薬局で処方している常温保存の医薬品は酷暑(時に寒波)の中変質したりしていませんか？

常温というのは日本薬局方では 、常温：１５～２５℃そして室温：１～３０℃と規定しているそうです。一般薬局の保管庫でも年に何度も氷点下や30度を超える気温になる環境で医薬品棚に放置し毎日患者に渡していますが、成分や効果に影響はないのでしょうか？また法律上問題はないのですか？

エアコンなどの保冷環境が必要なのではないでしょうか？夜間や休日にはエアコンついてないようですが薬局の皆さんどうしているのでしょうか？

No.1 ベストアンサー 回答者： Lescault 回答日時： 2018/11/08 20:22

こんにちは。

医薬品メーカーの管理薬剤師です。
少なくとも市場に出回っている医薬品で、保存条件が室温とされているものについては、実は更に厳しい保存条件（主としてより高温の温度条件）における安定性を検討する試験も実施されており、40度で6ヶ月保存したときの安定性が保証されなければ、販売の承認が得られないことになっています。要するに、それほど長い期間でなければ40度近くで保存しても大丈夫ということです。

この回答へのお礼

大変参考になりました。町の薬局でも安心して薬がいただけます。

お礼日時：2018/11/09 02:38