【あるあるbot連動企画】あるあるbotに投稿したけど採用されなかったあるある募集

脱リン技術のトーマス法を実施すると、鉄(熔鋼)からリン分が取り除かれるが、その結果、リン分の濃度が非常に高いカス(鉱滓)が生じる。このカスの有効利用法を教えてください。お願いします。。

A 回答 (1件)

こんばんは。


鉄鋼関係(主に合金)の仕事をしています。

「トーマス燐肥(Thomas phosphatic fertilizer)」と言うものが造られます。

「トーマス燐肥」はトーマス製鋼法(トーマス転炉)における高燐銑鉄を脱燐した場合に生じたスラグを原料とする肥料です。銅の精錬の脱燐処理で生じる燐を含むスラグを原料とする物も指します。

また「溶成燐肥(Fused phosphatic fertilizer)」は燐鉱石を原料とする肥料を言います。

トーマス燐肥と溶成燐肥は、厳密には違う物ですが、現在は同じ物(トーマス燐肥=溶成燐肥)を指す場合があります。
クエン酸などの有機酸に溶けやすく、土壌に混和しやすいよう加工されて出荷します。

>カスの有効利用法
農業・・・主に耕地の土壌に燐を補給するために使われます。農作物の肥料です。
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!


おすすめ情報