原子ってそれ以上は分解できない最小の存在は確定なんですか？今のところはそうなんですか？デカルトは

Question

原子ってそれ以上は分解できない最小の存在は確定なんですか？
今のところはそうなんですか？
デカルトは「物質である以上は永久に分解できるはず」て言ってたらしいです。

Bunbuk803 · Accepted Answer

＞原子ってそれ以上は分解できない最小の存在は確定なんですか？

確定ではないことはもうずいぶん前にわかっています。
原子は『原子核』と『電子』からなっています。
これら、とりわけ『電子』は粒子として存在する時と波動として存在する時のふたつの状態があることが知られています。

物理学では長くこの『原子核』と『電子』が『それ以上は分解できない最小の存在』と言うことになっていましたが、現在では違います。

たとえば『原子核』は『陽子』と『中性子』からなることがわかっています。

さらに、その後の研究から、これらはいくつかの『素粒子』からなっていることもわかっています。

では素粒子が最小の存在かと言うと、それは現在世界中の物理学者が研究していますので答えはまだ出ていません。

現在では、私たちが知っている『物質』を構成する代物は、私たちがわかっている原子や電子だけでは説明できないものがあることもわかりつつあります。
我々がまだ知らないもののことを『暗黒物質』とか『ダークマター』と言うそうです。

過去に物理学者の何人かは理論的な考察の結果として、現在の状態や現象を説明しようとすると『ｘｘｘはｘｘｘでなければならないから、まだ見つかっていないｘｘｘのようなものが存在するはずだ』という予言をしています。
その結果、それを見つける様々な研究が現在世界各国で行われ、いくつかは実際にそれが確認されたりしています。

その結果を解析してみると、また新たな何かがないとその存在や挙動を説明できないということがわかってきています。
つまり、『それ以上は分解できない最小の存在』は、どんどん小さくなっているわけですから、『はい、これで確定』とはいっていないわけですね。

＞デカルトは「物質である以上は永久に分解できるはず」て言ってた

デカルトは数学者である部分は物理学者だった人ですが、１６世紀に生きた人で、
今日の原子などの近代的な概念や事実がわかってきたのは１９世紀に入ってからだそうです。
ですから、彼が言っていることは、アインシュタインなんかの物理学者が、物理学の法則や様々な測定データと言う事実を『理論的に解析』して得たものではありません。
言ってみれば『～なんじゃないかなぁ』ぐらいのものだったと思います。

暗黒物質の解明など、物理学にはまだまだ分からなくて解明を必要とするものがあり、その研究が進むにつれて『それ以上は分解できない最小の存在』はどんどん小さくなるでしょうが、それがどこまでかは、今のところは誰にもわかっていません。

それを称して『永久に分解できるはず』とは言えると思いますが、物理学者がいうそれとデカルトが言うそれとは『深さが違う』、あるいは『ただの感想と裏付けのある見通し』の違いがあると言えると思います。

quantum · Answer

物質の性質を決定する最小単位は原子（元素）ですね。
元素を構成する陽子や中性子はどの元素でも同じ物です。
なので、理論的には錬金術も可能です。
太陽のエネルギーでは、水素の核融合反応により鉄までは生成が確認されています。金はもっと重い、陽子等が多い元素なので、錬金術をするには太陽よりよほど大きなエネルギーが必要とされます、現状では。

satoumasaru · Answer

No７さんがおっしゃるとおりですが少し補足させていただきます。

＞原子ってそれ以上は分解できない最小の存在は確定なんですか？

今のところ、素粒子（電子、クオーク、ミュー粒子、ニュートリノ等々）が最小の単位とされております。これ以上分割するという考えは、現在の物理学の標準理論にはありません。

一般相対論と量子力学を統合する理論としてもてはやされている「超弦理論」も弦のさまざまな振動により素粒子がうみだされているとされています。

＞デカルトは「物質である以上は永久に分解できるはず」て言ってたらしいです。

私たちの常識ではそう考えるのが普通です。しかしミクロの事象は私たちの常識とはかけ離れてるんですよ。すでにエネルギーは分割できない最小の単位があることが明確になっています。このことから現在の量子論が生まれています。

エネルギーに最小単位があるのならば、とうぜんエネルギーと不可分な関係にある物質に最小単位があるのはまちがいないでしょう。ですので無限に分割などできません。

rockice00 · Answer

何を信じるのか？で　変わる

宇宙は物質だけの世界では無いので

becent · Answer

原子といっても、放射性同位体などは中性子とか出して変化しますよ。
水素はさすがに分解しないかもしれないですが。

デカルトの言っている物質はもっと大きな塊だと思いますよ!原子や分子の塊（石とかタンパク質とか高次のもの）
時代とともに科学の見解も変わっていくので、昔の偉人が言ってることは時代によって正しい部分と間違っている部分があります。

春閑 · Answer

「原子」はそれ以上分解できない存在があると古代に仮定した物質だ。
今現在では「原子」は、原子核と陽子、中性子がセットになっていることが判明しているが、まだ分からない部分は多い。
デカルトの「物質である以上は永久に分解できるはず」も素朴な推定ではあるが、正しいのか間違っているのかも誰も理論的に説明できていない。

ひなげしのはな · Answer

分解は出来るんでは？
原子核とグルグル回る中性子かなぁ？

lv4u · Answer

＞＞原子ってそれ以上は分解できない最小の存在は確定なんですか？

物理の本では、原子はさらに小さな粒子から構成されていると教えていたと思います。

ジャンボマックスmk-2SR · Answer

いちたすいちがが二なのと同じです。偉い人が決めた事は絶対です。ただ人間より優れた生き物が否定すれば別です。

原子ってそれ以上は分解できない最小の存在は確定なんですか？ 今のところはそうなんですか？ デカルトは