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こんにちわ。現在医師をしております。
昔から法律関係の仕事にあこがれていたのですが、
気がついたら医師になっていました(笑)
今の仕事は非常におもしろいのですし、
今後も医師としての仕事は続けてゆきたいと考えていますが、本当にそれでいいのか・・・とも思っています。
(医師という仕事に漠然とした不安も感じています)
元々医学部学生時代から、医療と法律について、
いろいろと個人的に勉強をしたり、
公衆衛生学(医学部で医療と法律に関する問題は、ここが最も積極的に行っていると考えていただいて結構です)で
学んだ中で、医療を知るものが法律の世界では
今後益々求められていくのではないかと考えています。

さて、法学部以外の他学部出身者の方で司法試験合格を目指されている方、
もしくは他学部出身で法科大学院に通っていらっしゃる方にお伺いしたいのですが、
現実問題として、医療関係者が法科大学院に通って学ぶ
(本業としての仕事は一時休止するとして)ようなケースを、
ごらんになった方、実際にそのような方、
もしくはご意見のある方はいらっしゃいませんか?
いろいろなケースを是非お伺いしたいと存じます。
私はまだ漠然としか考えていませんが、
するとなればそれ相応の覚悟が必要だと考えています。
是非ご意見をご教示ください。

(註:医療の仕事が嫌になっているわけでは全くありません。むしろ大好きですし、今後もずっと関わっていきたいと思っています)

A 回答 (1件)

経験者でもないですし、大変あやふやな言い方になっていますが意見として・・・。



現在の日本の法科大学院は、入学者の多くが法学部を出たものというのが実状です。
結局は大学の法学部の延長で、新司法試験のための勉強となっているようです。(大学の授業のようなもの?)
一応2年生は今まで法律を学んでいた者、3年制は法律を学んだことがない者と目安がありますが、法科大学院に行っている友人が3年制の半数が法律を学んでいたものだと言っていました。
授業内容も、これは法律を学んでいたことを前提としているのではないかと疑問を抱く授業もあるようです。

また当初予定していた「法科大学院に行けば、司法試験に7割がた受かる」といううりも、想定していなかったようなレベルの大学が大学院併設を申請・許可され、現在の司法試験と変わらない合格率になると予想されています。
専門家・特化した分野を大学時代に会得、法律家となって生かしていく、また今後益々求められるものです。(医学など、本当に専門性が求められる分野でしょう)
そのような目的で法科大学院も創られているでしょう。
しかし、目指していた米国のようなスタイル(大学は法学と関係ない学部で多角的・専門的なものを学び、大学院で法を学ぶ)は難しいのが実情です。

質問者様が希望を打ち砕くようですが、合格して弁護士になったとしても、正直質問者さまのおっしゃるような医学関係の法律問題を扱うことは少ないかと思います。(私の周りがそういう状況なだけかもしれませんが)
医学と法律問題の学者になる、進んで自分から医療事故などの問題を扱う弁護士になる、などといった場合は別かもしれませんが。

来年から法科大学院を卒業した人たちの試験が導入されていくので、現段階ではどのような方向性になっていくのか全くわかりません。まだ予想段階です。
5年で3回の受験資格、受からねばただ法科大学院を卒業した者になるだけですし。
変革もされていくとは思いますが、現段階では実験的段階、以前の司法試験と変わらないのではと思います。
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この回答へのお礼

大変参考になりました。
今後の事について、ご意見も大いに参考にしつつ、今は自分のできる仕事を一生懸命取り組んで参ります。
ご意見誠にありがとうございます。

お礼日時:2005/12/14 19:15

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