
No.2ベストアンサー
- 回答日時:
ダークマターに関連した最新の観測例では,チャンドラX線観測衛星が発見した孤立楕円銀河におけるハローの存在があります。
参考URL:http://www.astroarts.co.jp/news/2004/11/09ngc455 …
No.3
- 回答日時:
ダークマターというのは、質問者ご自身がおっしゃっていたように、「目に見えないが、質量はある」というモノです。
この存在は、例えば銀河の半径と回転速度の関係から導くことができます。
渦巻き銀河などは名前のとおり渦を巻いて回転しているわけです。
普通だと銀河中心の回転速度Vは、中心からの半径rの球内に含まれる質量をM(r)とすると、
V^2∝M(r)/r ・・・式A
と表わせます(遠心力と重力の釣り合いから)。
一方、下に我々の銀河の半径rと回転速度Vの大まかな関係をグラフに表わします。
V
|
| / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| ./
|../
|/
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄r
↑この辺が太陽
これを見ると、回転速度Vが中心を除くと一定になっていて、それが我々の太陽の位置(r=8.6kpc)を越えて続いているということがわかります。
式Aより、Vが一定ということはM(r)/rが一定、すなわちM(r)とrが比例関係にあり、rが大きくなれば(=中心から遠ざかれば)同時にM(r)も大きくなるということになります。
ところが、観測にかかるような恒星や星雲、ガスなどは我々の太陽より外側にはあまりありません。
つまり、見えるものがないにもかかわらず質量はあるといった、不思議なことがおきます。
これを説明するためにダークマターが考えられました。
ちなみに余談ですが、ダークマターはよく「暗黒物質」と訳されますが、あれはあまり物事の本質を捉えてはいないようです。
ダークマターは「暗黒」なのではなく、「透明」だから観測にかからないわけです。
だから、もし正しく呼ぶとしたら、「透明物質」と呼んでやるといいかもしれませんね^^;
この回答への補足
わたくしの説明が足りなかったかもしれませんが、今回知りたかったのは「観測的」な証拠でした。でも詳しい解説をありがとうございました。
補足日時:2004/11/16 23:01No.1
- 回答日時:
こんにちは。
このサイトはどうですか?
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%83%BC% …
参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%83%BC% …
お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!
おすすめ情報
デイリーランキングこのカテゴリの人気デイリーQ&Aランキング
おすすめ情報