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大昔にあったチューリップなどは完全にバブルだと思います。
しかし、インターネット・バブルについて気になって調べてみたのですが、
当時はPER100倍だからバブルだという話でした。
そして、Nasdaqは15年も元の株価に戻らなかった。

しかし、PER100倍というのは、100年分の利益を織り込んだ株価ってことですよね?
でもそれがわずか15年で株価が元に戻った
暴落した期間が15年もあったんだからバブルと言えるかも知れないが、
80年(PER20倍程度)経過して株価が戻ってもいいはずなのにわずか15年はどう考えても早すぎないでしょうか?

A 回答 (4件)

そもそも統計(学)というモノの成り立ちといいますか、運用の強みと弱みは理解されていますか?


株式投資において統計学が確かに有用であれば誰も苦労しません
もしその企業に確かな成長力が利益創造力があるならば仮にPER300倍だろうが400倍だろうとも市場はその数字を支持し続けることになります
すなわち「常識的に考えれば明らかに割高なPER」も適切な数字として株価が維持され続けることになります
あと株価というのは外部要因、すなわち個社の業績には全く関係無いのに連想売りや相場に引っ張られて売られることもザラです
まあそこでバフェットやバリュー投資家はここぞとばかりに買い進めるのですが、
PERやPBRでしか見ていない人たちは「それ見たことか」と「だから割高と言ったじゃないか」と言い始めます
一方で、「割高だ」と言っていた人たちは、逆にあっさりと高値を抜くと「そんなはずが無い」と言い始めます
なので何回も言っていますが、デイトレーダーやスイングトレードを除けば、ファンダメンタルズが読めない人は市場では勝てないのです
ただ強いて言うなら、あらゆる投資指標を組み合わせることで漸く意味を成すというのは言えます
何なら、基本的な財務指標や、最低限四季報が読めないうちに統計的なことをいくら言っても意味はありません(自戒の念を込めて)
私も、しっかりとファンダメンタルズを評価するようになってから何倍にもなる銘柄を掘り当てることに成功しました
正直、PERとかPBRばかりに気を取られていたら一生勝てていませんでした
もっとも、本格的にやるならば確率微分方程式などクオンツ的手法をゴリゴリ使えばいいと思いますし、
証券アナリストなどアプローチの方法はいくらでもありますので
ただ、相場の状況や個社のファンダメンタルズ、投資期間によって意味のある投資指標も変わりますのであとは個人の好き好みです
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ちょっとベースとなる知識に乖離があるなぁ、ということだけは確信しました



仰る通り、リスクマネジメントが必要という点においては、不動産投資も株式投資も本質的には同じです
ただしその収益性の評価や測定は根本的に異なります
まぁそもそも不動産投資とPERを結び付けて考える… うーん、不可能ではありませんけど、あんまり馴染みがありませんね
PERとEPSの関係性を正確に理解されていればそういう疑問にもたどり着くことはまず無いはずなんです(模擬的、イメージとして、であればそれ以上何も言えませんが)

内部留保に関してもこれもやはり違います
仰る通り、内部留保がそれが適切に活用されて企業価値の向上に結び付いていれば確かに株価は反応します
しかしながらそれによって実際に株価が反応するまでは場合によっては気が遠くなるような年月がかかることもあります
実際、研究開発費として投じられた資金は芽が出るまでに何年もかかることはザラです
それならば大人しく配当や自社株買いに回した方が株価は反応します(残念な事実です)
あと、バブルと言っても、要は実力から大きく乖離した急騰をした場合を「バブル」と表現するだけであって、
実力があったから100年はおろか10年20年程度で復活しただけのことです

個人的には、市場は常に間違っていると思っています
実際、好決算なのに織り込み済みで利食いで売られたり、
逆に事前予想を大きく上回っていたお陰でストップ高まで買われたりと、
私からすれば「全然正しくないじゃん」って思います
まぁ駄々っ子が拗ねてるような発言になってしまいますが
ただし、その株価が概ね正しいのかどうかの参考指標としてみるだけであればPERも一つの判断材料になることは間違い無いと思います
もっとも、私はファンダメンタルズ指標には一定の「賞味期限」があるように思います
そしてその賞味期限が永遠なものだと思っている人が、バブルの際のPERを間違っていたんじゃないかとか思うんじゃないかと思います
バフェットや、機関投資家の政策保有株みたいに、何十年スパンで持つ前提であるならば徹底的な財務分析を行うことでPERも参考とする指標になります
その為、逆にあっさりとバブル時の高値を超えても「予想通り」となるわけです
私もPERに良い意味でも悪い意味でも騙されたことがありますからね
が、それこそ資本主義経済だからこそいつでも十分に起こりうることだと断言できます
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この回答へのお礼

市場が間違っているですか、、、
私にはそれは統計上の歪みではないかと思っています。日本の宝くじとベガスのルーレット。仮にどちらかを買わなければならないとしたら、宝くじも何度も当たる人もいますが、それでも通常はルーレットなど普通は期待値が高い方を買うでしょう。
市場が間違っているとのことですが、株でも期待値に近いものを出すなら予想PERが適当だと思うのです。これ以外に良い統計的な方法があれば教えていただければと思います。

お礼日時:2023/09/30 07:09

えっと、


細かい指摘にはなりますけど、不動産投資や駐車場投資は表面利回りや実質利回り、又はIRRで評価しますのでPERとは全く関係無いです
株式市場以上のブラックスワン、例えば台風や地震、火災等によるものはありますけど、根本的にPERという概念自体が使えません
仰る通り、本来はPERは、EPS何年分という話ですが、それは飽くまで配当性向が100%以上だった場合の話です
普通は内部留保に一部を回したり無配だったりするわけで、PERは所詮は一つの指標にしかなりません
でもって、PERは予想PERだろうとも根っこの部分は変わりません
バリューが過剰であれば決算で売られたり調整が入りますし、
過剰でなければ高PERを維持し続けることになります
それに投資家は別にPERだけを見ているのではありません
私も、PERは殆ど見ていません
むしろROEの方を意識しています(が、ROEもその気になればいくらでも引き上げれるんですけどね)
ちなみに本来のバブルの定義は、「そんなに価値が無いか実態が無いのにバリューばかりが引きあがっている」状態です
要は、連想買いで上がるならまだしも「上がりすぎ」という状態
それとバブルが崩壊する一番の原因は、大抵は利上げや過剰な事業拡大、不正会計です
なので根本的なファンダメンタルズが健在であるならばPERに関わらず復活する素地はいくらでも残っているわけです
あと、業界毎に大体の平均PERもありますが、しかしだからと言って十数年ホールドして苦労が報われるというわけでもありません
なので、繰り返しみたいなものですが、PERは飽くまで評価指標の一つにしか過ぎず、
個別企業がなぜそのPERなのかを見極める審美眼さえあれば高値掴みすることは無いです、指数も同じです
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この回答へのお礼

再度、回答いただきありがとうございます。

リスクは異なりますが、不動産の代わりにビジネスモデルや設備に投資するわけでよく似た概念ではないでしょうか。
また、配当性向が100%でなく内部留保に回ればそれは企業価値が向上するので実際には株主資本に組み込まれるわけで、それは株価として反映され、結局はPERに反映されてきませんか?
例えばITバブルではPERが100倍などでバブルと言われていた気がするのです。実際に崩壊したと記事になっています。しかし、100年経たず戻ったということはそもそもバブルではなかったということでしょうか?
予想PERにしても実際にはもっと低かったと考えるべきかと思うわけです。

なお、個別企業がその株価であるかを見極めることができるなら、買っても売っても儲かりそうですけどね・・・実際には多くの投資家が決定している株価ですので基本的には合理的な価格に落ち着いているような気がします。ただ、実際には大きく動くのでなんともですが・・・

お礼日時:2023/09/29 18:14

ぶっちゃけ、そういうところが株価というものの難しい点です


仰る通り、普通はPER100倍はどちらかと言えば割高です
ただしそれは経験則から割高だと判定されることが多いだけです
実際、変な話ですが、じゃあPER何倍までが割高なの?ってなると、大体これくらい、ってなるのではないでしょうか
何なら、数年前の90倍と今の90倍でも事情は変わってくるでしょう
それにPERって、何年経ったから数字的にどうのこうのって小学生の算数みたいな簡単な話でもないです
成長力が常に続いているなら何年も80倍や90倍を維持し続けているってのも十分あります
それはEPSや増配力を見込んでいるからです
また、IT銘柄に限らず、PERが数十倍だった銘柄が僅か数年で何倍にもなったという銘柄も勿論実在しているだけでなく、
逆にPER10倍程度だったけど10年も経たずに数倍になった銘柄も枚挙に暇がありません
これらは、PERの理屈で考えればもっと時間がかかってせいぜい倍でも文句が言えないことになります
なので、PERベースで考えるのはあんまり意味が無いと思います
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この回答へのお礼

割高割安の指標として使われることもありますが、本来PERというのは、何年恩株になるとかそういう話では無いのでしょうか?
それであれば、リスクに応じてそれなりの妥当なPERというのはあり得るのではないでしょうか?
金融商品は株だけではなく、例えば都内の駐車場への投資などPERで何年程度でだいたい元が取れるから投資をしよう。こんな感じで使えるかと思うわけです。
そうすると、株についても自ずとそれなりのPERというのは決まってくるのではないでしょうか?
なお、PERと質問でかきましたが、予想PERの方がより適当な気がしますのでそこは修正したいと思います。

お礼日時:2023/09/29 13:21

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