プロが教えるわが家の防犯対策術!

お世話になります。
光学の教育資料をつくっていて、説明テキスト自動読み上げ用のデータを作っています。

ファブリペローや、薄膜、くさびなどの干渉現象を説明するときの「等厚干渉」ですが
みなさんは
「とうあつかんしょう(重箱読み)」「とうこうかんしょう(音読み)」
どちらで読まれますか?

私のいま手元にあった本では
左貝「光学の基礎」 とうあつ
朝倉「光測定ハンドブック」 とうこう
ヘクト「光学II」 とうあつ
でしたが、ネットでは、とうこう もかなりあります。

なにか知見がありましたら、ご教示いただければ幸いです。

A 回答 (5件)

どっちも見たことあるような気がする。


等厚干渉縞
だと後ろの重箱読みに引きずられて
とうあつかんしょうじま
が多いと思うけど
等厚干渉
だと決まった読み方はなさそう。
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この回答へのお礼

ご回答、ありがとうございます。

なるほど、「等厚干渉縞」は
「トウあつ」「カンショウじま」の2重・重箱読み構造であること
気づきませんでした。そのとおりですね!!

「トーコーカンショーじま」と読むと、光学屋の多くは
「形状の等高線を示す干渉縞かな?」と、反対に近い意味に
思うように予想します。

じつは、以前、「干渉縞」を自動読み上げさせると、
「カンショーコー」とロボットが読み上げるんで、
ルビを「かんしょうじま」と記憶させる必要がありました。
たしかに、重箱読みなので、ロボットは音読みしようとしますよね!!

有名な用語では 「閾値」は「イキチ」か、「しきいチ」かなどは
初学のときは迷うのですが、そのうち、その業界の人々の読み方に
合わせることでしょう。

”「等厚干渉縞」が2重の重箱読み構造である”という知見は
そのうち講義かエッセイねたで使わせていたきたい!と思うほど
おもしろいネタでした。

 どうもありがとうございました。

お礼日時:2022/03/23 16:59

該当分野に明るい訳ではないですが。



等高線、等圧線、等長写像、等温過程などの読み方を考えれば、日本語としては「とうこう」と読むのが正しいのでしょう。

が、科学教育が目的なら日本語の正しさよりも「等厚干渉」を意味している事が伝わる事が優先されるべきです。

どちらが伝わりやすいかは聴衆や作成資料次第で一概には言えないのでご自身で判断してもらうしかないかと。(少なくとも、こう言う場で集まった回答の多数派に合わせたり、説得力のある説明をした人に合わせるのは不適切です)

例えば普段から等厚干渉という言葉を使う聴衆が相手ならその聴衆がよく使う読み方に合わせるべきです。
あるいは「等高線」という用語を頻繁に使う人が相手なら「とうあつ」と読むべきかもしれません。
「等厚干渉」に触れる前に「等圧」という用語をたくさん使ったのなら、「とうあつ」は「等圧」を想像させてしまう可能性が高いでしょう。
どちらか一方だけが正解という事はないので、「とうこうかんしょう または とうあつかんしょう」と読む事だってできます。

どちらの読み方でも「等厚」を想像してもらえないと懸念するなら、
「均一な厚さの膜で起こる干渉という意味で等厚干渉という」
など、漢字を想像させる説明を加えるのが必要なのかもしれません。

さらに言えば、文字で「等厚干渉」という文字を見せている事を前提にして良いのなら、どう読んでも伝わりやすさに大差はないでしょうから、お好きなように読めば良いとは思います。
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この回答へのお礼

丁寧なご回答をいただきまして恐縮です。ありがとうございます。

「伝わりやすさを、その状況や表示されている事柄を基に考えて決める」というご主旨、
まったく的を射たお答えで、ありがとうございます。

 つい、もう原稿ができていたものですから
「さて、どっちで読ませようか??」
の二者択一に陥ってしまいました。

 しっかりやり直せば、前後関係や状況から原稿を丁寧に直し
適切に表現するのが、最も正しい姿勢ですね。

 アドバイス、広く有効なお考えて、今後ともの教訓とさせていただきます。
ありがとうございました。

お礼日時:2022/03/23 16:45

学会として決めている場合もあるので、日本光学会

http://myosj.or.jpに問い合わせてみてはいかがでしょうか。私は、「とうあつ」の方が誤解が少ないのでいいと思いますが。自動読み上げでしたら「〇〇 △△ともいう」とする方が親切かも。
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この回答へのお礼

御回答、つけていただきまして、ありがとうございます。

たしかに、学会などの公式用語としての扱い、確認しておりませんでした。
調査してみます。アドバイスありがとうございます。

このあたりの業界は、言い方に2バリエーションの場合が多いので

代表例としては
「レーザ」と「レーザー」
「射出」と「出射」
「偏心」と「偏芯」
などです。

つい「どちらを選択するか?」の問題にしてしまうのですが
公式見解がある可能性がありますから、調査がまず第一でした。

ありがとうごいざいました。

お礼日時:2022/03/23 16:38

現代では「文章で書いたもの」をそのまま音読みすることが多くなり、「ヤマト言葉」としては分かりにくいものが多くなっていると思います。



最近の例では、コロナ対応での
「シュシショウドク」→「手指消毒」なので「てゆび(の)しょうどく」と読んだ方が分かりやすい
まん延防止等重点措置に基づく「シュルイテイキョウ」の自粛→「酒類提供」なので「さけるい(の)ていきょう」と読んだ方が分かりやすい
など。
法律用語の「まん延防止等」も「マンエンボウシトウ」と読むよりは、「マンエンボウシなど」と読むのが普通の感覚でしょう。

その意味では
・「等厚干渉」→「とうあつ」
の方が分かりやすいと思います。
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この回答へのお礼

お答え ありがとうございます。
たしかに、音読みデフォルトの読み方は、聴き取りにくいものがあります。

本件とは、少し異なるのですが、先日も
「こちらのかたは・・・」というつもりで「〇〇の方は」と書いたコメントを
「”〇〇のほう”とは無礼だ・・云々」と心外な反論叱責をうけて、難しいことだ!と思うという経験をしました。

あえて重箱読みなどをするときは、それなりの理由があるということは、念頭におくべきだと思いました。

ありがとうございました。

お礼日時:2022/03/23 16:30

私の持っている辞書では「とうこうかんしょう」です。

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この回答へのお礼

さっそくのご回答、つけていただいてありがとうございます。

トウコウ が音読みという意味では素直ですよね!

たぶん、トウコウというと、「等高」を連想してしまうんで、
あえて「トウアツ」って言う気がします。
引数を「インスウ」と言わずに「ヒキスウ」というみたいな感じでしょうか?

お礼日時:2022/03/22 19:30

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