
No.6ベストアンサー
- 回答日時:
「なぜ生きるのか」と、私も確かに考えてしまうし、そのような気になって気になって仕方がないことを論理でもって考え抜くことが哲学だと、shinkishuさんが既に紹介されている永井均氏の『<子供>のための哲学』で学びました。
かくいう私も哲学に入門しようとしていろいろな本を読み漁ったのですが、これで入門できた!という実感はまったくありません(^^;。ですので、一応個人的に面白くてお薦めな本だけ紹介させていただきます。
内山節『哲学の冒険-生きることの意味を探して-』(平凡社ライブラリー)
鷲田小彌太『哲学を知ると何が変わるか』(講談社文庫)
中島義道『哲学者とは何か』(ちくま文庫)
竹田青嗣『自分を知るための哲学入門』(ちくま学芸文庫)
鷲田清一『じぶん…この不思議な存在』(講談社現代新書)
古東哲明『現代思想としてのギリシア哲学』(講談社選書メチエ)
プラトン『ソクラテスの弁明/クリトン』(岩波文庫)
デカルト『方法序説』(岩波文庫)
特にお薦めはデカルトの『方法序説』です。有名だし、外国の人だし、古典だし難しいかなと思いきや、結構、簡単にいけます。それから古東哲明氏の『現代思想としてのギリシア哲学』は、わかりやすくてスリリングで、とても面白かったです。また、どんな本を読めばいいかはAERAMookの『哲学がわかる』(朝日新聞社)の後方に詳しく載っていました。参考になるかとおもいます。
No.9
- 回答日時:
皆さんの答と重複してしまいますが
哲学は「人はなぜ生きるのか」ではなく
基本は「何が真理か」といったこと、もっと正確にいえば
存在が真に何であるか、を探求する学です。
ただし、これは哲学の中心にある形而上学の定義ですが・・・
形而上学の入門書としては、私も
・永井均『〈子ども〉のための哲学』講談社現代新書
がイイと思います。
あとは
・西研『哲学のモノサシ』 日本放送出版協会
こっちの方がafroman1218さんの質問の答としては適切かな?
aminouchiさんが推している
・池田清彦「正しく生きるとはどういうことか」新潮社
これもイイですよ。
でも、人はなぜ生きるのか、というのは
モチーベーションの問題だと思うんですよね。
なぜ生きるか?が分ったところで
自分が生きていける確信がもてるわけじゃない。
自分が生き続けていくためには
夢とかロマンとかファンタジーとか
そういったモノが必要だと思います。
司馬遼太郎なんてのは適切だと思うし
結局は自分が一番あこがれているヒトやコトについて
学んでいくのがいいんじゃないか?
No.8
- 回答日時:
afroman様、やや質問からそれますが
>人はなぜ生きるのかということ
を考えるのであれば抽象的な哲学書でなくとも
小説でも十分だと思います。
特に、司馬遼太郎氏の小説は激動期のさまざまな人間の生き方をいろいろと示唆してくれます。
「坂の上の雲」「歳月」「世に棲む日日」「竜馬がゆく」
「新撰組血風録」等々あげればきりがありませんが
何か生きる力を与えてくれます。
No.7
- 回答日時:
まず始めにお断りしておきますと、哲学書の大部分は「人はなぜ生きるのか」という問いには答えてくれません。
なぜなら、afroman1218さんのお求めのような人生論は哲学のごく一部でしかないからです。場合によっては#4の方のおっしゃるように宗教分野(でもこれも哲学の一部ですが)の本を読む方が良いかもしれません。つまり、いわゆる哲学入門書では役に立たないと思います。そこで私がお薦めしたいのは、生物学者の方が書いたものですが以下の本です。
池田清彦「正しく生きるとはどういうことか」新潮社
(新潮oh文庫で、文庫本にもなっていますので入手しやすいかと思います。)
面白い本だと思います。で、私としてはこの本での著者の主張を鵜呑みにせず、これをヒントにして自分で考えてみることをお勧めいたします。
No.5
- 回答日時:
永井均氏の『〈子ども〉のための哲学』(講談社現代新書)と『翔太と猫のインサイトの夏休み』(ナカニシヤ出版)が、易しい言葉で高度な内容を説明していて面白いと思います。
ただし、著者も書いていますが、「人はなぜ生きるのか」という問いに答えようとしたものではありません。
No.4
- 回答日時:
何故、「哲学」なのでしょうか?
哲学は、学問でしょ。
「人はなぜ生きるのか」というものの答えがあるようには思えません。これは、宗教の分野でしょう。
未完全なものにより、答えを導こうとしても、「迷妄」だけじゃないでしょうか?
如何ですか?
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