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 面接で、家族構成、家族の年齢、仕事等を聞かれる会社はまだまだたくさんありますが、たいていの面接官は「もし宜しかったら…」と聞いてくるので絶対答えなくても良いような選択肢を投げかけてくるのですが、そういう質問をされた場合断るとやはり良くないのでしょうか?

 私は25歳の一人っ子で、両親が70歳を越えているので、「ご両親は健康ですか?」とよく聞かれて、「いつも健康で申し分無いです。」と答えるのですが、「いずれ、ご両親が寝たきりや、介護が必要になったらどうしますか?一人っ子さんなら大変でしょう?」とよく聞かれます。
 
 両親の年齢等を偽っても後からわかることだし、正直に言うと上記のことを言われるし、どうすれば宜しいでしょうか?よきアドバイスをお願いいたします。

A 回答 (3件)

面接する側の立場になって考えて見ましょう。



この人なら役に立つと思って採用して、会社のノウハウを教え込み、これから活躍してくれよ、となったときに
「辞めます」
と言われたら。

または、転勤の必要に迫られたときに、介護を理由に止められたら。

私が採用する側だったら、やはり質問したくなります。

ここは、一つ、想定問答集を作ってみましょう。

「両親の介護が・・・」と訊かれたら、
「福祉施設でゆったりと過ごしてもらいます。そのためにも、御社でしっかりと働きたいと思います。」、とか

「一人っ子で大変でしょう?」と訊かれたら、
「私の家系は親戚付き合いが密で、困ったときにはいつも助け合っていますので心配していません」など。

自分が、面接官になって不安な気持ちを持ったつもりで考えてみましょう。

できれば、そのことよりも、自分の何を売り込むのかを考えたほうが良いと思います。
自分に自信があれば、多少の意地悪な質問など、一笑に付してしまえるからです。

「転ばぬ先の杖」として問答集を作って、周到な準備をし、

その傍ら、自分は何をしたいのか、何ができるのかを自分に問い掛けてみてはいかがですか。
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この回答へのお礼

 rakkiさんのおっしゃるとおり、自分に自信があればそれぐらいはねのけられると思いますが、今はそうではないのでなかなかうまく取り繕うことが出来ないので困っています。

 「福祉施設でゆったりと~。」、「私の家系は親戚付き合いが密で…。」、という回答の仕方は気が付きませんでした。次の機会があったらぜひ活用したいと思っています。

 親切なご指導ありがとうございました。
 

お礼日時:2001/10/21 10:04

完璧な嘘はマズイと思いますが、自分に不利な質問に正直に答えなくてもよいと私は思います。


アメリカ式に「なんの問題もない!自分はこんなに優秀だ!」というのは今の日本だとちょっと受けが悪いでしょうが、不利な質問を拒否するよりは脚色を加えた「受け」のよさそうな回答をしても良いのでは?

会社との付き合いは入社しなければ、何も始まりません。
入社後の問題は入社してから、悩んでも遅くないと思うのは楽天過ぎる考えでしょうか(^^)
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この回答へのお礼

 以前、人事関係の仕事のお手伝いをしたとき、「家庭事情の複雑なヤツは採用しない。」と人事の方から聞いた事があったので今回質問しました。

 私はいろいろ転職しましたが、採用されてから「すごく頼りなそうに見えたけど、そこまで出来るとは思わなかった。」とかよく言われます。もう少し自己アピールの練習が必要かもしれませんね。やっぱり、面接に合格しないと働けませんからね。

 アドバイスありがとうございました。

 

お礼日時:2001/10/21 10:05

 労働法上では採用面接において「本人の能力及び当該職務の適性以外」は聞いてはいけないこととなっています。

したがって答える「義務」は有りません。人事担当者はそこを熟知して、「本人の自由意志」で話をするよう面接の流れを作ろうとします。しかしながら「もし、宜しかったら…」の問いかけ方は法に抵触する恐れが非常に高いです。
 
 「三菱樹脂事件」(東京地裁昭和39年4月27日)の判例では「…多少事実と齟齬する点があったとしても、この一事をもって雇用関係を継続し難いほどの信憑性が表明されたものとはとうてい首肯し難く本採用拒否の合理的理由とすることはできない」としています。同(東京高裁昭和43年6月12日)「…すなわち人の思想・信条は身体と同様に本来自由であるべきものであり、その自由は憲法第19条の保障するところでもあるから、企業が労働者を雇用する場合等、一方が他方より優越した地位にある場合に、その意に反してみだりにこれを侵してはならないことは明白というべく、人が信条によって差別されないことは憲法第14条・労働基準法第3条に定めるところであるが…」他に「富士通信機事件」(横浜地裁昭和38年6月12日、東京地裁昭和42年4月24日)、「読売新聞社事件」(昭和31年9月14日)も参考になります。
 因み、経歴詐称一般については複雑な問題が多く判例は不統一です。しかしながら労働力の評価を歪曲せしめるようなひどいもの(学歴・職歴・能力の詐称等)については採用後においても懲戒解雇となる判例があります。

 長く硬いことを書きましたが、では現実は「どうしたら良いか?」ですが、自分の意思に従い、話せる内容であれば家族構成、家族の年齢、仕事の話をして良いと思います。(必要最低限でね)

 多分面接官が、本当に聞きたく意図しているのは次の内容ではないでしょうか?
 また、もしかすると面接官のスキルが低く話しのつなぎまたは派生的な発言かもしれません。
 (1) 家族構成 … 将来実家のあとを継がないか
 (2) 家族の年齢… 将来両親の面倒はどなたがみるのか
 (3) 家族の仕事… 家族の中に組合活動に熱心な方はいないか

 「いずれ、ご両親が寝たきりや、介護が必要になったらどうしますか?一人っ子さんなら大変でしょう?」と聞かれたら、「わたしはわたしの人生を生きます。わたしの人生は両親のものではありません。両親もそのことに賛成してくれています。わたしの人生をまっとうし、できる範囲で精一杯両親の面倒を見ます。仕事は辞めるつもりはありません。」と堂々と答えたら良いと思います。早く出世してたくさんのお給料をもらい両親を自分の元へよぶことだって出来ますし!
 また、「いづれ…」の質問はその時の気持ち(就職したい!)で押し切りましょう。「もし…」とか「いづれ…」て言ったら「もし面接の帰りに交通事故にあって…」と同じで愚問です。
 
 がんばってね!!
  
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この回答へのお礼

 労働法、過去の判例等を詳しく書いて頂きありがとうございます。

 今は面接時にも競争が激しく、人の足元を見てどう考えても仕事と関係の無い不快になる質問はもちろんのこと、友人の女性の場合セクハラもどきの質問もかなり多いみたいです。
 面接官のモラルの無さを感じることしばしばです。

 企業として本当に雇う気があるのなら、「ある程度は…」と許せるのですが、全く雇う気が無くワザと質問している風にも感じられるのは邪推でしょうか?

 abichanさんの答え方も参考にして、これからも面接に望みたいと思います。

 ありがとうございました。

お礼日時:2001/10/21 22:18

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