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JICAの海外シニアボランティアに興味を持っています。
自分の持っている経験・技能を途上国に活かし、また
自分自身の人生の幅を広げたいと思っています。
現地生活の手当てなどが支給されると聞いています。
ボランティアですから、多くは望みませんが、どの程度
でるのでしょうか。
JICAの募集要項やWebを見ても、所定の手当とだけあり、
具体的な条件や金額はありません。

OBの方や現役の方、よろしくお願い申し上げます。

A 回答 (1件)

処遇についてあまり明確に語られることはありませんが、現地での生活・活動にとって非常に重要なことです。


これからシニアボランティアを目指される方にとって、大変残念ですが今年4月の募集から処遇が大幅に低下になります。
これまでの専門家に近いイメージからJOCV(海外青年協力隊)に近いイメージになります。

処遇・制度はJOCV準拠
全てのコストをJICAが負担から、現地住民の生活レベルを維持する必要最小限の経費をJICAが支援になります。

現地生活費
現在の半額以下になります。それでもJOCVの倍はあります。国によって異なりますが10万円前後です。

住居手当
現在の約半額です。これは国によって非常に差がありますが600ドル前後です。

家族手当
これは改善かもしれません。
配偶者・子女の区別及び人数に関係なく、随伴または呼寄せる場合、
現地生活費の75%。

子女教育手当て
18歳以下の子女に対する手当てが無くなります。

赴帰任旅費
JOCV準拠。

国内積立金
従来通り月10万円弱が積み立てられます。任期が終わった時点で受け取ることができます。

休暇一時帰国
2年間の任期で1回日本までの往復航空運賃が支給されていましたが、廃止になります。但し派遣期間が3年以上となる場合、休暇一時帰国が有ります。

健康管理休暇
2年間の任期で1回最寄の先進国までの往復航空運賃が支給されていましたが、廃止になります。その代わりとしてJOCV同様任期中1度健康管理手当(300ドル程度)が支給されます。

任国外旅行(私費)
配属先の有給休暇の範囲内で、日本及び任国外への旅行が可能。
但し年間20日間が限度。従来は初年度が40日間、翌年は55日間取れました。

以上です。応募される場合、この条件を踏まえ、ご自身の意欲、健康などをよく検討されたほうが良いと思います。
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