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今の不況は不良債権問題が足を引っ張っているからデフレになっていると言われています。大手銀行の不良債権比率半減が達成されたと言われています!が!!なぜ不良債権比率がほぼ0%にもなった(2、何パーセントですが・・)にもかかわらずデフレはなんで直らないんでしょうかね? 中小企業への借り入れではなくて大手に借り入れをしていたから大きな不良債権が増えていたから全体不況を招いていたわけではないのですかね? 
いまだに経済の話の奥底までの知識がないもので不思議に思うのですが・・・ どう思われますか?

A 回答 (2件)

>不良債権問題が足を引っ張っているからデフレになっている。


 というのがそもそも間違いだったということです。

 生産力は効率化がどんどん進んで上がっているのに対して、個人消費=内需が少なすぎるために「作っても売れない」という、古典的なデフレが今のデフレの正体です。
 内需の拡大のために貸し出しを増やそうにも、今まで貸し出しを渋ってきた銀行が「さあこれからは積極的に貸し出しましょう」と金融当局から言われて「ハイそうですか、わかりました」と、貸し出しを増やすわけが無いのは自明のことです。
 また、不況の長期化で、今まで不良債権じゃなかった債権まで急速に不良債権に転換している例もあります。貸し出しに慎重にならざるを得ません。

 不況で信用収縮が急速に進んでいるさなかに、信用収縮を加速させるような政策を『構造改革』の名の下に実施し、見事に失敗した・さらに失敗を重ねようとしているのだと思います。小泉内閣は失敗を認めて、「構造改革路線」と呼んでいる政策を中止・転換すべきだと思います。
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なぜデフレになっているかは、単純にいえば、#1の方の指摘の通り、物が売れないからです。

原因は単純にいえば先行きの不透明感にあるといわれています。

それから、不良債券比率とデフレとは、多分、原因と結果が逆です。デフレだから不良債券比率が上がるのであって、不良債券比率が上がったからデフレになった訳ではないです。

例えば銀行が無謀な貸出をし続ければ不良債券比率は上がりますが、物価にはほとんど影響がありません。逆にデフレになれば売上が落ちるため、当初健全であったはずの企業までもが倒産などのリスクにさらされます。したがって不良債券比率が上がります。
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