽でも、「正しい」とは言えない、となりましょうか。語呂の良い「ななつ」にしたのかもしれません。別の歌で「じゅうさん ななつ」という歌詞もあり、これにも共通するかもしれません。

嫌われもののカラスを「かわいい」ととらえた、雨情のやさしさを評価したいと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。からすって最近ではあまりイメージではないけれど、この歌だけは別という感じがしますよね。

お礼日時:2004/11/02 19:54

ここに回答している4名はたまたま、日本人口または世界を吹くむ中のほんの4名です。

私も。私も、疑問に思ってましたが、いつか過去に7歳の子と信頼置けるすじが語ったと読んだことがある。ここまでは事実で自信があるが、その内容については、保障できない。
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両方の説があるようです。


わたしは、続きに「丸い目をした いい子だよ」というところを聞くと、七羽ではなくて、一羽のかわいい子どもが浮かびます。「いい子」という表現に、作者も一羽を思い浮かべて作ってのではないかと思います。

自分にもかわいい七歳の子どもがいて、たまらなかったのではないでしょうか。からすが盛んに鳴いているのを聞くと、カラスも自分の子どものことをかわいいかわいいと鳴いているように聞こえたのではないかなと思います。自分の気もちがそうだと、周りの様子もそのように思えることがあるからです。

私の解釈です。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。「丸い目をした いい子だよ」だけだと、確かに1羽という気がしますね・・・

お礼日時:2004/11/02 19:52

同じような質問がありました。


過去ログを参考になさってください。

カラスの寿命?ななつのこって?
http://okweb.jp/kotaeru.php3?q=957121
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この回答へのお礼

ありがとうございました。いろいろな解釈があっておもしろいです!

お礼日時:2004/11/02 19:50

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