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反転増幅回路のフォロワ側の抵抗をダイオードに変えた場合(出力側がカソード)、入力と出力の関係はどのようになるのでしょうか?どなたか詳しい方、ご教授お願いいたします。

A 回答 (2件)

レポートの課題だとすると削除対象ですが?


入力インピーダンスが抵抗 Ri、帰還インピーダンスも抵抗 Rs とします。演算増幅器では入力端子の電圧がヴァーチャルアースといって 0電位になると考えますから、Ri にかかる電圧を Vi、演算増幅器の出力電圧を Vo とすると、Ri を流れる電流と Rs を通って流れる電流は極性が逆で数値が等しくなります。
Vi/Ri = - Vo/Rs (Vo = -(Rs/Ri)Vi)
これが演算増幅器の基本で、抵抗の代わりにコンデンサを使っても成立する式です。
問題では、Rs のところにダイオード (出力側がカソード) ですから、入力電圧がマイナスなら出力はプラスで、ダイオードの逆方向特性が働いて、Rs = ∞ と同じになります。
入力電圧がプラスなら出力はマイナスで、ダイオードをショートした状態ですが、実際には抵抗が 0ではなくて、補足にあるような電圧-電流特性がありますから、電流に見合った電圧が出ます。
要するに、増幅器の入力端子の電位が 0であるとして電流の流れを考えればわかります。
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この回答へのお礼

削除対象になるとは!
規約を熟読しておりませんでした・・・
丁寧なご返答、ありがとうございました。

お礼日時:2005/08/22 20:05

フォロワって増幅器の出力から入力への帰還インピーダンスのことでしょうか。


入出力はダイオードの電圧電流特性になります。
2本のダイオードを逆向きに並列につないで用いたことがあり、そのときはダイオードの順方向特性と同じきれいな圧縮特性を示しました。
ただし、ダイオードが1本ですと、一方の極性では帰還インピーダンスがほとんど無限大ですから裸の増幅器になります。回路は安定に動作しないと思われます。

この回答への補足

少々説明不足な点があったので補足します。
学校の筆記の問題で今のような問題が出題されて、問題ではそのような回路の場合、入力と出力はどのような関数となるか?また、その回路の抵抗とダイオードの位置を交換したらどのような関数となるか?というような問題でした。ちなみに出力電圧Voは次のように示されます。Vo=ln(Vi/(RIs))*((kT)/q)
(Is=逆方向の飽和電流、q=電子の電荷、T=PN接合の絶対温度、k=ボルツマン定数)こんな問題の答えがわからなくて今回質問いたしました。もしわかれば詳しい過程も添えてご教授お願いいたします。

補足日時:2005/08/22 00:29
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