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という系列の質問があると、必ず「社会に出たら学歴は~」とか「学歴より~だ」と言い張っているかたがたお見掛けしますが、

>社会に出れば高卒も大卒も関係ない。 

ありますよ。何が関係ないのでしょうか? 出世している事と大卒である肩書は別物です。よくそういった質問に「そんなものは関係ない」という強がりを見ますが、だったら大学出てから出世すれば?って思います。

A 回答 (3件)

時と場合に依ります。



十分条件ではないでしょうが、必要条件としては合理的な面は充分あります。
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著名人やインフルエンサーが言ったのならともかく、そこら辺の一般素人がネットの書き込みでホザいてるだけですよね。

ならばそんな書き込みにイチイチ反応しててはキリが無いですし放っておけば良いだけでは、と思います。
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『だったら大学出てから出世すれば?って思います』



   じゃなくて

『だったら大卒言わずに出世してみせてよ』

   じゃないですか?




私は若いころに考えるところがあって当地アメリカに渡って来たプロファイルに記した通りの今は隠居の身の爺です。

出世したと言って良いかどうか知りませんが、楽しく仕事をさせてもらい、それなりの報酬をもらいました。

そして、こんな悠々自適に暮らせる生活を手に入れました。

  ゆったりしてすがすがしい田舎の環境と、便利で文化的で活気のある
  都会の要素の両方が手に入るところに暮らす。

  毎年、カミさんと一緒に年に1~2度は日本に行き、1~2か月滞在
  して人間ドックに入ったり、食事や買い物や温泉などの観光を楽しむ。

  北米や欧州など、好きな時に、好きなところに、好きなだけ行って、
  好きなことができる。

これを手に入れるのに、私は当地に来て大卒かなんて聞かれたことがありませんから言ったこともありません。



日本では気にされる学歴も、当地では聞かれず、実力で評価してもらったというくだりを紹介します。

私は多趣味です。

子どもの頃からいろいろな趣味を楽しんで来ました。
東北の山合の寒村の生まれ育ちなので、趣味を一緒に楽しむ仲間はおらず、もっぱら一人遊びの趣味でした。

そのひとつが高じて本業になりました。
プロファイルにも記しましたが、電気系の工学の仕事です。

親が家にあったブリキものの修理でやってたはんだ付けに興味を持ったのがきっかけで、捨てられてたテレビやラジオなんかを拾って来ては分解し、電気部品を集めたのが最初でした。

そして、買ってもらった雑誌を頼りに、ラジオやオーディオアンプなんかを自作して楽しみだしました。

そのうちアマチュア無線の免許を取り、これまた雑誌を頼りに送信機や受信機を自作し、いろいろ改造改良なんかを経験しているうちに、こういったものの設計方法を習得し、高校に入るころには、自分で企画から回路設計、回路計算、板金設計や加工なんかまで出来るようになってました。

そんなことで大学進学はお決まりの工学部でした。
そこそこいい大学に行きましたがつまらなかった。
授業や実習で出てくることは知っていることばかりでしたから。
唯一、先端的な話題を提供してくれる授業だけはたのしかった。

なので、大学ではそういう知識を手に入れることに専念し、それ以外の精力は社会で自分の知識や経験を増やしたり、腕や技を磨くことに割きました。

社会に出てもつまらなかった。
実績を出しても、年功者と言うだけでそちらの方の評価の方が高くなるんですから。

社会でもいろいろいい勉強をさせてもらえたとは思いましたが、期待とは違うものばかりを感じることに辟易し、自分を生かすことを考えて若いころにカミさんと一緒に当地アメリカに渡って来ました。



当地に来て、言語や当地流の働き方を教えてくれた良い仲間に出会えたのは幸いでした。
ある日、そんな仲間の一人が抱えている仕事で壁にぶち当たっていることを耳にしました。

詳しく聞いてみると、そこで必要としていた技術は、偶然にも私が大学時代に出会い、実際に使うにはどうすればいいかを興味本位で考え、実際に自作して試したりもしていたものでした。

技術とは、教科書や文献に書いてあるからと言って、それを簡単に利用できるものではありません。
使う上では、それに関連した様々なテクニックやノウハウが必要なものなのです。

彼はそのノウハウを持っていなかったことは、趣味の世界でマニアレベルの自作を繰り返してきた身にはすぐにわかりました。
なので、私はそれを手伝ってやることを申し出、対応してあげました。

こう言うと簡単に聞こえるかもしれませんが、開発案件をまともにひとつ完成させるのはとてもやることが多く、時間も手間もかかるものです。

この案件は、計測・情報処理・通信を行うシステムを開発し、それを小さな一つの半導体の中に押し込むというものでした。
だから、お金も結構かかりました。

お金は仲間の仕事先がだすので私の問題ではありませんでしたが、プロの世界ではしくじってゴメンナサイは通用しません。
だから、請け負ってお金をもらうなどとは言わず、全ては無報酬のボランティア仕事でコツコツやりました。

責任を全うする上では、解析や検証、文書・図面の作成などにも手を抜くべきだはないと考えたことから、当初予想していた以上の手間をかけることとなり、私が思った以上に時間がかかってしまいましたが、何とか求められるものを渡して上げることができました。

私がしてあげることができるのはそこまでで、そこから先は仲間が進めて結果を出したのでしょう。
プロジェクトは成功裏に終えることができたようだと誰からともなく聞いた気がします。

普通ならそんな話はそれでおしまいなところですが、これには後日談が付きました。

そんなことがあったことなどすっかり忘れた頃のある日、私はその時の仲間に呼ばれ、彼のずっと上の偉い方のところに連れて行かれました。
聞けば、彼の仕事では期待をはるかに超えるいい結果を生んだのだそうで、その礼を言われました。
そして、そこでは思いがけない言葉をいただいたのです。
『好きなだけアメリカに居られるようにしてあげる』というご褒美でした。
それからの、そして今の私はそれであります。



少なくとも、当地にはこのように学歴とかとは無関係に能力や実績を評価し、相応に待遇してくれる世界があります。

質問にある『社会に出れば高卒も大卒も関係ない』の実例です。

『高卒も大卒も関係ない』ですが、実力と実績は必要です。

むしろ、それがなければ意味がなく、一度それが良い評価を受けると、あとはそれがその人の『信用』となって生きてきます。

良い世界ですよ。
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