プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

先日旅行で東京へ行きました。チェーン店ではないので食材の原価を正しく比較することができないのですが、アトレなど立地の良いビルで食事をすると、味は郊外のチェーン店なら500円の食事だというものが1500円くらいで提供されていました。
そこで気になったのですが、この差額の売上はどのような分配になっているのでしょうか?
テナント料が高いからでしょうか?それとも他に色々分配されていますか?
仮に売上の多くがテナント料に流れるなら田舎の鉄道の株よりも、JR東の株を買っていれば安定的に稼げるわけで美味しいなぁーと思ったりしますがそう単純ではないですよね?

A 回答 (6件)

皆さんの回答で大体論点は揃っていると思うんですが一点付け加えさせてください。



店子として入っているレストランから見れば、テナント料はコストです。しかし大家たるJR東日本から見れば、テナント料はまさに需要志向で決める値段です。「この立地ならテナント料いくらまでなら入ってくれる店がある」ということ。

もちろんJR東日本は儲かります。だから株主への配当金も多い、その代わり株価も高い。1株あたり何円という配当金を受け取るために、株価の安い企業より大きな初期投資コストかける必要があります。

ちなみにJR東日本の株価は高いと言っても、コロナ禍でどーんと下がって、今も4分の3くらいにしか回復していません。つまりコロナ禍の前に株買った人は大きな含み損抱えていることになります。

簡単な儲け話なんてどこにもないと心得るべきかと思います。
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質問者さんも多くの回答者さんも、価格は「コスト積み上げ」で決まると思い込んでいないでしょうか。

テナント料などコストを列挙している人がいます。
しかし、「需要志向」の価格設定というのもあるんですよ。「お客様はこの商品・サービスにいくらまでなら払ってくれる」で価格設定をします。

私は高級料理など分からないので、例としてシンプルなパスタ料理のカルボナーラを挙げる。大した材料は入ってないし、調理時間も短い。ご質問のような500円の食事に該当すると思う(ただし中級以上のレストランなら税・サービス料込みで2000円とかもあり得る)。
東京の(主要駅の)駅ビルの場合、不慣れなお客さんも多くて、例えば1500円までならカルボナーラに払ってくれそうだ。「東京の都心は物価が高くても仕方ない」とか、「高級チーズや生ハムを使ってるかも」とか思っちゃうのかな。
それでも結果は、高級チーズどころか生クリームもケチって牛乳と、安っすいベーコンなどで、500円レベルの味だった……。

差額の1000円の、たとえば500円は高コストによるものだとしても、あとの500円はボッタクリだと思います。
その手の店は、一見客(いちげんきゃく)で成り立っています。二度と行きたいとは思わないでしょ? 一見さんお断りではなく、一見さん目当ての店です。駅ビルのテナントという立地を利用(悪用)しているのでしょう。
それでも、たとえば新宿駅の近くに、千円のランチで味も量もけっこう良いような店も、探せばあるんです。慣れてる人はそういう店に行くんでしょう。私は不慣れで、詳しくないですが。
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この回答へのお礼

回答いただきありがとうございます。

「需要志向」の価格設定は私も気になるところです。
ただ、この余剰利益はどこへ流れていますか?

一見客や美味しくなくてもすぐに集合できる立地というのは顧客がその差額について立地という利益を享受できるので高くても次の利用もあるように思うのです。マンションで言えば家賃に余剰のお金を払っているという考え方です。

そのように考えると、その余剰利益は不動産所有者に流れているのではないかと思ったりしたのです。

余談ですが、アトレから出て300mの所に500円のパスタ屋があり、東京の人なら絶対に知っていることだけど、アトレは行列でした。明らかに需要があるようなのです。あと500円アップしてもおそらく成り立つと思います。

お礼日時:2023/04/16 13:41

従業員の給料です



郊外では売れる金額が販売価格です
都市部では、テナントの家賃や従業員の給料を考え
売りたい価格が販売価格です

その価格で売るために、メロンやサクランボを乗せたり
店のレイアウトや器を良くします

如何に高い価格で売るか?買ってもらうか?が至上命題です

高い家賃のテナントで売れる価格で売っていたら潰れます
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>テナント料が高いからでしょうか?


はいそうです。

>それとも他に色々分配されていますか?
もちろんそうです。

なんでもそうですが、料金というのは基本的に次の要素で決まります。
・人件費
・土地代(店舗の賃料、テナント代など)
・材料費
・広告代など

人件費は日本全国一律ではなく、東京は最低賃金が高く地方は低いという実態があります。一番高い最低賃金と高い所の差は221円です。

また、東京は人手不足が深刻で、募集の賃金が非常に高くなっています。
都内でも山手線の内側なら1200円ぐらいの時給でも普通、深夜帯なら1500円を超えることもあります。

地方で一番安い所だと時給が900円よりも下だったりしますので、単純に時給だけで300円ぐらい差があり、店長や料理長クラスの給料はもっと差があるわけです。

次に土地代です。店舗は当然ですが、テナントに入るビルに賃料を払っています。都心と地方では非常に差額が大きく、都心の駅前・駅中のテナントなら坪単価10万円近くします。
 地方の一番安い地域の駅前・駅中の坪単価は1万円ぐらいですから、10倍の差があるわけです。

材料費も食材に関しては都内(23区内)でほとんどなにも生産していないので、近くても隣接県から運んでくることになります。これらの輸送費が材料費に上乗せされますので、そこそこ値段が高くなります。

地方でキャベツ1個100円ぐらいなら、都心のスーパーでは300円でも珍しくなく、食材によっては3倍ぐらいの開きがあります。ただし、マグロなどの高級食材は都内のほうが安い場合もあります。

これらの値段の差が地方で500円・都内で1500円という3倍の差になっていくのですが、多くの場合人件費とテナント代で消えていくと言えます。
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この回答へのお礼

回答いただきありがとうございます。
都内が高いというわかりやすい説明ありがとうございます!
それならJR東や都内で不動産を多く持っている会社の株を買えば簡単に儲かるということでしょうか?
ただ、普通に考えると市場は合理的と予想できますので、田舎でも都会でも同程度の期待値(リスクとリターン)になる気がします。マグロがいい例で需給バランスにより逆転するわけでしっかりと市場の法則が成り立っていますね。そうすると、都内の不動産所有が有利とは鳴らない気もしたのです。
あと、人件費ですが地方と東京では差がありますが、人というのは移動ができるわけですので、一物一価の法則がありある程度は是正されないのでしょうかね?

お礼日時:2023/04/16 13:49

地価の価格も利益から差し引くから・・です・・



所有が その店なら固定資産税だし テナントなら 借りる時に高額で借りてるので・・
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>この差額の売上はどのような分配


そもそも『郊外のチェーン店なら500円の食事だというものが1500円』
これはあなたの査定ですよね。
正しいとして仕入れから維持費も異なるケースを比較できないでしょ。
ご自身で仰る通り比較できません。

どこに流れるか?
懐か税金か仕入れ先か。。。
色々でしょうね。
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