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次の化合物のうち、2番目に弱い(pKaが大きい)酸はどれか。
①4-ニトロフェノール ②4-ブロモフェノール ③4-フルオロフェノール ④p-クレゾール ⑤フェノール
この問題の考え方を教えてください。

A 回答 (4件)

R-Ph-OH→R-Ph-O⁻  + H⁺ となりにくい順になります。


フェノキシアニオンの陰性の低い順がpKaの大きい順です。
Hammett則と言う経験則があって、Hammett則のシグマー値の大きい方から小さい方の順になります。
σ=NO₂>Br>F>H>OCH₃
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この回答へのお礼

わかりやすい回答説明ありがとうございます(^^)!!
Hammett則のσ値の順番は暗記するしかないですか?

お礼日時:2020/12/18 20:24

Hammett則のσ値の順番は暗記するしかないですか?



Hammett則は経験則で理論的裏付けはありません。しかし、実際に役立つのは経験則です。
正確に記憶する必要はありません。
シグマー値の大きい置換基:ーNO₂、ーCN、ーC=OCH₃
シグマー値の中位置換基:水素、ハロゲン
シグマー値の小さい置換基:ーOR、ーNRR’
位でざっと覚える程度でいいと思います。
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この回答へのお礼

わかりやすい回答ありがとうございます(^^)!!

お礼日時:2020/12/19 19:13

置換基の電子求引性が大きいほど強酸になる。


で、その電子求引性の大きさの順番ぐらいは知っておくべき。
ちなみに、電子供与性の置換基がつけばフェノールよりも弱酸になり、その電子供与性の置換基はその中ではメチル基しかなく、それが置換したものはフェノールよりも弱酸。
となれば、どれが2番目に弱いかは明らか。
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この回答へのお礼

ありがとうございます(^^)!!

お礼日時:2020/12/19 19:13

以下は、ヒントになりますか?



①4-ニトロフェノール 解離定数(pKa) 7.08(22℃)
②4-ブロモフェノール 9.37 (25℃)
③4-フルオロフェノール 9.89(at 25℃)
④p-クレゾール 10.26 (25℃)
⑤フェノール 9.95

酸が強いほど、pKaは小さい値
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この回答へのお礼

ありがとうございます(^^)!!

お礼日時:2020/12/18 20:24

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