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大鏡 花山天皇の出家にいて質問。以下の文の敬語の方向を教えていただきたいです。

⑤「さりとて、とまらせ給ふべきやう侍らず。神璽⚫︎宝剣渡り給ひぬるには。」 ⑦帰り入らせ給はむことはあるまじく思うして、しか申すさせ給ひけるとぞ。

よろしくお願いします。
補足
春宮の御方に渡し奉り給ひてければ、 この敬語の方向もお願いします

A 回答 (3件)

⑤は会話文ですね。

敬語の種類によらずその会話文の、話し手から聞き手に対する敬意が原則ですが「神璽⚫︎宝剣渡り給ひぬるには」は話し手の神璽⚫︎宝剣に対する敬意が表現されています。
⑦は地の文ですから原則作者から動作主に対する敬意となります。ただし「申させ給ひける」は二方面の敬語が含まれ、「申さ」は言われた側への、また「させ給ひ」は言った側への敬意です。

補足の文は地の文ですから⑦と同じように考えるとよいでしょう。すべて作者からの敬意で、二方面の敬語が含まれることも同様です。まず「渡す」という動作の受け手に対して敬意を表し、直後にその動作主にも敬意を証言しています。
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あとは以下のサイトの口語訳を参照して、登場人物また敬意の方向などは確認してください。


https://www.prep.kec.ne.jp/blog/26744
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補足です


⑤「とまらせ給ふべきやう侍らず。」は語り手の聞き手に対する敬意。

訂正です
⑦ 文末が「とぞ」で終わっていますが、これは世間の人がそう思ったという意味でしょうから「帰り入らせ給はむことはあるまじく思して、しか申させ給ひける」は世間の人の心中語つまり会話文です。
会話文の原則通りに基本的に世間の人からの敬意ですが、まず、帰り入る人への敬意、次に、思った人への敬意と続き、最後に二方面の敬語がありますから注意して、言われた人への敬意+言った人への敬意ということになります。

前の回答のタイプミス、「証言」は「表現」に置き換えてください。
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