dポイントプレゼントキャンペーン実施中!

揚げ物専用の鉄なべというものが売り場にありました。
箱の説明を見ると、「揚げ物専用なので他の用途(煮物など)には使用しないでください。」というような内容が記されていました。
揚げ物に適している作りになっている、というならわかりますが、煮物をしてはいけない、というのが理解できません。
煮物をするとなにか害があるという意味なら、どういう害が考えられるのでしょう?

もうひとつ。小型の中華鉄なべがあって、そちらの説明には「シリコン塗装してあるので、使い初めの空焼きの必要がありません。」というようなくだりがありました。
これもどういうことかわかりません。
シリコン塗装なんてしてあったら、加熱したとき有害物質が出そうで怖いのですけど、どうでしょうか?
なべの塗装にシリコンって一般的に使われているのですか?

A 回答 (3件)

揚げ物専用の鉄鍋の煮物禁止は、


多分、サビ予防じゃないかなと思います。
きちんと手入れする自信があるならば、
煮物してもいいかもしれないですね。
私は手入れが面倒だと思うので、
揚げ物専用鉄鍋なら揚げ物にしか使わない気がしますが。(^^;

最近は、賠償責任を問われることを考えて
とても細かくただし書きしてあるようですから。
ようは、揚げ物専用と仮定して作ってあるので
他の使い方して何があっても(サビたとかゴゲたとか)
責任はもてませんということだと思います。

シリコン塗装は、フッ素塗装とかテフロン加工とかと
類似するものだと思います。
最近では、それほど珍しいものではないと思いますよ。
製菓用焼き型などに、よくシリコン加工されたものがあり、
型の下準備をしなくても型離れがいいです。
(オールシリコンの柔らかい型ものもあります(オーブン専用))
有害物質はでないと思いますが、
塗装加工してあるのでずーっと使っていると
剥がれたり、傷がついたりして、
買い替えないと使い勝手が悪くなることはあると思います。
なんらかの塗装加工がしてあるものは、
空焼きすると塗装加工が痛みますので、
空焼きの必要が無いというよりも
空焼き禁止と思っておいた方がよいかと思います。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

これはまた納得のいくお答えをありがとうございます。
製造者責任の免責を意識して、こういう記述になったというのはうなずけます。
でもやっぱり鉄なべはお手入れが大変そうですね。
シリコン塗装って普及しているものなんですか。全然知りませんでした。
オールシリコンの製品があるとはびっくりです。柔らかいのですか…想像もつかないです。

お礼日時:2004/12/05 23:00

通常の鉄なべでは表面に水酸化鉄(黒錆び)などの皮膜が作られていて、水を使った料理に使用しても、錆びが発生したり不必要に鉄分が溶け出して金臭い味になったりしないように加工が施してあります。

多分その鉄なべにはこれらの処理がなされていないのでは?例えばなべはだが銀色だったとか・・・何の表面処理もしてないなべではこれらの弊害を招くので油を使う揚げ物専用としてあるのでしょう。

中華なべやフライパンは最初に使うとき思いっきり強火で油をしき油になべ肌をなじませると言うことを行います。こうすると後々焦げ付かない良いなべになるのですが、シリコン塗装というのは初耳です。シリコン自体は人体にはまったく無害ですので問題はなさそうですが、詳細はわかりません。

ちなみにシリコンとは地球上に炭素についで多く存在する元素でハイテクの半導体の原料としても非常に重要ですし、ガラスなどもシリコンと酸素の化合物である酸化ケイ素(シリコンの和名はケイ素)が主成分です。医療分野でも広く使われる素材ですので害があるとは思えないのですが、シリコン塗装がなべにどのような効果をもたらすかは不明です。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

シリコンと聞いて、シリコンオイルとかシリコンゴムを思い浮かべてしまい、そんなもん熱して大丈夫なの?と心配してしまいましたが、確かに、ケイ素なら熱してもどうもないですね。
やはり皆さん「シリコン塗装」って聞いたことないようで…イメージしにくいですよね。
なべ製造業者が最先端の科学力を持ってなべを作っているのだろうか…すごく疑問です。
水酸化鉄の皮膜を作ってあるなべというのは、伝統的な南部鉄のすき焼きなべとか、ああいうイメージのものですよね。
私が売り場で見た「煮物禁止」のものは、てんぷら専用なべで南部鉄のなべとはちょっと違う感じだったかもしれません。

お礼日時:2004/12/05 20:28

こんにちは。

ojizou_sanです。

>煮物をするとなにか害があるという意味なら、
>どういう害が考えられるのでしょう?
鍋が錆びます。
揚げ物専用ということなら、
おそらく熱に強い処理はしているでしょうが、
防錆・耐食性にはそれほど強くはないでしょう。
防錆・耐食性に力を入れてしまうと、
耐熱性・熱伝導性が落ちますしね。
高価な素材を使えば別ですが。

ついでに言えば、焦げ付いてえらいことになります。
その鍋がどのようなものかはわかりませんが、
おそらく鋳物で、表面はざらついているのではないでしょうか?
さらに板厚はそれほど厚くない、と。
こういったものは、たっぷりの油、
あるいは大量の水がない状態でないと焦げ付いてしまいます。
しょうゆや味噌など、塩分が強くて酸性で
さらに強く熱するとすぐ焦げてしまうようなものを使う
煮物にはまったくもって不向きですね。

二番目の、シリコン塗装についてはよく知りませんが、
別にシリコンゴムを塗っているわけではないでしょうし、
特に問題はないと思われますが。
ただ空焚きのし過ぎはよくないかもしれません。
そのあたりは必要ならば説明書に記入されているでしょう。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

すごくわかりやすい回答をありがとうございます。
なるほど…鉄なべの化学は奥が深いですね。
鉄なべを使うと鉄分が摂取できて健康にいいと聞いて、なべ売り場をのぞいてみたのですが、取り扱いもコツが要りそうですし、まだまだ勉強しないといけないですね。
シリコンと聞いて、シリコンオイルとかシリコンゴムを思い浮かべてしまったのですが、そうですよね、まさかシリコンゴムをなべに塗るはずがないですよね。

お礼日時:2004/12/05 20:18

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!