汚水を流すことがなぜ環境問題なのでしょうか(子供に質問されました)?
表記のことについて、子供に質問されました。自分でも調べましたが、うまくわからず、説明できません。恥を忍んで質問させてください。よろしくお願いいたします。
環境問題のひとつに、水の汚れがいわれます。
汚れた水や汚物を下水に流さない、ナドナド・・・。
確かに、下水処理場を通さない地域では、そうしたことが環境破壊につながることは容易に想像できるのですが、日本の下水道の普及率は約68%なので、3分の2の地域では、汚水は下水処理場を通り、きれいな水になって河川に出されるのですよね。
ということは、極端な話、下水道がある地域では、いくら汚れた水を出しても、下水を通れば環境破壊にはならないということになるのでしょうか…(私はそれを推奨する人間ではありません)?
もちろん、汚物が下水処理場の機器を詰まらせたり、という困ったことが起こったり、下水処理料金のコストがかかる、ということはあると思います。でも、それは環境破壊とはまた別の社会問題ですよね。
大人も子どもも、「水を汚さないように!」とかよく口にしますが、これって意味のないことなのでしょうか・・・?無知な私に、どうぞ良回答をお願いいたします。
回答(7件)
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#5です。すみません、間違えていました。訂正しておきます。
リンは少量で栄養素になりますが、ABS(アルキルベンゼンスルフォン酸ナトリウム)は石油のコールタールを原料として作られた洗剤の原料で、なかなか分解されないので有害とされた(いまでは使われていない)物質です。
No.6ベストアンサー10pt
下水処理されても、雨の水のようになるわけではありません。
汚物が最終的に分解されて、窒素が残ります。
窒素肥料があるように、まさに養分です。
この窒素が過剰になるわけですから、物が腐りやすくなりますし、海に捨てると、海のバランスも崩れます。
日本は肥料なども含めて、窒素過剰となっていますので、昔に比べて非常に物が腐りやすいようですね。
逆に、科学肥料を買えない食料輸出国は、窒素不足でどんどん土がやせているようです。
また、下水処理にはエネルギーが必要です。
常時空気を送り込んだり、ポンプで水を移動させたりします。
また、大雨の時は、雨水と汚水を一本の下水管に流しているので、下水処理せずに川に直接流しています。
大阪の道頓堀にも、、、、
この回答へのお礼
これまでの回答とはまた別の角度から教えていただき、感謝です。
窒素は子どもも知っている物質ですので、わかりやすそうです。
どうもありがとうございました。
しかし、最後の文は驚きでした・・・!?
No.5ベストアンサー20pt
かつてから人間が出していた食べかすや糞尿などは現代の下水処理場で取り除けるのですが、"現在の処理施設でも、洗剤などの特殊な化学物質は完全には取り除ききれない"そうです。微生物の力を借りてそれらの物質も分解しているのですが、結局は分解に時間がかかるので、普通は完全にはきれいにならずにほんのちょっと汚れた状態で川に排水するようになっているそうです。
現在は洗剤に使われる成分も規制されていると思いますが、下水処理施設がまだ不完全だった頃、リンやABSなどの、少量ならば生物の栄養となる物質も大量に流れ込むとプランクトンが異常発生し、魚介類には甚大な被害を及ぼしてしまいます。「あおこ」とよばれる現象です。
ほんのちょっとの汚れなのであまり影響はないのではないかと思われますが、100の汚れから99の汚れをのぞいたとしても、毎日のように流し込まれる排水により、汚れは1+1+1+1・・・と蓄積されてしまうので問題とされているそうです。
ご参考までに・・・
この回答へのお礼
よくわかる説明、ありがとうございました。
補足まで、とてもお詳しいですね。
汚れが蓄積される、全くわかりやすいです。
子どもにうまく説明できそうです。ありがとうございました。
下水処理場では、どのような処理をしているかをお子さんと考えてみてはいかがでしょうか。
たとえば、「どんな汚水でも処理できるのか」「汚水がきれいになったら、汚れの原因はどこに行くのか」「汚れの原因はどうやって処理するのか」「処理場の能力はどれくらいあるのか」
もし、お宅に生ごみ処理機があるのなら、汚水をごみに、処理場を処理機と考えて「処理できないごみもある」「量が多いと処理しきれない」「処理した後の物は少しなら肥料になるけど、いっぱいありすぎると困るし、逆にごみになる」と考えると、処理場があるから汚水を流しても大丈夫とは言えないのではないでしょうか。
「水(に限りませんが)を汚さないように」というのは無意味どころか、環境保護の第一歩だと思います。
この回答へのお礼
そうなんですね。
生ごみ処理機はありませんが、とてもわかりやすい説得力のある説明です。
無意味どころか、第一歩
という言葉、とても勇気がわきます。
どうもありがとうございました。
下水処理場は、汚水を「川に流せる程度」にきれいにするだけで、飲める程度まできれいにするわけではありません。
塩分や油分まできれいに取り除いて真水にするわけではないんです。
どんな水でもきれいにできるなら、砂漠でも無人島でも水に困らないってことになりますよね?
そうした技術もない訳ではないですがコスト高だし、なにより下水処理ではそこまできれいにできません。
ということで、お皿の汚れは拭ってから洗いましょう。
私ですか?
いや、まぁ、ええ、・・・
この回答へのお礼
全くもっておっしゃるとおりです。
とてもよくわかりました。
うまく子どもに説明できそうです。
私も勉強になりました。
ありがとうございました。
下記サイトをお勧めします。
キッズgooですので、子供さんに見せてあげてはいかがでしょう?
この回答へのお礼
ありがとうございます。
キッズgoo、環境も含めてもっと詳しくなりたいです。
ありがとうございました。
専門家ではありませんが
車を洗車した時の水は下水道に流れますか?
(流れるところもあると思いますが、我が家では側溝に流れ、川に流れていきます)
>いくら汚れた水を・・
下水道処理施設では、大量の汚水を沈殿させて重いものを取り除き
最終的には微生物に分解処理させますが、化学薬品などは処理しきれ
ないのが現状のようです。
家庭では何でも無いことですが、複数の家庭から出てくる下水が
混ざり合って、様々な化学変化も起こりうることが現状だと聞きました。
下水に流してしまえば消えてなくなるから環境破壊にはならない
見えなくなるから錯覚を起こしているだけなのではないでしょうか?
この回答へのお礼
早速のご回答、ありがとうございます。
「下水に流してしまえば消えてなくなるから環境破壊にはならない 見えなくなるから錯覚を起こしているだけなのではないでしょうか」
とのお言葉、とても心にしみました。
これから、子どもと話し合いたいと思います。
ありがとうございました。
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