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戦国時代には一万石でどれだけの兵士が動員できたんでしょうか?
私の読んだ本に書いてあることはまちまちで250人、300人、350人とありますがどれが正しいんでしょうか?

A 回答 (3件)

動員ではなくて義務です。


戦国時代でも時代によって違いますが、織豊時代ですと一万石で騎馬何騎、足軽(鉄砲・弓)何人と供出義務が課せられます。それだけ出せる筈だ、という石高です。
時代によって違いますから、いろいろな説があるのでしょう。
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この回答へのお礼

なるほど、どれが正しいというのはないんですね。

お礼日時:2005/09/24 20:30

どれが正しいということはありません。


それぞれの大名によってどれだけ動員するかという軍役高は異なっていて、それぞれで差異がありました。また、戦国時代は石高ではなく貫高制のところもあり性格に石高に換算できないという点もあります。
戦国時代はまだ武士と農民の差がまりなく、平時は農民、戦時は武士という層が多く、戦争で動員されるのはこれらの層で、彼らはまた下層の農民を引き連れて戦場に行きました。
ですから農村から根こそぎ動員すればかなりの数は動員できましたが、そんなことをしてしまえば農業ができなくなって国が疲弊してしまいます。そのため戦国大名の戦いはどうしても農閑期の秋から貼るまでということが多くなり、長期の総力戦も難しい状態でした。
なお、兵農分離が進んだのちの江戸時代の一万石の軍役高は235人となっています。
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この回答へのお礼

有難うございました。詳しい回答だったので、大変参考になりました。

お礼日時:2005/09/24 20:31

戦国時代でも軍制が次第に整備されてくると、1万石につき最低250人の兵士の調達を義務付けるようになりました。


これは最低の義務でこれ以上の動員をすることは自由でしたが、農作業への影響がありそのようなケースは稀でした。

軍制では兵士の人数だけでなく、武器、馬なども規制され、弓何張り、槍何本、鉄砲何丁、馬上何人と細かく規定されこれらを整備して出陣するのです。
従って300人も350人も間違いとはいえません。
義務量以上の動員や装備は主君に対する忠誠心の現れとみなされるわけです。
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この回答へのお礼

有難うございました。300人±50人が、妥当な答えということですね。

お礼日時:2005/09/24 20:32

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