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現在、日本の自動車メーカーは世界有数の強みを有していると思います。
この優位は暫く続いているものの、昨今、中国/韓国の急速な工業化の潮流
の中で、かの地でも自動車産業が幾つか誕生しています。

中国は低価格路線でアジア諸国に対し、売込みの姿勢を強める模様です。韓
国の乗用車も日本に販売拠点を設け、売り込みを掛けています。これは日本
の1960年初期の日本と米国の状態に何処か似ている気がします。

先日、ヒュンダイの車に試乗しました。大したことはなかろうと思っていま
したが、予想外の出来のよさに驚きました。感覚的には10年前の日本車でし
ょうか。ナショナリスティックな嫌悪感を排せば、普段の足には十分です。
(今のところ買いたいとは思いませんが)

そう遠くない将来、世界経済の拠点は韓国/中国/インドへとシフトする事
は間違いないと思います。また、グローバル化に伴って日本のメーカーも中
国への進出をしており、其処では多くの中国人が働いています。
韓国メーカーも日本のメーカーと提携していた筈ですね。野心のある人なら、
学んだノウハウを生かして起業するでしょう。

現在のアジア経済圏の経済発展のスピードを見るにつけ、日本の自動車メー
カーはこれからどうなるのだろうと危惧を抱きました。

・中国/韓国の自動車メーカーが、価格を武器にして日本の下位メーカーを
 徐々に凌駕していく可能性はあるのでしょうか。あるとすれば、それには
 どの程度の時間を要するのでしょうか。

・日本の自動車産業が、中国/韓国の自動車産業に対し、完全に優位性を
 失って、産業そのものから撤退する日は来るでしょうか。

A 回答 (6件)

中国/韓国の自動車メーカーが、価格を武器にして日本の下位メーカーを徐々に凌駕していく可能性はある。


 でも、日本の自動車メーカーの優位性はどこにあるか?
 品質、耐久性+コスト+ユ-ザ-に合わせたラインナップ
 どれも、そのシステムの定着は、一朝一夕でできるものでは有りません。
アキュラがアメリカの自動車メ-カ-と認識されているように、トヨタ、日産が中国の自動車メ-カ-と認識されるのが先か、中国のメ-カ-が独り立ちして日本の自動車メ-カ-を凌駕するのが先かでしょう。
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この回答へのお礼

トータルのシステムの確立が出来るか否かという事ですね。
国によって温度差が出そうですね。

お礼日時:2006/03/09 23:40

>中国は低価格路線でアジア諸国に対し、売込みの姿勢を強める模様です。


国の乗用車も日本に販売拠点を設け、売り込みを掛けています。これは日本
の1960年初期の日本と米国の状態に何処か似ている気がします。

中国製品全般に言えることですが、今のところ低価格戦略で行くしかないですよね。独自のブランドという物がないですから。
それか海外メーカと提携して生産するか。

>先日、ヒュンダイの車に試乗しました。大したことはなかろうと思っていま
したが、予想外の出来のよさに驚きました。感覚的には10年前の日本車でし
ょうか。ナショナリスティックな嫌悪感を排せば、普段の足には十分です。
(今のところ買いたいとは思いませんが)

日本に進出して間もないのでディーラー網が貧弱なので現状では厳しいですよね。日本の場合、トヨタ車を買うならトヨタのディーラーへ、ホンダ車を買うならホンダのディーラーへというふうになってますよね。これだと、販売網の貧弱な外国車メーカーは厳しいですよね。トヨタ車が売れているというのはもちろん車自体がいいというのもあるのですが、ディーラー網がすごいというのもあるんです。バイクみたいに一つの店に行けば何処のメーカーのバイクでも買えるようになればいいと思います。
それが当たり前だと思っているので多くの人はあまり疑問を持たないかもしれませんが日本のディーラー制度というのは奇妙ですよね。^^
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この回答へのお礼

そうですね。今の低価格戦略で得た資金を生かして、いつ路線転換に踏み切
って来るかが鍵ですね。現状に満足することはまず無いでしょうから。

仰る通り、日本国内の販売組織はかなり堅固ですし、これまで構築した信頼
もあるでしょうから、ポッと出の商品で販路が弱いと色物扱いですね。
ふと思ったのですが、現段階のヒュンダイの日本進出は、必ずしも日本での
シェア獲得が第一義の目的ではなく、むしろ北米やアジアへの広告戦略の一
環では?という気がしてきました。
難しい日本市場でも我々の製品は通用しています、、という意味の。

お礼日時:2006/03/09 23:39

アメリカのシェアを食い潰したように、日本自動車メーカーもそうなるんでしょう。


しかし、EUのメーカーは日本車には目もくれない車作りをしているとは思いませんか?反対に日本車はデザイン・機能をいつまでも真似して追いかけている。
アジア圏でそういうリーダー的な車作りをしていけば、量で追い越されても質で一目置かれる存在になり得ます。

どこで作ろうが良い物なら買いますね。

アジアが共に成長するのは良い事だと思います。そのなかで主導をにぎるかどうかによるのですが、「技術を取られる、追い越される」と後ろ向きに守りに入っていたら潰されるでしょう。
ここまで引っ張って来たのだから、アジア諸国に後押ししてもらう状況を作りたいですね。前向きに行きましょう!
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この回答へのお礼

そうですね、生産技術は日本のやり方を随分取り入れつつ、出力されるもの
は以前程ではないにせよ、それなりに違いがあるようですね。

国内では高付加価値戦略のチャネルも徐々に出始めていますが、海外で売れ
ている日本車の大半は大衆車だったりしますので、その意味で絶対的なパイ
はシュリンクせざるを得ず、販売機軸が変わる可能性がありますね。

アジアの盟主は、戦略能力/成長性も含め、日本ではないように思えます。
トヨタの経営陣はかなり危機感を持っているようですね。

お礼日時:2006/03/09 23:38

自分が思うに電気自動車取って変わったら


と思ったりします。
ですので内外問わず自然と撤退するメーカーも
出てくるでしょう。
それに国内メーカーも電気自動車の開発とか
進んでいるのでそうそう海外メーカーに
遅れを取るような事は少ないかと思ったりしますがね。

それに経済発展すればその国の物価も上がるし
ホンダ技研のように世界に自分達の良い技術を
広めると言う意味で世界に拠点を置くなどしない
限りではあまり海外メーカーは恐れるに足りない
かなとも思ったりします。
(まあしかし、コンピューターなどのチップメーカー
とかでは侮れない感じはいたしますがね)
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この回答へのお礼

技術のベクトルを変えてしまうというお話ですね。
早い時期にシフトしてアドバンテージを得るのも一つの戦略ですね。

気になるのは、中国の順応性です。米国の百分の一という安い賃金と、長期
的な資本である為替差という武器が機能する間に、何処までエンパワーして
くるだろうかという事です。

人民元のレート設定は、今後の市場成長期待値を楯に取った通貨戦略ですね。
中国政府は日本の政府に比べて商人的感覚に長けてい様に見えます。

お礼日時:2006/03/09 23:38

「走って曲がって止まる」自動車を容認するときわめて近い将来怒濤のようにアジア新興メーカーの車が世界中、なかんずく欧米を席巻する日が来るでしょうね。


基幹産業を直撃されるそれらの国々は壊滅的打撃。不況へ突入。安い車しか売れない。ますます新興メーカーに追い風。

そうはさせじと、日本、欧米、いわゆる自動車先進国は最強の錦の御旗を掲げ迎撃準備ちゃくちゃく。。

「最強の錦の御旗」とは「安全」と「環境」。
官民一丸となって規制を強化し、どんどんハードルを上げて自分たちだけがクリアできるところまでめいっぱい上げて、クリアできない車は「輸入禁止」。そうすれば「発展途上」の車には越すに越せない「非関税障壁」が立ちはだかります。かって米国が日本に向けて仕掛けた作戦に日本は勝ち抜き、今ではその多国籍軍の一員として共同戦線参加。。。。。  


何でもアメリカの言いなりの日本でさえ、牛肉に関してだけは「安全」を御旗に(今のところ)アメリカに対して連戦連勝。

一般消費者にわかりやすい「安全」とはこのように鉄壁の守りをすることが可能。。。

もう一つの「環境」は地球温暖化防止」と名を変え、双璧の守りを固めつつ。。。。。。

多国籍軍国家に籍を置きながらも脱落を恐れるメーカーは抜け駆けをねらい、せっせと途上国に軸足を移しつつ。。。。 石田三成的?日本史苦手なもんで。。。



いつまで可能か私にはわかりませんが。。。。。。。

一人想像して楽しんでいます。

後10年くらいは持ちこたえることが可能かも。。。
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この回答へのお礼

ルールセッティングと技術の方向性で戦う訳ですね。これをやると、標的の
相手国との間では摩擦や報復措置が出てくるでしょうし、両者がしのぎを削
るマーケットでは競争がより激化しそうですね。

慢性的な財政赤字を抱え、改善がパフォーマンスのみで収束しそうな国に
居ても未来はない、ということで脱出組も増えるのではないでしょうか。
100年後の歴史教科書に≪日本は近代生産技術の熟成と、途上国への移
転促進を果たし、役割を終えて併合された≫と記述されない事を望みます。

お礼日時:2006/03/09 23:37

前半不明。


後半。
日本の各種産業を支えているのは日本の低所得者層の需要です。政府の宣伝どおり.「消費税を20%, 保険年金等を20-25%に上げ.年金支給額が17万円程度を保証する」と考えると.税金・保険年金を払った残金として実質使える金額が5-6万円, デフレスパイラル脱却に伴うインフレ(1970年頃の大卒初任給が5万円, 1990年同20万円程度)を考慮して1-2万円の収入。これにアルバアト所得が連動するとして.上位30%を除く人々の平均年収が今の物価で50-100万円。
到底大多数の日本国民は車を買える所得があるとは思えません。

近い将来日本市場の枯渇に伴い.日系企業の吸いたいが予想されます。
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この回答へのお礼

購買力の量と質が低下するというお話ですね。
政府の政策の失敗で、そのツケを国民に負わせるべく消費税や年金支払額を
上げるという事は確定していますから、所得の低い方にとっては厳しいですね。
私にとってもひとごとではありません。

地方などでどうしても車が必需品という地域は、軽自動車なり原付なりにシフ
トしていくのかも知れません。中期的には軽自動車メーカーに追い風・・かも。
トヨタがダイハツを傘下に収めたり、日産が三菱の軽自動車部門を切り離して
買収するような噂があったのも、ひょっとするとこれが関係するのでしょうか。

お礼日時:2006/03/09 23:35

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