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資本主義も共産主義もどちらも近代の西欧文明の中で生まれ、
また現在世界を大きく二分するの観が見られる思想ですが、
このような分類は正しいのでしょうか?
私たちの住むアジアも、ロシア・中国を中心とする共産主義国(社会民主主義国)と日本・シンガポールなどの資本主義、といったような分類をされているようですが、
このような枠組みは私たちに合っているものなのでしょうか?
日本のアジアの中での孤立した状況や、国連の方針を無視するアメリカなど、
国際的な問題を多く抱える現代社会で、
普遍主義の行き詰まりを感じる人は少なくないのではと思うのですが、
いかがでしょうか。
私たちが古来から受け継いできたアジアという文化圏の中の思想と、現在世界を覆っている西欧的価値観とのズレについて、
または全く違う考えなど、
ご意見お願いします。

A 回答 (9件)

NO.5です。



ハンチントンの主張は、、
(1)冷戦後、世界が二極化から多極化に移る。
(2)西欧文明が相対的な力を失っている。
 (他文明が力を持ち始めているため)
(3)各文明がそれぞれまとまり、そのために普遍主義が廃れていく。
(4)文明と文明の間に大きな溝が出来て、その溝を挟んだ対立が起こる。
 (特に中国とイスラーム圏が脅威となり得る)
と、いったところです。
(ごめんなさい、具体的な点はまだまだ勉強不足です)

西欧文明vsイスラームに関する個人的な意見としては、
原因は西欧側にあり、西欧の意識改革が必要である、ということです。
ただし、それは「西欧が悪い」という意味では無いのですが・・・。
実は私は(学生レベルで)イスラーム問題について研究しています。
参考URL(私のブログですが・・)に、私の以前書いた論文を載せておきます。(ちょっと長いです)
よろしければこちらもご覧ください。

_________

なお、他の回答者に対するコメントの中に、「理想」についての意見がありますが、Dmitryさんの考えもよく分かります。
誰だってシアワセになりたい。
その上で理想という目標があり、そのために何が出来るのか、何をすればいいのか。
そういったことを知りたいのだと思います。
しかし、その考えは、誤りを犯す可能性を大きく秘めていることに気をつけるべきです。
つまり、目標を強く持ちすぎて、どうしても結果に結び付けたがる、
そうなることで、「本当の解決策」を見失ってしまうことになりかねません。
客観性が崩れてしまうのです。
第一次世界大戦後の国際連盟は、理想を語りすぎリアルな現状を見なかったが故に、
結果第二次世界大戦を引き起こしてしまいます。

まず、冷静に現状を知ることが大切だと思います。
その上で、あくまで「さりげなく」目標へのきっかけを探すこと。

もちろんその冷静さに呑まれそのまま目標を諦めてしまう(忘れ去ってしまう)のは、
それもまた愚かなことですが・・・。

参考URL:http://blog.goo.ne.jp/daikibp/c/be7b2af06bf66ec0 …
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
>理想を語りすぎリアルな現状を見なかった、
確かに私は性急な答えを求めすぎていたようです。
イスラームに対する西欧の態度に疑問を持ち、
西欧が悪いと決め付けていた嫌いがありました。

daikiさんのブログ、参考にさせて頂きました。
とりあえず、結論を急がず、もっと深く勉強してみることにします。

お礼日時:2006/01/23 15:39

気になった表現が有りましたので、


「日本のアジアの中での孤立した状況」ってどうゆう事でしょう?多分、靖国問題を中心とする、中国、韓国の態度の事でしょうが、日本はアジアで孤立してはおりません。
中国で靖国問題を批判しているのは国内問題から国民の目を外に向ける、戦略的に利用している指導層です。
多くの一般国民は靖国の何なるかを知らない人が殆どです。韓国も似たようなもので、一部の政治家と右翼が声高に言っているだけです。
それ以外の(北鮮は論外)アジアの国では、日本は尊敬されています。中国と韓国だけがアジアでは有りません。
報道が自虐的なので我々の目に入りにくいだけです。
因みに、昨年タイ国に行きましたが、日本人は好感を持たれていますが、韓国、中国人は嫌われていました。
良く実態を見てください。
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人生相談みたいになってしまいましたが、(よその板でやってるんですが)質問者さんのやるべき事が、絶対的に存在して、それを他人から教えてもらってその通りに行動しようと思うことが、間違っています。


質問者さんの人生は、質問者さんの意思で決めていかなくてはなりません。乏しい経験であっても、イスラームと西洋文明について質問者さんがこう考えるから、こう行動すると質問者さんが決断したら、それで行動すべきです。そして、その行動によって経験が増えて、その経験を加えて判断すると、行動を修正すべきと判断する場面に遭遇するかもしれません。が、それは、行動したから修正できたのであって、何も無駄なことはしていないのです。
将棋も、今までに指された棋譜を全て知っていて、それに対する研究もして、さらに独自の研究を1日数時間しても(トッププロの生活です)、絶対に正しいと証明できる手が指せるのは終盤に限られます(絶対に間違っているという手は序盤からでも無数といっていいほどたくさん見つかりますが)。でも、将棋には人生より短い持ち時間というのがありますから、その持ち時間で考えられるベストの判断をして、指し手を決断します。
おっしゃるように絶対的に正しい手が判らなくても次の手を指せますし、それが将棋をする意味にもなっています。正しい次の手を指すために必要なものは、将棋の場合、過去の全ての対局の知識と日々の研究です(これを実践できているのがプロですが)。誰かに最善手を教えてもらうことでは決してありません。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
>やるべき事が、絶対的に存在して、それを他人から教えてもらって~
私は教わったとおり絶対的に行動しようと思ったわけではなく、
一つの指針として、他の人の意見を参考にさせてもらえればと思っていたのですが、まあ言い訳はよします。
もう少し試行錯誤を繰り返してみることにします。
ありがとうございました。

お礼日時:2006/01/23 15:59

たかだか100年しか生きられない人間には、生きてる時間が短すぎて、理想の社会なんて思い浮かべられません。


例えば、イチローなんて天才がいますが、あれだけの努力と才能で上達したのは野球のバッティングという社会全体から見ると、約をつけると0%の領域でしかありません。自分は将棋をしますが、例えば将棋を極めようと全ての指し手を網羅的に考えようとすると、1ナノ秒に9999兆通りの指し手を考えられてしかも一度思い浮かべた手を全て覚えていて、寝ないで1日24時間、9999兆年かけてやっても、まだ9999兆分の1にも到達しないんです。
将棋という81枡と2つの駒台しかない宇宙でもそんなに時間がかかるんです。
私のいる地域では地域放送が流れていて、幼稚園児が「将来はプリキュアになりたいです」なんて夢を語るんですが、理想社会なんて大きな事をいう人とくらべると、幼稚園児の夢の方がずっとまともに思えます。
悟ったとか啓示を受けたとされる人でも、より大きな神のことばとして(キリストとマホメット)とか、何回も生まれ変わって(ブッタ:自分で悟ったとされるブッタは前者に比べ理想社会については多くを語りませんし、その弟子たちは聖戦とかいいませんけど)とかで理想社会を理解してます。
イチローがバッティングについてしゃべると、一般人は何言ってるかわからない様に、理想社会について万一正しく語る人が居ても一般人は理解できません。
少なくとも質問者さんが理解できたとすると、それは間違っていることの証明でもあります。(しかし、質問者さんが今何をなすべきかというという問いについては、置かれている環境と質問者さんの志に応じて正しい答えがあります)
大乗仏教はこの前提に立って、高僧のおっしゃることをただただ信じましょうといっています。
安保闘争の頃は、「ススメススメヘイタイサンススメ」から始まって立派な一兵卒(無気力無感動無責任は一兵卒の重要な素養です。この弾が当たって死ぬ敵兵の家族のことなんか考えてはいけないのです)になるためだけ(戦争には将校も必要ですがそれは仲間内で独占しようとしてましたので、教育の必要はありませんでした)の教育を受けてそれしか知らないのに、それは間違いだといわれて途方にくれてしまった大人が社会の真ん中に居た頃で、本当の知識人が戦争のショックと反省でうなだれていた頃に、エセ知識人が幅を利かして居た時代でして、今で言うと知識的バブル時代だったからでしょう。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
>たかだか100年しか生きられない人間には~
そのお考えですとすべての政治も文化的活動も無意味になってしまう、ちょっと非建設的にすぎる世界になるように思われるのですが…
ceeleeさんには私の書き込みが、理想主義の青二才の妄言だとして鼻についたのかもしれませんが、
将棋の話しを出されましたが、そのような数字があっても最善の一手を私たちのような素人が考える行為にこそ、面白みがあり、新たな一歩を踏み出す契機になるのではないでしょうか。
完璧な理想社会をつくるとか完全な理解を求めるとか言うことではなく、今何をすべきかということをお教えいただければと思います。
>置かれている環境と質問者さんの志
少し答え辛いのですが、イスラームと西洋文明の対立に興味があります。

お礼日時:2006/01/22 13:22

no.1です。


>アメリカのイラク攻撃についてどのような感想をお持ちでしょうか。
アメリカとのイラク攻撃は、「宗教」や「心」というような深い問題ではなくて、アメリカのビジネスという「世俗欲」の問題です。

>イスラム教徒とキリスト教徒の価値観の違い、心の問題についてのお考え・・・、
どちらもいわば唯神教の神をあがめる「心」のこだわりにとらわれています。
○○学会等一部の宗教は例外として、一般の日本人のように寛容にあふれた多神教信仰を認めれば、信心の「心」が戦うことはありません。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
>どちらもいわば唯神教の神をあがめる「心」のこだわりにとらわれています。
確かにそうですね。
私は少し西洋文明を否定的に見すぎていたようです。
イスラムとキリスト教徒は心の違いを認め合うことはできないのでしょうか。
オスマン朝時代はもう少し緩やかな統一がなされていて、ある程度相互理解があったはずなのですが…
そのような思索もceeleeさんの書き込みなどを見ていると無駄であるように思われてきます。

このような対立の今後の展望についてなど、jyamamotoさんのご意見聞かせてもらえればうれしいです。

お礼日時:2006/01/22 13:04

少しご質問からずれてしまうかもしれないことを先に謝ります。



まず、冷戦以降において、資本主義、共産主義といった分類はあまりなされていないように感じます。最近はサミュエル・ハンチントンという学者がよく使う「文明」という枠組みの方が多いような気がします。
ちなみにハンチントンは、日本をアジアから独立した、違う文明であると捉えています。

次に、普遍主義の行き詰まりについてですが、普遍主義自体が、「宗教」のような形で広がっている現状があるということが、その行き詰まり観を与えている原因だと思います。
また、普遍主義が広がり、グローバリゼーションの時代になったのにも関わらず、今だにヨーロッパでは移民に対する「いじめ」が起こっているのも現状です。

完全に私の意見となりますが、兄弟だってその腹の内を完全に知ることは出来ません。
ましてや違う文化圏で生まれ、違う言葉を話す人たちと、そもそも分かり合えるのだろうか。
そんな疑心暗鬼が、誰の心にもきっとあると思います。
その疑心暗鬼が直接の原因になって、実際にその疑惑が実現してしまう。
皮肉なことですが、けど、きっとそれが、ココロの限界かのかな、と思っています。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>少しご質問からずれてしまうかもしれない
いえいえ、私が求めていたのはこのようなご意見でした。
だいぶ資本主義と共産主義という分類を前面に出しすぎてしまっていたようです。

ハンチントンという名前を出されましたが、
西欧文明対イスラム文明という問題に限定した場合には、どのような意識をお持ちになるでしょうか?

お礼日時:2006/01/21 20:21

no.1です。



人が集団を構成すると、そこには必ずその「集団の価値観」というものが出来上がります。逆に共通の価値観で結ばれる集団もありますが・・・。
そして、違った価値観を認め合うことができれば、対立ではなく並立が可能です。
並立できなくて、対立や戦いに至るのは、その「価値観」が「理性」や「科学」の問題ではなくて「心」の問題になったときです。
要は「主観」の問題としてこだわりを持ったときに、人は客観敵に眺めることができなくて、対立心や戦いの心を持つのだと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
>違った価値観を認め合うことができれば、対立ではなく並立が可能です。
客観的姿勢を失わなければ、対立は避けられるということでしょうか。

>「価値観」が「理性」や「科学」の問題ではなくて「心」の問題になったときです。
jyamamotoさんはアメリカのイラク攻撃についてどのような感想をお持ちでしょうか。
また、イスラム教徒とキリスト教徒の価値観の違い、心の問題についてのお考えなど、
お聞かせ願いたいです。

お礼日時:2006/01/21 15:28

今時資本主義と共産主義で世界を分けて考えるなんて「君はウルトラマン派?それとも仮面ライダー派?」て問う以上に、幼稚で恥ずかしい考えです。


「西洋的価値観」なんてことばは文明開化のときに必要だった言葉で、いまさら使わないように。日本人ってコリアじゃなかたっけ?北京語話すんだよね。ハワイの隣だからバナナが常食で。仏教をはじめた釈迦はインド人で、日本は儒教だよねなんてアジアをいっしょくたんにする自称アジア通の白人と話をする気は、君でもしないでしょう。
今の社会が行き詰っていて、理想的な社会が別にあるなんていうのは、革命思想が流行していた安保闘争の時代はみんなが思っていたけど、今は新興宗教の信者くらいだからね。
具体的なことをたくさん経験してから抽象化しましょうね。具体的なものが少ないままに抽象化しちゃうと、いわゆる空論にしかならないからね。
とりあえずNPOの勉強でもしたら?
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
>具体的なことをたくさん経験してから抽象化しましょうね
ごもっともな意見と思いました。

>今の社会が行き詰っていて、理想的な社会が別にあるなんていうのは、
ceeleeさんは今の社会にどのような問題を見ますか?
なぜ理想的な社会を追うということを安保理闘争の時代以降思わなくなったのでしょう。
ceeleeさんの具体的な経験から、
できればお考えを伺いたいです。

お礼日時:2006/01/21 15:18

ものの見方の基軸をどこに置くかというだけの問題だと思います。


「資本主義」か「共産主義」かといった、経済思想に軸をおいて論じる場合と、「東洋思想」「西洋思想」といった地域の風土・思想に軸をおいて論じるか、ということではないでしょうか?
また、別の軸で論じると別の用語が出てきます。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
たしかに経済的視点と風土気候的視点とで
見方は全く違ってくるように思われます。
では、今日の宗教や文化の対立の問題についてはどのような視点から見るのがよろしいでしょうか?
一つの答えを出すことは不可能かと思いますが、
ご意見お聞かせ願います。

お礼日時:2006/01/21 14:24

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