人生のプチ美学を教えてください!!

どのカテゴリーに登録すればよいか迷いましたが、人間関係のカテゴリーに置くことにします。

弁論術を学びたいと思っています。私は公の場所に立つことは勿論、自己主張をすることが苦手が苦手な部類の人間です。
なにか交渉時やトラブルが発生したときに、相手にのまれず、的確な言葉でうまく対処することの必要性を感じています。

相手を納得させるためには、まずそうさせるだけの知識が必要だと思います。一応その努力はしているつもりなのですが、なかなかうまくいきません。
自己主張、弁論術に自信があるみなさんは、どうやってそれを体得しましたか?

できれば、それまでの経過やお薦めの本、ホームページなどを教えてください。

A 回答 (2件)

 私は専門家ではありません。

「弁論術」を専門に勉強した訳でもありませんが、日々の業務で私なりに感じる事を書いてみますね。

 まず、「弁論」の目的とはつまり、相手を「論破」する事ですよね?簡単に言えば、自分の意見を相手に受け入れさせ、自分の目的とする結果を導く。その為には、「自分の目的とする結果」「自分の希望」を最初に明確に持っている必要があります。これが自分でもわかっていないと、弁論の基盤がすぐにぐらつき、相手に巻かれてしまいますね。

 自分の目的意識をはっきりと持ち、それを貫いていこうとする「信念」が、何よりも人の心を打ち、とらえると思います。「弁論」や「自己主張」の為の、話術や言葉の組み立てのテクニックは、あくまでも、小手先の技でしかありません。どんなテクニックや話術があっても、「人の心に響く信念」がなければ、人を納得させ、動かす事は出来ません。

 >相手を納得させるためには、まずそうさせるだけの知識が必要だと思います。その通りですね。知識は必要不可欠です。例えば自分の担当する「商品」やプロジェクト、業務の内容、人間関係、話の流れ(いきさつ)、原因や問題点・・・等々。相手を納得させ、目的とする結果を出すためには、事前に知っておかなければならない事はたくさんあります。その勉強は多く出来る程良いでしょう。

 でも、「知識」だけでは相手を納得させることは出来ません。少なくとも、私は納得しないでしょう。私なら、「知識はあってあたり前の事」だと思うからです。じゃ、何で納得するか?

 (1)どんな目的意識を持っているのか?
 (2)私(交渉相手)や、周囲を取り巻く事態を、どれだけ親身に考えてくれているか?
 (3)将来にわたり、どれだけ利益になることなのか?(利益とは、金銭的意味だけではなく。人間関係、モノなど、幅広い意味でです。)
 (4)あなた(交渉に来た人物)が、どれだけ問題意識を持って取り組んでいるか?それに対して、より正しい対策、解決策を具体的に持っているか?それを導き出せるか?そして、それをやってくれる人なのかどうか?

 私が人と交渉する時は、どんなに時間がなくても(1)~(4)はたいてい考え、準備し、自分なりに答えを出しておいてから、話をしますし、交渉される時は、最低でも(1)~(4)のような事を相手から読み取ろうとします。

 そう、相手の「信念」を読み取ろうとし、相手には自分の「信念」を伝えたいと思います。私自身、いつも自信がある(勝算がある)訳でもないし、話術のテクニックがある訳ではありませんが、「心のある」交渉なら、必ず相手の共感を呼び、うまくいきます。逆に自分の信念に合わない相手なら、例え、私が立場上劣位であっても、お断りします。

 自己主張や「弁論術」、テクニックは大切です。上手なテクを持っていれば、それにこした事はありません。でも、そのテクに溺れてしまってはいけない。口先だけでは、誰の共感も得られないし、誰を説得する事も出来ないと思うのです。人様の為、自分の為に黙って「行動」し、どんな苦境にも耐え、良い結果を出せる人が、いろんな意味で一番「強い」と思います。

 それを踏まえた上で、「弁論」いわゆる「表現」のテクニックを身につけて欲しいと願います。その為の本などは、本屋さんへ行けば、たくさんありますよ。また、このカテでも、回答で20ポイントがついている回答を拝読していると、なるほどなぁ~と勉強になる事が多いです。回答内容もさることながら、その表現力、質問者さんの気持ちをとらえた「何か」が必ずある訳で、その「何か」を考えてみると、人の心をつかみ「説得」する方法の大きなヒントが見つかると思います。

 どんな場所にも、自分を磨く何かが隠れているものです。何を感じて、自分なら、こうする、こう思う。こう言ってみる。その訓練をしてみたらいかがでしょうか?頑張って下さい。

 長文、ご勘弁下さい。私もまだまだ勉強中です。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
>心のある」交渉なら、必ず相手の共感を呼び、うまくいきます。
そうですね。つい自分本位な考え方になってしまいがちです。弁論術というテクニック自体も大切ですが、それを用いる場面では、人との係わり合いが前提となっているわけですから、相手の立場に立って考えることは重要なことですね。
>また、このカテでも、回答で20ポイントがついている回答を拝読していると、なるほどなぁ~と勉強になる事が多いです。
こういった掲示板の存在を初めて知ったのですが、ざっとみて質の高い回答が多いと感じました。質問、回答、閲覧と、これからこちらの掲示板を利用していきたいと思います。
長文ありがとうございました。参考にさせていただきます。

お礼日時:2004/11/28 23:00

気に障る表現があるかもしれませんが、お許しください。

私は廻りから、「口がうまいなー」とか「説得力あるなー」など普段いわれるほうですが、私は弁論を術として考えたことはありません。(某弁論大会過去2回優勝した時は術を使ったかもしれませが・・・)
 弁論の強さは、人生経験の深さでもあり、それから来る自信、また、負けたくない為にしている不断の努力(勉強)の結果が口を動かせているだけです。自分に自信がなければ口は動きません(相手を納得させることが出来ない)。また、行動した成果を積み重ねなければ自信も生まれません。そして自分が苦労してきたことによって、相手の弱さも理解できますから、容易に相手の心の中に入り込み、気持ちを動かすことができます。最近では相手の性格を最初の3分で読み取り、それに合わせて言い方を変えています。
 弁論を術として考え、行動を始めようとするならば、たぶん、付け焼刃のような形になり、相手からあなたのオーラの弱さを見抜かれ、論破することはむずかしいと思います。
 まず、自分の行動を充実させ、苦労をし、自信を深める事に重点をおいてください。また、本を探すにしても情報ゼロの状態から自分の足で探すことから始めてください。
 失礼な言い方をしてしまったことをお詫びいたします。
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