プロが教えるわが家の防犯対策術!

nは反力数、sは部材数、rは剛節接合材数、kは接点数なのですが、何故r=4かわかりますか。

「nは反力数、sは部材数、rは剛節接合材数」の質問画像

A 回答 (1件)

rは節点である1つの材に剛接合されている部材数と言うことになりますがややこしいのでこう考えてください。


節点に集まる部材を繋げるのに必要な溶接回数。

左右対象なのでとりあえず左側の節点で説明します。
まず頂部の節点には斜柱と梁の2本の部材が剛に接合されていますがこの2本の部材を剛に繋げるためには1回だけ溶接が必要ですよね。
なのでr=1です。

次に中階の節点ですがここでは1つの節点に3方向の部材が集まっています。
※ここで注意が必要なのは中階の節点で、1本の斜柱と1本の梁(つまり2部材)が繋がっていると考えてはいけません。
あくまで節点から見て集まる部材数として考えますのでここの節点には3つの部材が集まっていることになりますね。
節点から見て下側斜柱と上側斜柱、そして右側梁です。
ここの節点を見ると右側梁は節点にピンで接合されているので溶接は不要です。
なので下側斜柱と上側斜柱を節点で繋げるために溶接が1回必要ですね。
なのでここもr=1です。
なので対称な右側を合わせて×2でr=4となります。

これが仮に梁がピンではなく同じように3本の部材共ト形に剛接されていたとすると、まず2本の部材(例えば下の斜柱と上の斜柱)を1回溶接し、残りの部材(梁)をそこにもう1回溶接すればト形節点の出来上がりで、つまりこの節点では2回の溶接が必要となりr=2となりますね。
    • good
    • 3

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!