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低圧電気は交流600v以下 直流750v以下と決まっていますが、この電圧が決まった理由は?

ただし、交流と直流の電圧差は交流の実効値と最大値の関係でもないようです。

A 回答 (1件)

(社)日本電気技術者協会の公開情報があります。


http://www.jeea.or.jp/latest-info/release/pdf/08 …

>交流低圧の600V以下は、昭和40 年に新しくできた電気設備技術基準により、300V以下から600Vに変更された。
>米国の低圧限度が600Vであったことも考慮して、引き上げが行われた。

>直流電圧区分の変更
>昭和24 年までは、直流と交流の関係は2 対1の比率で規定されており、明治初期
>には高圧は直流300V以上、交流150V 以上となっており、その後直流500V以上、交
>流250V 以上となり、明治30 年に直流600V、交流300Vとなっている。一般に絶縁物
>の耐電圧については直流は交流に比べて、かなり高い値を示すものであり、人体に対
>する影響も直流は交流に比べ危険度は低いとされている。しかし、厳密な理論値は定
>められていないこともあり、また、基準における電圧の区分は、設備の実態を考慮し
>て規定されるので、交流高圧の限度が変更されたからといって、直流の限度は変更さ
>れていない。直流については営業用の電気鉄道の電圧、600V、750V、1,000V及び1,500
>Vがあるが、750Vまで路面電車の電圧として使用されることから昭和24年の改正
>750V が低圧の上限とされた経緯がある。
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