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最大定格を上回るとトランジスタが破損する理由ってなんですか?

A 回答 (3件)

トランジスタの種類は多く、コンデンサー(整流)の役目をする物もあります。


人間で言うと、便秘状態で大量に食事をするとさらに腸内が一杯になります。
さらに進むと、腸閉そくで腸が破裂します。
同様に、トランジスタ内の電子回路が破裂します。
追、電子回路の中には大きな故障を無くすように修理がし易い所で、わざと壊れる様にしている事もあります。
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トランジスタの絶対最大定格の項目には主に



1)コレクタ・ベース間電圧 VCBO
2)コレクタ・エミッタ間電圧 VCEO
3)エミッタ・ベース間電圧 VEBO
4)コレクタ電流 IC
5)ベース電流 IB
6)コレクタ損失 PC
7)接合温度 Tj
8)保存温度 Tstg

の8つがあります。それぞれの絶対最大定格を超えた場合のトランジスタの破壊理由は下記のような理由があります。

1)コレクタ・ベース間電圧 VCBO:コレクタベース間の接合の耐圧を超える電圧が加えられるために異常な大電流が接合に流れてしまうため。
2)コレクタ・エミッタ間電圧 VCEO:コレクタエミッタ間の耐圧を超えるために異常な大電流がコレクタエミッタ間接合に流れてしまうため。
3)エミッタ・ベース間電圧:エミッタ・ベース間の接合の耐圧を超えるために異常な大電流がエミッタ・ベース間接合に流れてしまうため。
4)コレクタ電流 IC:コレクタの許容電流を超えた電流によりコレクタが熱破壊される。あるいはチップとリードを結んでいるボンディングワイアが焼損してしまう場合もある。
5)ベース電流 IB:ベース電流が許容電流を超えるとベースーエミッタ接合が熱破壊される。
6)コレクタ損失 PC:コレクタの温度が異常に上昇しトランジスタ・チップが熱破壊される。熱でトランジスタのパッケージも損傷を受けてしまう場合もある。
7)接合温度 Tj:チップ全体の温度が許容値を超えると接合部のいずれかあるいは全体が熱破壊される。
8)保存温度 Tstg:保存温度の上限を超えてしまうとまず、パッケージに損傷がおこる。パッケージに損傷が起きると外気がチップまで侵入しチップの劣化を早めたりする。
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この回答へのお礼

ありがとうございます

お礼日時:2019/01/24 20:09

電圧の絶対最大定格を超えた電圧を加えると、トランジスタ内部で絶縁破壊します(電気的に破損します)。

トランジスタ内部は極めて小さく薄く作られているので、絶対最大定格を超えた電圧をかけると耐えられないわけ。
また消費電力の絶対最大定格を超えた使い方をすると、内部の発熱が高くなりすぎて熱的に破損します。
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この回答へのお礼

ありがとうございます!
わかりやすい!

お礼日時:2019/01/23 20:41

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