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 個人事業の青色申告の貸借対照表を見ていたところ、
元入金なる項目がありました。
これは法人会計での資本金に当たるそうですが、今ひとつ理解できていません。
 専門ではないのですが、法人の財務分析をTKCの経営指標との比較等でする事があります。
 個人事業の青色申告書一式を分析するときに法人と異なる注意点などがありましたらご教示おねがいします。
 たぶん素人でポイントがずれていると思いますがよろしくお願いします。

A 回答 (1件)

青色申告決算書でいう元入金とは、



【期首の資産の総額】と【期首の負債の総額】との差

です。この定義のとおり、毎期ごとに変動する点が、法人の資本金とは根本的に違います。

単年度の決算書を見る限り、元入金の額が大きいか小さいかは、マイナスの場合を除いてそれほど問題ではありません。
一期 (1年) を終えて、「所得」が多ければ翌期の元入金は大きくなり、「事業主貸 (生活用に遣ったお金)」が多ければ翌期の元入金は小さくなります。
新しい決算期を迎えるごとに、元入金の額が少しずつでも膨らんでいくのが、健全な経営と言えます。
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この回答へのお礼

なるほどです。
的確な回答をいただき有り難うございました。

お礼日時:2006/01/17 23:39

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