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「質問タイトル」の内容の小説を探しております。歴史の教科書を見てもさらっとしか書かれていなかったので、いったいこの時代の人は何を考えて暮らしていたのだろう?と思ったのです。有名な作家がいくつか作品を書いていますが、必ずしもリアルタイムで作品は書かないものですしね。

よろしくお願い致します。

A 回答 (5件)

松本清張の新潮文庫の短編集「駅路」「張込み」「或る『小倉日記伝』」「黒地の絵」をお奨めします。


戦後の混乱期から「もはや戦後ではない」と謳われた昭和30年頃までの日本の市井の人々の生活や風俗などを読みやすく簡潔でありながら余韻嫋々の文体でサスペンスも交えて描いています。たしかにその時代を書いているのですが今読んでも新しく、再読に耐える作品ばかりで損はしません。強くお奨めします。
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この回答へのお礼

お礼遅れましてどうもすいません。松本清張少し見てみたのですが、読みやすくて面白そうですね。まずはこれから読んで見たいと思います。皆さんが紹介された本が今、家にあります。時間が沢山できそうなので、これから少しづつ読み進めていきたいと思いました。

皆様、どうもありがとうございました。いろいろと勉強になりました。

お礼日時:2006/02/07 11:50

京極夏彦さんのミステリーですが「京極堂シリーズ」と呼ばれるものが現在6冊でています。


時代は昭和20年代後半。
とっつきにくいですが、なかなかおくが深くて面白いですよ。
姑獲鳥の夏
魍魎の匣
狂骨の夢
鉄鼠の檻
絡新婦の理
塗仏の宴

参考URL:http://hiki.cre.jp/write/?KyogokudoSeries
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この回答へのお礼

お礼遅くなってしまって申し訳ありません。
京極作品は分厚くて圧巻していたのですが、これを気に読んでみようかと思いました。

お礼日時:2006/02/07 11:41

リアルタイムで書かれた作品として、太宰治の最高(?)傑作「斜陽」が挙げられるでしょう。


この作品は戦後まもない日本における食糧難などの混乱の中で、没落した貴族が懸命に時代を生き抜こうとし、結局は挫折し、落ちぶれていくという悲劇を描いたものです。
主人公かず子、麻薬や酒に溺れるその弟、最後まで華族としての感覚から抜け切れないまま死んでいく母。三者三様の「滅びの美学」を感じていただきたいと思います。

といっても「斜陽」は名作ですがあくまで華族の話ですね。庶民の生活を知りたいなら昔ベストセラーになった妹尾河童の「少年H」はいかがでしょうか?
戦後より戦争中の記述のほうが長いですが、1945年8月15日がもたらした「価値観の崩壊」が社会にどれだけの混乱をもたらしたかが、少年の冷静な目から描かれている傑作です。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
太宰は人間失格しか読んだ事がなかったのですが、これから読んでみる事にします。暗いけど良さそうですね!
少年Hもありましたね。読んだ事あります。(友には拒否されてしまいましたが…。)もう一度読み返してみようかなぁ。

お礼日時:2006/01/29 20:08

超有名どころですが、五木寛之の「青春の門」はいかがでしょうか。



3月に、TBSでドラマ化されるようです。
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この回答へのお礼

ご回答、ありがとうございます。
小説からのドラマラッシュが続きますね。
見てみたら、「青春の門」かなり長いですね。私はOKですが…。

実は、終戦から昭和30年の日本を舞台に芝居をしようと考えておりまして、その頃の世界観を知りたいと考えていると友達から依頼を受けているのです。私の友は果たして読むのだろうか…。

お礼日時:2006/01/28 22:45

純文学系の作品ならリアルタイムがむしろ主流だと思いますよ。


だから、当時書かれた作品を読むのが手っ取り早いと思います。
今の都知事さんの作品なんかいいのでは?
当時は相当スキャンダラスだったらしいですが。

参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC% …
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
純文学はリアルが主流なのですね。文系の大学を出たのに、それを知らないとは、なんか恥ずかしいです。
参考URL見させて頂きました。懐かしい名前が沢山…。読書欲が増しそうです!

お礼日時:2006/01/28 22:49

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