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夢というのは、自分の脳が作り出す世界だと思います。すると、こわい夢を見ておどろく、というのは、自分の考えたことで自分がおどろいてしまっていることになります。目覚めているときには、自分の考えたことでおどろく人はいないとおもいますが、夢ではなぜ、こんなことが起こるのですか。

A 回答 (2件)

夢は、無意識の世界の中で見るものです。

意識下で(目覚めている時)は、人間は自分の考えることをコントロールしていますが、無意識の下では色々なことを考えていますがそれに自分は気づ和コントロールできていません。それが原因だと思われます。

人間は、寝ている間に、1時間半から2時間くらいのサイクルで無意識の時間帯と意識を持った時間帯を繰り返しているといわれています。
夢を覚えているのは、無意識の世界から意識の世界へ移り変わって頭の中が覚醒した時に、夢が記憶の中に残るからです。
夢の中のストーリーの流れが無意識の中で流れている時に、偶々意識を持つ世界に切り替わった時、予期せぬ状況に自分の意識が反応して驚くことがあるのだと思います。
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この回答へのお礼

さっそくありがとうございます。意識の世界と無意識の世界を心が行き来しているのですね。自分ではコントロールできない思考活動を脳は、してしまうということがよくわかりました。

お礼日時:2006/02/03 15:15


私たちは遺伝情報として過去の記憶を受け継いでいると同時に、様々な環境の影響を受け、否応無くそれを記憶できる能力を持っています。
しかし、これらを全て意識できる(思い出せる)記憶として格納しておくと様々な不都合が生じるという理由で、意識の無視できる記憶領域が設定されており、それを無意識というのだろうと考えています。


様々な不都合とは、例えばその記憶を意識することによって生体に良からぬ影響が及ぶ場合(全てとは思いませんが)、といったような意味です。
とはいえ、一度は確かに記憶してしまったものであって、脳細胞の一部に刻印されている記憶にちがいはないはずです。
ある時は生体の防御機能として、またある時は反道徳的意識を抑制するための超自我機能として、無意識下に抑圧されているそれらの記憶が、睡眠という「意識の停滞時」に「生体本来の欲求」として目覚めるのが夢であろうという印象を持っています。


今触れたように、我々(自我)は「生体本来の欲求=エス」と「エスを克服し精神的昇華を遂げたいという欲求=超自我」の両方に関わっています。
「怖い夢」を見る原因は様々あるでしょうが、これは普段抑圧されているエスの自己主張(意識上への浮上)を意味することは間違いないと思います。
人が思い出せるのは、実際に見た夢のほんの一部ということになっています。
思い出せる夢には意識も関わっていたということでしょうから、普段何らかの必要があって意識に上らないようにしていたことに関連する事柄を見せられて驚くのだと思います。


個人的には、覚醒時においても思いもよらない考え方をしている自分に気付いて、そのことに驚くことはあるように思います。
いずれにしても、「自分のことすらわからない」というのが、現在の段階での人間に関する正しい認識ではないかと素人ながら考える次第です。
学問で何かわかったような気になっているような錯覚が、真実からはほど遠いものであるという謙虚さは常に必要とされているということでもあるでしょう。
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この回答へのお礼

丁寧なご回答ありがとうございます。すると、欲求のままに生きることが許されている人は普通の人より怖い夢をみることが少なくなりそうです。

お礼日時:2006/02/03 15:21

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