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1981年のセ・リーグですが、巨人が優勝し、最多勝、奪三振王、最優秀防御率の投手三冠を達成した江川卓がMVPと沢村賞をW受賞してもおかしくないはずなのに、MVPには選ばれたものの、沢村賞は逃しました。沢村賞はチームメイトの西本聖が獲得。ちなみに、2人の1981年の投手成績は以下の通りです。
   登板  封 勝- 敗- S  勝率 投球回 四球 死球 三振 自責 防御率 奪振率
江川 31   7  20-  6- 0  .769   240.1   38   4  221   61   2.29   8.25
西本 34   3  18- 12- 0  .600   257.2   55   3  126  74   2.58   4.40

なぜ成績的には劣る西本が沢村賞を受賞したのでしょうか?背景などご存知の方、いらっしゃいましたらよろしくお願いします。

A 回答 (5件)

記憶の範囲でお答えします。


当時はまだ江川の入団時のいきさつから、ダーティイメージが払拭されておらず(空白の1日はご存知でしょうか)記者からも好かれてはいませんでした。
当時の沢村賞は記者投票で決めていたので、ドラフト外からここまできた西本に投票が集まってしまいました。西本にあげたいというより、江川に投票したくない記者があまりにも多かったんだと思います。
そのような反省からと思いますが、今沢村賞は過去受賞したご意見番が合議で決めているはずです。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます。
空白の一日の事件は知っています。まあ記者に限らず、日本中の大半の人に江川はよく思われてなかったでしょうね。記者が投票したがらないというのは納得できます。
では、MVP投票も記者投票ですよね?こちらではなぜ江川が選ばれたのでしょう?

お礼日時:2006/01/23 23:41

江川投手は1980年にも16勝で最多勝を取りながら沢村賞を取れませんでした。

(該当者なし)
基準に達しなかったという事もあるかもしれませんがやはり他の人が言うように空白の一日の悪いイメージが関係あるような気がします。

参考URL:http://www.baseball.per.sg/column/200312.htm

この回答への補足

補足質問ではなく、お礼の続きですが、
参考URLのご紹介、ありがとうございました。
大変興味深く読ませていただきました。

補足日時:2006/01/26 01:49
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
イメージが記者の投票に大きく影響したということですね。
色メガネで選手を見るというのは、自分としては残念なことですね。
記者も人間だから仕方のないことですが。

お礼日時:2006/01/26 01:44

ちなみにこの年の江川投手は


 ・防御率
 ・勝数
 ・勝率
 ・奪三振数
 ・完投数(その表には出てないけど、20完投)
 ・完封数
…が、リーグ1位でした。

沢村賞創設以来、受賞資格者でこれだけのタイトルを取りながら
沢村賞を受賞できなかったのは江川投手だけです。

シーズン完投、7完封なんて今では考えられないような成績で、
こんな成績でも「手抜き」と呼ばれるほど江川のダーティイメージは強かったのでしょう。

すでに回答があるとおり、この年の選考に疑問が投げかけられ、
翌年から選考方法が変わりました。

そしてこの年も江川投手は19勝を挙げ、奪三振数、完投数はリーグ1位でしたが、
沢村賞は20勝を挙げた北別府投手に譲りました。
こちらも総合的には江川のほうが「本格派の速球投手」だったと思いますが、
「20勝」の強力な輝きの前には適わなかった、と思われます。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
イメージが記者の投票に大きく影響したということですね。
色メガネで選手をみるというのは、自分としては残念です。
記者も人間だから仕方のないことですが。

お礼日時:2006/01/26 01:42

この年は、江川が自己最高の成績を残したシーズンでした。

最多勝などタイトルも獲り、チームも日本一になっています。
この成績ではシーズンMVPの受賞は、まず間違いないところでした。

また、江川がごたごたを起こして入団したのが1979年です。ちまたでは、江川の投球スタイル(序盤は手抜きとも思える投球をし、要所で力を入れる)とあいまって、常に全力投球のような力投派の西本と対比され、常に悪役でした。

そのため、沢村賞選考の前から世間は、沢村賞ぐらいは西本にあげろ、みたいな風潮でした。新聞の論調もどちらかというと西本擁護論が多かったと思います。
ですが実際、西本が沢村賞を受賞するとマスコミの中から、“世間の世論に左右されるような選考はいかがなものか”といった記事も見受けられました。
結局は、日本人の好きな“判官びいき”のようなものだったのではないかと思います。

ただ、二人の投球スタイルを見ていると西本の悲壮感あふれるピッチングには思わず応援したくなり、江川の手抜きスタイルには罵声を飛ばしたくなるときもありました。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
イメージが記者の投票に大きく影響したということですね。
色メガネで選手を見るというのは、自分としては残念なことですね。
記者も人間だから仕方のないことですが。

お礼日時:2006/01/26 01:43

この年は両投手とも現在では考えられないほどの好成績を残していますが、江川は入団時のゴタゴタ等もあり、ダーティーなイメージがあったのでは?それに対して西本はドラフト外で入団した苦労人だったこと、足を真っ直ぐ高く上げるフォームが沢村栄治に似ていた(これは真偽はよく分かりませんが)ことなどから、沢村賞にふさわしいとされたのでしょう。



沢村賞は投手だけに与えられる特別な賞ですから、単に成績だけではなく総合的な評価によって西本がこれを獲得したのは個人的には納得のいくものだと思いますがいかがでしょうか?
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
イメージが記者の投票に大きく影響したということですね。
選手としては素晴らしい成績を残したのに、残念ですね。

お礼日時:2006/01/26 01:40

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