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77番 崇徳院の

「瀬を早はやみ 岩はにせかるる 滝川たきがはの
われても末すゑに あはむとぞ思おもふ」

をパロって、有名な落語「崇徳院」で、間違って茶碗を割っ
てしまった主人公が、思わず、一言:

「割れても末に、=買わんと=ゾ思う」と落ちを付ける場面
があります。

この落語が大好きなものですが、世間の先人皆様方が多
分(?)有名な百人一首をパロった「軽妙なオチを付けた」
ものがあるのではないかと、必死で(何でそんなものに必
死になるんやという声は聞かぬ振りで)探しております。

そんなサイトだけでも、「私はこんなパロディー知っている」でも結構ですので、お知恵拝借出来ませんか? 決して「百人一首」を小馬鹿にしているのでも何でもなくて、
「百人一首」を当然知っているもの同士で遊ぼうかなと考えた次第で、真面目に「百人一首」を研究しておられる学究肌の方には、まことにあいすまんこって。

A 回答 (8件)

jakyyです。

mabomk様のせいで私もパロディー百人一首にはまりました。
責任を取って欲しいぐらいです。
といって怒っているわけではありません。
コレを機会に「百人一首」「狂歌」を勉強できますので、
むしろ感謝しております。さてネットで調べて見ますと
百人一首をパロった歌を詠っている御仁は、結構ありますね。
その中で「いなかびと 小倉百人一首パロディ!」というHPがあります。
その中の秀作を紹介しましょう。
【いなかびと 小倉百人一首パロディ】
81番 後徳大寺左大臣
ほととぎす鳴きつるころは土佐の海
  かつお漁師の意気ぞ勝れる

96番 入道前太政大臣
花さそううらら日和に花粉舞い
 ひと憂鬱の春になりけり

70番 良ぜん法師
さびしさに老いを背負おて召しませと
 ぽっくり寺へ参るこころは

http://www.qchan.com/575/inakabito.htm

この回答への補足

「筒井康隆先生」の著作に「裏小倉」という<珍本>ものがあ
るとの情報をキャッチ、週末にでも「図書館」に行ってみ
ますが、「たわし」、もとい、「わたし」が住んでいる「文化廃
る(はつる)と読みますか?)(分からん)村の公民館付属兼
学級文庫には多分、いや、絶対、無い様なので今度東京サ上
がった時に「国会図書館」で調べてみます。

暫く、それまで、「割れても末に(食わん)(茶碗)(オカン)、やっぱり
(遭わん)、とゾ思ふ」、しばしの別れです。

補足日時:2006/04/21 16:28
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上方落語「千早ふる」の中で


100番 後鳥羽院の歌を

「ももひきや 古着になりて つぎあてし
  なほあまりある 穴の多さよ」

というのを聞いた事があります。
僕は結構気に入っています。
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この回答へのお礼

「ももしきや 古きのきば(軒端)の しのぶにも
なほあまりある むかしなりけり」

100番「順徳院」ですね。

「ももしき=百(もも)敷=石を沢山敷(ひ、し)いた城(き)=
御所」の意味らしいですね、これを「股引」へいきなり
とドスンと奈落まで落としてしまう庶民感覚が大好きで
す。

「伸びた髪」さん、どうも有り難うございます。

お礼日時:2006/04/22 15:39

jakyyです。


江戸時代の狂歌のほうでも探しましたが、
最後に騎手まで振り落とす凄いオチの歌は、
ありませんね。
無いというよりも誰もオチまで考えなかったのでしょう。
【狂歌】
おもろい歌を少々紹介しましょう。

79番 左京大夫顕輔
秋風に雲の衣を脱ぎ捨てて
  丸裸なる月のさやけさ
      「狂歌師 山手白人」

2番 持統天皇
賤の女(しづのめ)がしらみの布子(ぬのこ)夏のきて
恥をさらせり天の香具山
        「狂歌師 元木網」

【狂歌百人一首(蜀山人)】
また狂歌の百人一首を集めたHPがありますので、
紹介します。大田南畝の作品とモジリが載っています。
オチはありませんが、私の気に入った歌を紹介しましょう。

1番 天智天皇
あきれたのかれこれ囲碁の友をあつめ
 我が騙し手は終に知れつつ

4番 山辺赤人
吉原に打ち出でてみれば白小袖
 散茶揚屋の雪の振袖

10番 蝉丸
これやこの行くも帰るも蝦夷咄
 知るも知らぬも大方は嘘
注:蝦夷地開拓ブームの頃の落首

15番 光孝天皇
世渡りに春の野に出て若菜摘む
 我が衣手に雪も恥かし

31番 坂上是則
朝出でてありたけの銭のなき迄に
 吉野の遊山くらす籠のり

66番 大僧正行尊
眼と口と耳と眉毛のなかりせば
 はなより外にしる人もなし

96番 入道前太政大臣
花さそふあらしの庭の雪ならで
 降行(ふりゆく)ものはうしの金玉

では、この辺で失礼します。

参考URL:http://www.asahi-net.or.jp/~sg2h-ymst/yamatouta/ …

この回答への補足

10番 蝉丸
「これやこの行くも帰るも蝦夷咄
 知るも知らぬも大方は嘘」
今の時代でも応用出来そうですが、情報化社会の今は知
らない僻地事情というのが少ないので、中々うまい状況
が思い浮かびません。時代・時代ですね。

66番 大僧正行尊
眼と口と耳と眉毛のなかりせば
 はなより外にしる人もなし

これ大いに気に入りました。馬鹿らしさ満開です。残念
なのは、前の句「もろともに あはれと思おもへ 山
桜」が生かされていないが、後の句「花よりほかに知し
る人もなし」への「繋ぎ」と「ひねり方」は抜群です。

補足日時:2006/04/21 12:31
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この回答へのお礼

九六番 「振り往くものは牛の金玉」 その情景が目に浮かんだ、感動した、笑った!

お礼日時:2006/04/21 09:54

jakyyです。


下記のサイト「パロディ百首」にも多くの百人一首を
パロった歌があります。
私の気に入ったものを載せておきます。
【パロディ百首】
40番 平 兼盛
忍ぶれど 声に出にけり 拾い猫
これはなあにと 母の問ふまで

64番 権中納言定頼
朝ぼらけ 記憶のひだも 切れ切れに
あらわれ渡る 昨夜の飲み会

50番 藤原義孝
君のため 惜しくなかった この命
なんとけなげな と思うこの頃

http://homepage3.nifty.com/a2002/homepage2/palo1 …
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この回答へのお礼

今まで皆様方の多数のご回答を拝見して見て今更ながらやっとこさっとこ気が付いたのですが、「最初から最後まで完全にパロる」より「最後の最後でドッテン・スッテンと落とす」方が「たわし」、いや違う、「わたし」の目線に近いナー、と。でも、これだけの人が古今東西「百人一首」で、違う意味で「遊んでた」なんて。。。「日本人ってえらいナー」、まだまだオモシロイの有りますか?

お礼日時:2006/04/20 17:06

楽しい企画ですね^0^



京都書房さんからでている百人一首の本に、ひそかにいろいろパロディ狂歌バージョンがのっています。

「喰うからに汗のお袖のしをるれば むべ豆粥をあつしといふらん」

「明けぬれば暮るるものとはご存知の
道信殿も朝寝四つ時」

「この広いうき世の民におほふとは いかい大きな墨染めの袖」

「秋ぬれた衣を夏の山でほし」
(天智天皇の歌と持統天皇の歌のミックス)

「吹きとぢよ 乙女の姿しばしとは まだ未練なる
宗貞のぬし」
宗貞=僧正遍昭の俗名

「鞠の皮 筆毛のようにとりつくし
山の奥にも 鹿ぞなくなる」


「寝耳へ鶏の声色で関をあけ 懲りはてて函谷関に時計出来」

「くだけても割れても定家百に入れ」
くだけて⇒くだけて物を...の句
割れても⇒割れてもすえに...の句

などなど他多数。

老舗の本なので、もうご存知だったらごめんなさいね。


自分が学生時代、一人何個かパロディ百人一首を作らされて、みんながつくってきた百枚でカルタをしたのを覚えていますが、どんなのがあったかわすれてしまったのが残念!センスいいのもあった記憶があります。

ちなみに、
遠山に 桜散らした 金さんの 声聞く時ぞ 飽きて悲しい
に大笑いでした。
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この回答へのお礼

有り難うございました。学生時代に「パロディー百人一首」を授業で作るという授業があるのは何処のドイツの大学の国文科ですか? とてもそんな大学には家の大事な娘は進学是非させたい、えっ、させたいんかいな?

お礼日時:2006/04/20 09:22

下記のサイトにパロディーの百人一首があります。


百舌花という人の創作です。
大変面白いのでお読み下さい。
下記の歌なぞいいですね。
77番 崇徳院
背のかゆみ 肉にくいこむ ブラジャーの はずしたらすぐに 掻かんとぞ思う

9番 小野小町
鼻の穴は 広がりにけりな いたずらに 熟女バトルの ながびきしまに

5番 猿丸太夫
遠山に 桜散らした 金さんの 声聞く時ぞ 飽きて悲しい

http://obakanosekai.com/hyaku.html

参考URL:http://obakanosekai.com/hyaku.html
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この回答へのお礼

「軽妙なオチを付けた」という本来の趣旨ではないのですが、本歌の調子は残しながら全体を完全に「造り替える」という才能には「恐れ入り屋の鬼子母神」でおます。ありがとうございました。後でこのサイト訪問してみます。

お礼日時:2006/04/20 09:17

ちょっと品が悪いですが



大江山いくのの道の遠ければ
まだふみもみず嬶(かか)の金玉

はどうでしょう
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この回答へのお礼

こうゆうの大好きです。最後の最後まで引っ張って「"ドテン"と落とす」のが。

お礼日時:2006/04/20 09:11

「ちはやぶる神代もきかず龍田川から紅に水くくるとは」



について、落語で有名な噺がありますね。

参考URL:http://www.niji.or.jp/home/dingo/rakugo2/chihaya …
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この回答へのお礼

有り難うございます。これは超有名ですね。でも、

「割れても、末に」「遭わん=茶碗」「とゾ思う」

には、勝てないかな(?) どんな「勝ち負け基準」やねん
(ッと自分で突っ込んでみる)(笑)

お礼日時:2006/04/19 14:54

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