生物学的に見て優秀な遺伝子の定義について、本には顔の良さ、体の左右対称性、テストステロン値の高さ、免

生物学的に見て優秀な遺伝子の定義について、本には顔の良さ、体の左右対称性、テストステロン値の高さ、免疫力の高さ、と書いてありますが、これらは当たっていると思われますか？

No.4 回答者： Yusura 回答日時： 2022/05/30 18:26

私は生物学の門外漢ではありますが、

現在の生物学の世界で、
「優秀な遺伝子」という概念は非常に薄いこと、
素人が「これは良い要素だから、良い遺伝子」と考えがちなことをほぼ否定していること、
特に専門の研究者ほどご質問で挙げられた要素を挙げて「優秀な遺伝子」とはみなさないだろうことは知っています。

（というか、
　挙げられたような要素はたったひとつの「優秀な遺伝子」により決まるものではありません。その時点でその本は素人の妄想…いえいえ、科学的根拠とは関係なく自由に語ったエッセイだと言い切れます。
また、たとえばテストステロン値は個人でも状況で高い低いが変わったりするほか、犯罪者はテストステロン値が高い傾向にあります。世界的に犯罪者の7割ほどは男である理由の一つはテストステロンが高いことではないかとも言われています。
「犯罪に走らせやすい遺伝子」って「優秀な遺伝子」ですか？
少なくともその本の著者は、盲目的なマッチョズムに染まっていますね。

それに、顔の良さって、時代や国によって美しさの基準は結構変わるのに？）

生物学の世界では、
優秀な遺伝子
などという概念はない、
しかしあえて、強いて言うならば、「より環境に適応し自身の複製をより広める遺伝子」が良いとか優秀な遺伝子と学者なら考えるだろう、
と生態学の研究者から言われたことがあります。
また、ほぼ同じ言葉を専門書や一般向けの本、ネットでも読んだことがあります。ネットのほうは書いた人の職業はわかりませんが。

またこの環境と変わっていくわけですので、違う環境に適応して形を変えたなら、その遺伝子は同じとみなしていいのか？
みたいな疑問もありますよね。

素人はとかく感情で決めがちです。

No.3 回答者： amelielico 回答日時： 2022/05/30 06:10

余談ですが、ちなみに「定義」とは、「そのようにする」と言うことですよ。

定義したことは、正しいかどうかというより、そう考えてそれを元にはなしを進めるということです。
正しいかどうかを問うのではなく、
「妥当」かどうかではないでしょうか。

この回答へのお礼

すみません。確かにそうですね。日本語間違えました。

お礼日時：2022/05/30 11:35

No.2 回答者： amelielico 回答日時： 2022/05/30 06:05

どの本ですか。

No.1 回答者： ひなげしのはな 回答日時： 2022/05/30 05:54

強い遺伝子。