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今、津軽弁の成り立ちを歴史的背景から調べています。津軽弁のルーツを辿ると、京都弁が関わっている、ということがどこかに書いてありました。でもどのような歴史背景から関わってくるのか分かりません。
 津軽の方言や歴史についてご存知の方、何か情報を頂けるとありがたいです。

A 回答 (3件)

津軽に限らず、日本各地の方言は、


首都・京都から「同心円状」に広がっていったもので、
早くにうまれた言葉は遠くまで届いているけど、
あとから流行ったものは京都に近いところに残っている、という話があります。

津軽弁は、京都から一番遠い所の言葉だから、一番古い時代の京都言葉(ただ、平安京が出来る前の京都は首都でなかったんですが)だといえます。

日本の反対側で、同じ言葉を使っていることもよくあるということです。
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この回答へのお礼

ご返答ありがとうございます。調べ物をしている中で、柳田國男さんの「方言周圏論」という考えをちらっと耳にしたことはありましたが、その言葉のうまれた時期や京都からの距離で、言葉が伝播する広さが異なってくるということには考えも及びませんでした。
 始めは、津軽と京都との直接的な関わりあいによる伝播の可能性ばかり考えていましたが、今後は視野を広げてさまざまな視点から調査を進めてゆきます。
 とても参考になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2005/04/28 00:22

ちなみに、↓のような本がでています。



参考URL:http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0718.html
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津軽からは少し離れていますが、私は山形県の酒田市に田舎があります。

すぐそばはすでに秋田県です。
その昔、祖母から聞いた話だと、酒田港は京都から来る商業船「北前船」の寄港地だったそうです。
そんなことから酒田市周辺は微妙に京都弁が混ざっていたり、味付けがやや関西風だったり…。

津軽周辺もその可能性はありますね。
一応、北前船に関する簡単なHPを見つけたので貼り付けておきますね。

あまり確かな情報でなくて恐縮ですが、参考になれば幸いです♪

参考URL:http://www.hokkai.or.jp/history/kusiro-mukasi/3- …
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この回答へのお礼

貴重な情報をありがとうございます。津軽の交易の盛んな港について、早速調べてみました。三十湊(十三湖?)という所で、中世に京都など、関西との交易があったようです。北前船が関与するかはまだ分かりませんが、そのあたりも調べてみるとおもしろくなりそうです。
 私自身は大阪出身なので、山形県の方にも関西の香りが伝わり根付いているという事実は、とても興味深く、嬉しいことです。是非一度酒田市を訪れてみたいものです♪
 本当にありがとうございました。

お礼日時:2005/04/27 17:15

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