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Canonには、EOS-1Vなるフラッグシップ機があり、
NIKONにはF6なるフラッグシップ機がありますが、具体的にはどの辺りが違うのでしょうか?
感覚的なものでも結構ですので、ぜひ教えてください。

A 回答 (6件)

フラッグシップクラスと普及機の違いでしょうか。


フラッグシップの方が
・機構部の動作(ミラーの上下など)が速く、レリーズラグが短くできる
・シャッターをはじめとして機構部の信頼性、耐久性が高い
(ニコンのF5あたりでは、シャッターの動作を自己診断して、自動的にタイミング調節するような機構も取り入れられていたかと)
・ミラー駆動部などの振動対策が高レベルでされてる。結果、ボディーのぶれが起きにくい。 例えば、ミラーを高速で動かすと、あがりきったところなどでボディとぶつかって振動したり、最悪ミラーがはじき返されたりします。高級機ではその手の対策(ダンパや振動のストッパが付いていたりします)がしっかりされてます)
・機械工作精度が高い
(・AFやAEの精度が高い、低光量でもAFが正確に動作する)
といった差異があったかと思います。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます。

>F5あたりでは、シャッターの動作を自己診断して、自動的にタイミング調節する

すごいですね。さすが、F5は名機と言われているだけありますね。

お礼日時:2006/03/20 17:15

具体的な部分は先の回答をご覧いただくとして、


感覚的な部分ではクルマに例えればいいかと思います。

普及機はヴィッツ、フラッグシップ機はセルシオとでも言いましょうか。

日常の作業で必要な機能はどちらでも同じです。
ただ、究極の性能で大きな差が出ます。

そのためにフラッグシップ機には金に糸目をつけない開発費が注がれます。
結果として高価に、そして大きくなります。
そして、そこで生まれた技術がこなれてきて
安くなり、コンパクトにする事ができて普及機に応用されます。



つまり、理論や技術的な部分ではフラッグシップ機から受け継いで進化した
後発の普及機のほうが優れている部分もありますが
材質による耐久性、所有する満足感、市場の評価などの面で
フラッグシップ機には普及機が超える事のできない魅力があります。



もっと現実的な部分では
後ろからベンツが来れば道を譲りたくなるように
大きなボディに白い長いレンズを着けたカメラを持って歩けば
ちょっと側に近寄り難くなります(いい意味だけじゃないですが)。
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この回答へのお礼

非常にわかりやすいご回答をありがとうございます。
やはり、耐久性・満足感が大きな魅力となっているのですね。

お礼日時:2006/03/20 17:20

キヤノンとニコン両社の「フラッグシップにおける差異」ということでしょうか?



スペックを見ると連写速度の違いといった細かい点も見受けられますが、一番違うのはAFモジュールのセッティングの差(EOS-1vの方は45点、F6は11点)ではないでしょうか。

大雑把な話ですが、この両機において「どちらか一方にしか撮れない写真」というのは、少なくとも現時点において常識的な撮影レベルでは存在しないと思います。しかし一方で“スポーツのキヤノン”というイメージはプロの間でも全く存在しない訳ではないのですが、その原因の一つは動体に追従しやすい(と思われる)AFセンサーの配置だと思います。

ただその一方で、“スポーツのキヤノン”には「歴史」も大いに関係があると考えます。ニコンvsキヤノンの歴史を紐解くと、“報道のニコン”と謳われたようにプロ用機材で牙城を築いていたニコンに対して、キヤノンは同社初のシステムカメラ「F-1」でスポーツやファッション等の分野に重点を置いて猛烈な販促をかけたという事実があります。そしてもう一つ、かつてEOS-1N(5点測距)の登場を機に、AFがプロのスポーツ撮影現場に取り入れられ始めたということもあります。

メーカーの特性として、ニコンはやや保守的、キヤノンは先進技術や新素材の取り入れに積極的、という印象は確かにあります。ただ、現時点ではそれ以上に「使い慣れたメーカーを使う」という理由や、あるいは“イメージ先行”(○○という特長があるから、△△に向く筈だ…と)という面が強いのではないかと思います。ただ撮影においては「自分がそのカメラを信頼している」ということ(他のカメラが客観的にダメだという事ではない点に注意)も確かに大事なので、そういう意味では好みに合うカメラを買えば宜しいと思います。
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この回答へのお礼

早々のご回答をありがとうございます。

>両機において「どちらか一方にしか撮れない写真」というのは、少なくとも現時点において常識的な撮影レベルでは存在しないと思います。

やはりそうなんですね。どちらもこれ以上ないほどのカメラですもんね。
すごい!としか言いようがないです。
いつの日か、という希望を持ち続けることになりそうです。
これからもフィルム一眼、なくなってほしくないです。

お礼日時:2006/03/20 17:34

No.2です。



ちょっと勘違いをしてしまったようです。
両機の違いなんですね。

フラッグシップ機に関して言えば、おそらく大きな性能の違いはないと思います。
普及機のような、予想される使用者と予算に合わせて機能を制限したようなものではなくて
どちらもメーカーが威信をかけて作り出したものですから
究極の技術レベルではそんなに差は生まれないと思います。

あるとすれば外観と、それに伴う操作性でしょうか。
これはハッキリと見て分かる部分ですが
オーソドックスなニコンと先進的なキヤノンと言えばいいのでしょうか
そうした外観から操作性に繋がる部分で両機の違いが出てきます。
そしてこれは、どちらが優れているとも言えるものでもないのですが、
用途によっては優劣の違いが出てしまう性格のものです。
その辺りで評価が分かれてしまいますが
それはその評価者だけの評価であって、他の人に当て嵌まるものではありません。
どちらも、普通の人が普通に使うぶんには大差も小差もないと思います。

それでも両機の違いを見つけようとすれば「贔屓」の世界になります。
いわゆる「ニコン党」「キヤノン党」の言い合いです。
針の細さを棒のように太く言って、それぞれが贔屓のメーカーの肩を持つアレです。
これはこれで、一般の評価では隠れていた部分が引き出される事もありますから
一概に無視できるものでもありませんが
これも普通に使うぶんにはほとんど関係ありません。

それと、立場上「どちらも同じ」とは言えない業界雑誌の紹介記事も
針小棒大に近い部分で違いを見つけ出しています(笑)。
が、よく記事を読めば「書き順」と「表現」が違うくらいで
どちらも同じ事を言いたいんだな、が行間からにじみ出ています。



それと比較して普及機は使用者の想定如何で性能も性格も大きく変わります。
それは全ての機能を持たせることが予算的に困難な場合が多く
機能の採り上げ方で製品が変わってしまうからです。
そういう意味ではメーカーの違いは普及機帯に顕著に表れます。
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この回答へのお礼

度々のご回答、誠に恐れ入ります。
また、冷静沈着なご意見大変参考になりました。
確かに、どちらもフラッグシップ機として持てる最高の物を作り出しているわけですから、それほど差がつくわけはないですよね。

ただ、もしよろしければで結構なんですが、冷静に判断されている方の正直なご意見ほど非常に興味を惹かれます。
nikon、canonのそれぞれの魅力をぜひ教えていただけないでしょうか?

お礼日時:2006/03/20 23:13

ニコンとキャノンの違いは、ヘリコイドを回した時に右に回した時ピントが合うか、左に回した時にピントが合うかの違いだけです。

(^^;

絞りとシャッタースピードを任意に設定できるのですから、どちらも一緒とも言えます。


カメラの違いで撮れる写真が変わるわけではありませんので。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
おっしゃるとおり、カメラの違いよりも撮り方の方が大きいですもんね。

お礼日時:2006/03/21 10:38

No.2、4です。



私はニコンはF、F2、F3、キヤノンではF-1前期、後期しか
フラッグシップ機を使ったことがありませんので
現行機に対して評価することは避けます。当時とは事情も違っているでしょうし。

ただ、フラッグシップ機を使うという事は
そのカメラとの付き合いであると同時に、
メーカーとの付き合いになるという意味が強くなるように思います。
もちろんこれはメーカーの姿勢や思想にいかに共感できるか、であって
ただの闇雲な「贔屓」とは別の意味で、ですが。

当時、私がそれぞれのメーカーを支持した(魅力を感じた)理由は
ニコンはトラブル時の対応の早さとニッコールレンズの描写、
キヤノンはFDレンズの発色についてです。
つまり、カメラボディ云々の話ではなくそれ以外の部分です。
カメラボディは、たまたまそれがフラッグシップであったに過ぎません。

少々細かく言えば、
ニコンは当時から対面修理や代替機などの対応が充実していました。
トラブルそのものが少なかったのですが
それでも、もしもの時の対応に不安を感じなくて済むのは大きな魅力でした。
もちろんニッコールレンズの描写は充分に要求を満たすものでした。

キヤノンはFDレンズの渋めの発色が自分の好みに合っていたという事です。
誤解されてもいけませんが、「発色がいい」のではなく「好み」という部分です。

当時はそのまま白黒はニコン、カラーはキヤノンで撮り続けるつもりでした。
が、その後にキヤノンはマウントを変更する決断がなされ
私は、そうしたユーザー不在に対する不信感と
ツァイスレンズが使える環境が生まれた事からキヤノン使用をやめました。

もちろん、カメラボディに対しては両機とも全く不満はありませんでした。
ニコンFシリーズのシャッター動作は拳銃を撃つような軽やかさがありましたし
キヤノンF-1の動作はライフルを撃つような安定感がありました
(銃器の撮影仕事をしていましたので、それで例えてみました汗)。
ファインダースクリーンは全て他社製に変えてありましたが
100%視野のファインダーはどちらも見やすいものでした。
大型ボディによるフィルムの平面性も高くて開放絞りが実用できましたし
巻き上げやミラーの戻りも、どちらの機種も優劣のつけ難いものでした。

当時からフォーカスリングの回転方向の違いは指摘されていましたが
流し撮りを多様する撮影者以外ではそれほど問題にはなりませんでした。
これは言ってみれば、その辺りにしか差を見出せない事とも言えます。
話は逸れますが、コルト社とS&W社との違いを語る時と似ています笑。

ただ、先の話に戻りますが、
マウントの変更などメーカーの思想に対する根本的な部分で
支持できない理由があったりします。
それは些細な数値上の性能差・仕様差以外に大きな部分です。
そしてそれらはまずフラッグシップ機から為されるのが普通ですから
その時点で評価が分かれ、
中には「○○憎し」までに発展する人も生まれるのかもしれません。

つまりは、支持・不支持が分かれる理由はその辺りにあって
それを吹聴された新しいユーザーの一部がそれに追従して
新たな偏向感を形成していくようになるのかな、なんて思います。

実際に写真は「何で撮ったか」ではなく「何を撮ったか」が重要なのですが
そこに自分の主張を入れられない技量の持ち主が
「何で撮ったか」に作品の価値付けを頼ってしまっている傾向も見られます。

それを無視すれば、どちらも日本が誇れる最高の映像技術の結晶です。
どちらを選んでも選ばなくても、
それで撮影者や作品の価値が決まるものではないと思います。



すみません、両メーカーの魅力ではなく
自分の考えを長々と述べてしまいました。
けっこう時間がかかって消すのも惜しいので、このまま投稿しちゃいます。
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この回答へのお礼

幾度にもわたり貴重なご意見ありがとうございました。
この質問をしたことで、フラッグシップ機とはどれほどの意味を持つのだろうか?
ということについて聞きたかったんだということが自分自身よくわかりました。

本当に本音の部分で教えていただきありがとうございました。
あらためてカメラについて考えさせられた気がいたしました。

>カメラボディ云々の話ではなくそれ以外の部分
>写真は「何で撮ったか」ではなく「何を撮ったか」が重要

本当にそう思います。
カメラが好きだという気持ちがあるからこそ、批判的になったりもするのでしょうが、まさに「カメラの裏側に人間性あり!」だと思いました。

本当に有難うございました。

お礼日時:2006/03/21 21:47

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