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今度医学部を受験するものですが、
よく聞かれるものに「学閥」がありますが、
東大や京大などの帝大系が強いとかはわかるのですが、他の国立や私立大がどういう学閥に属するか詳しく知りたいです。
学閥によって就職やその後の医師としての活動に制限が出来ることもある、ということを耳にしたことがありますので、、

詳しく知っている方、よろしくお願いいたします。

A 回答 (6件)

学閥は今も存在し、それにより就職先等の制限を受ける場合もあるのは事実です。

しかし、学閥というのは患者中心の医療という観点からは百害あって一理なしです。このことは、厚生労働省も充分認識しており、学閥、医局制度を壊すために新臨床研修制度が始まりました。あなたが医者になるころには、出身医局ではなく実力により選ばれる時代になっていると信じています。
私はある臨床研修指定病院の指導医をやっているものです。一昔前は優秀な病院ほど帝大系の医局から人材を派遣してもらう構造でした。しかし今は優秀な病院ほど自前で研修医を育て、大学医局の押し付け人事を嫌う傾向にあります。
あなたの学力にあった大学を選んで下さい。卒後の臨床研修が勝負だと思います。あなたに実力があればどうにでもなります。ただ、不幸にしてあなたがやぶ医者になってしまった場合は大学医局にいた方がどこぞの病院にごり押しであてがってくれるかも・・・。
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No.4回答の追加です。

医師のような専門職(技術職)の就職では、ペーパーテストのような試験を課すことはあまりないと思います。すなわち、採用者側(選考委員)の意向が強く反映される可能性があると思います。すなわち人的要素(学閥・人脈)が入り込む余地が多分にあるということです。医学部(医療)分野は、最新技術が容易に導入される反面、封建的なシステムが現存していることも否定できません。これは学部長(教授)中心のシステムが確立されており、学生あるいは若手医師の意見を受け入れるシステムが確立されていないということでする。このような現実を踏まえて、進路を決められたら如何でしょうか。各大学医学部の入学パンフレットには、「美辞麗句」が羅列してありますので、希望に沿った医学部を選択されることが肝要かと思います。
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質問者の方が、大学卒業後、どの方向を希望しているかにより異なると思います。

卒業後、開業を目指すのであれば、開業予定地の近くの大学病院などで研修されれば学閥に関する問題はほとんどないかと思います。開業ではなく、大学医学部教員になりたいとか、大きな病院で勤務医として働きたいという希望であれば、学閥の問題はある(否定できない)と思います。実力さえあればということですが、実力を発揮する前に水面下で学閥(人脈)の問題が現在もあります。そのようなことを総合的に判断すると、もし可能なら旧帝国大学、あるいはそれに相当するような大学に入学された方が、将来、実力を発揮しやすい状況が生まれるように思います。ただし10年先、20年先を正確に予測することは困難ですが、日本の社会(特に人事)システムが大きく変更されない限り現行のシステムが継続されると思います。人事面では第三者が納得するようなシステムにはなかなかならないように思います。したがって、現行のシステムに合わして対処する方がベターかと思います。
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学閥というか、関連病院というのはあります。


ほとんどの病院はどこかの大学の関連病院になっており、そこの大学から医師を派遣してもらっているというような状態です。
東大、京大、北大等の病院は地域の大きな病院を多数持っており、大学によっては小さいとか田舎の病院ばかりしか関連病院がないような所もあるでしょう。
関連病院がそういう所しか無いところの医局に入ると、基本的にはそういう病院に派遣される事になることが多いですが、医師としての活動に制限が出るということはありません。
どこの大学出身というよりも、医師になってからどこの大学の医局に属するかの方が影響は大きいですね。
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ANo.1です。



一応、学閥の標準的分類を追加で書いときます。

基本的には、その地域の旧帝国大学出身者がその他の大学に教授となって赴任することで、その旧帝大の学閥が出来上がっていくわけです。例えば、北海道は北大の学閥でだいたい出来ており、東北は東北大、東海は名古屋大、近畿は京大と阪大、九州は九大というわけです。唯一例外的なのは、関東で、これは旧帝である東大と私立の慶大で折半状態です。
で、それぞれの大学の学閥に入っている大学、とりわけ、全教授に占める自校出身者の割合が低い大学が植民地大学とか言われるわけです。しかし、その中でも旧帝大以外の大学は、旧医大、旧医専、新設医大に分類わけされており、医大>医専>新設の順に力が強いのが普通です。
さらに、最近では、医大、医専はもちろん、新設と言われる大学の中でも、自校出身の教授比率が増えている大学がどんどん出てきており、このような大学が植民地から脱しているなどと言われるわけです。

色々、述べましたが、話としては面白くても現実問題として、医学界も日本の中だけにはとどまらない、海外をも含んでの実力の世界になりつつあるので、今はあまり関係ないと思います。
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医学生ですが、正直あまりそういうことは気にすることはないと思います。


むしろ、気にする必要があるのはその大学が力を及ぼすことのできる地域の範囲です。
例えば、地方旧帝出身でそこの医局でずっと働いていた人が関東で働きたくなったとします。この場合、その人に比べ、関東近辺の旧帝大以外の医大を出て、関東でずっと働いてきた人の方が色々と有利です。
つまり、自分の将来、働きたい地域にある大学の医学部に入学するのがまず先決です。もちろんその地域の中で力のある大学に入れればベストですが、仮にそうでなくても大学に入ってから努力して、卒後、力のある大学の医局に入っても同じことです。

まあ、学閥の力は昔ほどのものではなくなっているということです。
それに、学閥の話をすると長くなり、どこどこの植民地大学とか、その大学の関係者にとっては、不快な言葉が色々と出てきますが、その辺のことを詳しくお知りになりたいなら、“医学部残酷物語”という本がありますので一読してみてはどうでしょう?
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