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ゴダールの59年から66年までの作品では
一般的に物語性が欠如していると言われています。
現代の映画でも、古典的な映画と比べると
物語性が軽視されているとも言われています。
映画にとって、物語性の有無は、どういう影響を
与えたのでしょうか?
それは良いことなのか、悪いことなのか。
どなたか、教えてください。お願いします。

A 回答 (2件)

以前聞いた話ですが、テレビや映画を見ているときの人の脳波は、夢を見ているときと同じだそうです。



わたしは、映画は視覚に訴えるものが好きで、あまりにも物語物語している作品は、わざわざ映画にしなくても、テレビドラマか舞台かなんかでやればいいのにと思うときがあります。
(もちろん舞台は舞台で別の良さがありますが)
ゴダールは舞台ではできないですね。
夢のようにイメージの断片や、文字の多用でも映画は成り立つと思います。
以前は実験映画といわれていたような作品も、ゴダールの出現で一般作品として評価されるようになりました。

それにしてもゴダールは難しいと思います。
何本か彼の作品を見ていますが、毎回首をひねりながら映画館から出てきていました。
彼の作品の中でも、後期(後期じゃないかもしれませんが)の『パッション』や『カルメンという名の女』などは、物語性があるからまだ分かりやすい方ですね。
物語性がある方が作品に移入しやすいんでしょうね。
あの役者が何の役で、他との関係とかがわかりますからね。
彼の作品を見慣れていない人にとっては、イメージ的なシーンなどは、それが何を意図しているのかわからないと思います。

良いか悪いかではなく、好きか嫌いかぐらいの差だと思います。
ただ先に言ったように、映画の可能性は広がりましたね。

わたし自身は、ゴダールは嫌いです。
でも、新作やリバイバルなどがあると悔しくて観に行っちゃいますけど…。
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この回答へのお礼

御回答、ありがとうございます。
ゴダールは特に物語性よりも映像を重視しています。
確かにそうした表現方法の自由は認めています。
ただ、それが芸術という観点から見ると
どのような可能性を広げたのか、またこの表現は
芸術に対して良い影響を与えたのか、分かりません。
このような抽象的な質問では、答えようがないのかも
しれませんが・・・。
やはり「大衆的な観客重視の映画」と「映画のための
映画」が共存すればいい、という結論に
達するのでしょうか・・・?あぁ、混乱してきました。

お礼日時:-0001/11/30 00:00

再登場です。



混乱しなくても簡単なことですよ。
先にも回答しましたが、「良い悪い」ではなく、「好きか嫌いか」なんです。
そして、好きな人がどれだけいるのか、ですね。
好きな人がいっぱいいれば、当然興行収入が増えるので成功となりますよね。
資本主義の社会では、当然成功して儲かるものをつくっていきますよね。
それが物語性を重視した作品だったんです。

でも、ゴダールの作品がつくられないなんてことはありません。
それは芸術として認められたからですね。
売れないものが二度とつくられないなんてことは、ハリウッド映画にはあっても、芸術にはありません。

そう考えると、娯楽作品と芸術作品の共存と言うことは、それぞれの性質が違うために、ほぼあり得ませんね。

わたしから言わせると、ゴダールこそ娯楽作品だと思うのですが、また混乱させるといけないので、この辺にさせていただきます。
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