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ロッキード事件のとき、中曽根康弘はアメリカに、何のもみ消しを依頼したんですか?

質問者からの補足コメント

  • 児玉がロッキードから受け取った手数料は、トライスターではなくて、P−3Cという軍用機の輸入に関するものだったんですか?

    No.1の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2022/03/17 12:20
  • 有名な話はトライスターの売り込みに関するものだったと思いますが、本当はP−3Cという軍用機の売り込み手数料が児玉に渡っていた、ということですか?

    しかしそれがなんで日米安保違反になるんでしょう?安倍政権だって堂々と、100機以上の戦闘機をアメリカから買いましたよね?

    No.2の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2022/03/17 12:23

A 回答 (3件)

P3-Cとトライスターの話は別々の話ではありません。

 両機ともメーカーはロッキードで、自衛隊へのP-3Cと民間へのトライスターはセット・ビジネスでした。 
P-3Cとトライスター両方の購入に関する贈賄事件が「ロッキード事件」です。 そして、そのロッキード事件の真の主役は田中角栄ではなく、実は中曽根康弘だったのです。 
ロッキード事件が発覚したのは1976年2月4日です。 米・上院の「チャーチ委員会」公聴会で、ロッキード社のコーチャン副社長らの証言により、自社の旅客機や軍事用航空機の売り込み工作が明るみに出ました。 全日空にL-1011トライスターを、防衛庁に次期対潜哨戒機候補P-3Cオライオンを導入してもらうため、ロッキード社の秘密代理人、児玉誉士夫や国際興業社主、小佐野賢治らを通じて複数の日本政府高官に裏金を渡したという内容でした。 
CIAのエージェントとして戦後日本政界で暗躍した児玉は工作資金として21億円をロッキード社から受け取っていました。 この21億円はP-3Cとトライスター両方の売り込み工作資金でした。 小佐野に渡った資金を含めるとロッキード社が日本への売り込み工作として支出したのは30億円といわれています。
裏金を受け取った政府高官として、真っ先に疑われた政治家は「中曽根幹事長(当時)」でした。 というのも佐藤内閣で運輸大臣や防衛庁長官を歴任していたことと児玉との関係が取りざたされていたことなどが背景にありました。 しかし、1976年のロッキード事件発覚当時、なんとか難を逃れようと自民党幹事長だった中曽根はジェームズ・ホジソン駐日米大使に「この問題をもみ消してほしい」と依頼したのです。 その旨を記したホジソン大使の国務省あて公電の写しが米国立公文書館のフォード大統領図書館に保管されており、2008年8月秘密指定が解除されたのにともなって公表された資料があります。 中曽根は、1976年、ロッキード事件への関与を疑われ、側近の佐藤孝行が逮捕されたましが、寸でのところ自らの身には司直の手は及ばなかったのは単なる悪運の強さだけとは言い難いものがあります。 
後に“(刑務所の)塀の上を歩いて内側に落ちたのが田中角栄、外側に落ち勲章までもらったのが中曽根”だと揶揄までされました。
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#1さんの回答の通りです。


この時、特捜本部が捜査していたのは、軍用機関係の、こちらの方でした。
その内に、米国側からロッキードに関する汚職情報が流れて来て、こちらの方は、有耶無耶になり、闇に葬られました。
田中角栄は米国の頭越しに、中国やソ連に出かけるなどして、米国に
とっては煙たい人物でした。
ロッキード事件は、田中角栄を葬り去り、軍用機関連の汚職を闇に葬る、
正に一石二鳥の、米国が仕掛けた罠としか思えないでしょう。
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「バイ アメリカン(アメリカのものを買え)」に始まる


軍用機。最初は売らないと言っていた対潜哨戒機P−3Cをアメリカは一転して売り込もうとする。その手先となったのが中曽根であり児玉だった。
 P−3Cは一機約百億円。百機導入したので一兆円のビジネスとなったが、全日空が買ったロ社のトライスターは二十一機で約千五十億円である。児玉がロッキードから受け取った二十一億円はP−3Cの手数料だった。これが知られたら、日米安全保障条約違反になるからです。
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