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初歩的な質問をさせて頂きます。
私が実験で使っているオシロスコープにはDC50ΩとDC1MΩの入力カップリングが付いています。これはどういう意味で、どう使い分けたらいいんでしょうか。
また、被測定回路(フォトダイオード)に直列にオシロスコープをつないだ場合、回路を流れる電流は観測された電圧を入力カップリングで割った値に等しいんでしょうか。

よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

入力 1MΩ、50Ω


測定する対象により使い分けます。
電圧を測定するときには、被測定対象を乱さないために、高いインピーダンスの(この場合は1MΩ)の方が望ましいのですが、
高周波になると、測定に使うケーブルでの信号の反射が問題になってきます。
そこで、低周波回路の電圧波形計測には、被測定回路を乱さない1MΩの入力インピーダンスで、
高周波回路では反射の影響が出ないように、50Ωのケーブルを用いて、50Ωの入力インピーダンスでの計測を選んだりします。(この場合には、電圧計測点に50Ωがつながっていることを念頭において測定を行う必要が出てきます)
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この回答へのお礼

私が現在測定しているのは低周波回路なので、1MΩで測定すればいいんですね。わかりました。ありがとうございました。

お礼日時:2005/11/11 19:40

50Ωというのは高周波の伝送系(普通は同軸ケーブル)とインピーダンスマッチング


する回路です。

1MΩは高抵抗入力回路です。
電流は被測定電圧/(外部側の内部抵抗+1MΩ)です。

10:1プローブを使えば入力抵抗は10MΩになります。
もちろん、表示高さは1/10になりますが。
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この回答へのお礼

電流=被測定電圧/(外部側の内部抵抗+1MΩ)ですか。なるほど。ありがとうございます。

お礼日時:2005/11/11 19:44

オシロのカップリングに関しては既に解答が出ているので割愛します。

ちなみに、プローブを使用すると信号が1/10になったりする件ですが、最近のオシロでは自動検出して合わせてくれるものもありあます。マニュアルに書いてあるはずです。

さて、フォトダイオードの方です。
フォトダイオードは何を使用しているか分かりませんが、足が3本ではありませんか?1本はバイアス、1本はGND、残りの1本に抵抗をつけて、その両端の電圧を測れば流れている電流が分かります。オシロで見れるのは電圧なので、回路につけた抵抗で割ると、電流が求められます。

>被測定回路(フォトダイオード)に直列にオシロスコープをつないだ

この表現が気になりますが、フォトダイオードに流れる電流を測る場合には、抵抗を取り付け、その両端の電位差から求めると思うのですが、一体どのように繋いでいるのでしょう??

また、フォトダイオードへのバイアスは逆バイアスが一般的だと思うのですが、この辺も確認してみてはいかがでしょうか?
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この回答へのお礼

ご丁寧にありがとうございます。電流測定の方法がわかりました。
いま使っているフォトダイオードは3本足ではなく2本足で(種類はわかりません)、バイアス電圧を印加せず、パルス照射光を当てたときに出てくる信号を観測しています。

お礼日時:2005/11/11 19:55

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