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コンクリートの寸法効果とはなんですか?
大学の実験のコンクリート梁強度値が2倍近く
大きく出ました。コンクリートの寸法効果によるものだということでしたが、説明が「見かけの強度が増すから」
ということでいまいちわかりずらかったのです。ねっとで調べてみましたが、恥ずかしながら今度は難しすぎてわかりませんでした・・・。どなたかおしえてください。お願いします

A 回答 (4件)

その言葉自体はよく知らないのですが、超縮小模型で学生時代実験していました。



言葉の意味として2つ考えられます。

1つはいわゆる相似則(模型則)による結果です。
これはコンクリートに限らず模型実験を行う際に成立する法則です。

もう1つはコンクリートのような特殊な材料について発生するもので、実大と比べると、その構成要因の大きさの割合が変わってしまう結果による影響についてです。

超縮小模型で苦労したのは、鉄筋や粗骨材などは相似則に従って、断面寸法などに応じて縮小できますが細骨材やセメント粒子は相似則に従って縮小できなかったり、縮小してしまうと性状が変わるために変更できなかったりする点です。

コンクリートという材料に限定していうのでしたら、断面・寸法に対して、構成要因のサイズの割合が大きくなることによる影響を意味しているのではないでしょうか?

ネットで検索しているようですが、そのサイトを紹介してわからない点を聞いたほうが的確な回答が得られると思います。


なお、検索結果でこんな解説を見付けました。
http://www.mee.yamagata-cit.ac.jp/miyasita/2004/ …
これは相似則を説明しているものと思います。

相似則についてなら、定番の書籍がありますので紹介しておきます。
江守 一郎 著/斉藤 孝三 著/関本 孝三 著
模型実験の理論と応用[第3版]
税込 5,250円
発行年月 2000年03月
ISBN 4-7655-3252-6
出版社 技報堂出版
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この回答へのお礼

お礼が遅くなってしまい申し訳ありませんでした。

>ネットで検索しているようですが、そのサイトを紹介してわからない点を聞いたほうが的確な回答が得られると思います
そうかもしれません。教えていただいたサイトでも勉強してみたいと思います。ありがとうございました!

お礼日時:2006/04/28 01:33

たいへんなつかしい話題ですので、おじゃまさせていただきます。


「長い鎖ほど切れやすい」という理論(最小強度○○○、20数年前の話で、忘れました。)です。
鎖全体の強度は一番弱い鎖の部品で決まるので、確立論的に長ければ、それだけ弱い部品が入る確立が高くなるといったものだったと思います。
正規分布する鎖部品のうち平均値以上の強度がいくつあろうとそれらは鎖全体の強度に関係しない、というのは蛇足ですね。
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この回答へのお礼

>鎖全体の強度は一番弱い鎖の部品で決まるので、確立論的に長ければ、それだけ弱い部品が入る確立が高くなるといったものだったと思います

寸法効果という理論はコンクリートのものだけではないのですね!たしかに大きければ欠陥箇所のある確立が高くなるのもわかります。

>正規分布する鎖部品のうち平均値以上の強度がいくつあろうとそれらは鎖全体の強度に関係しない

とても興味深いことです。

ほんとうにありがとうございました。

お礼日時:2006/04/28 01:41

>実験で作った梁が普段破壊実験を行うものより小さく



 部材寸法が小さいと一般に引張強度は上がりますね。
 旧来、コンクリート標準示方書では、曲げひび割れ強度が部材高さの1/3乗に
反比例するとして算出されてきました。

 曲げ引張り強度= 0.6 / h^(1/3) × 引張強度

これはあくまで実験データなど、経験に基づいた式のようです。

 また、最近では研究が進み、コンクリートの引張軟化特性を考慮することにより、
解析的に寸法効果により、引張り強度が増減することがわかってきたようです。

 コンクリートはマクロ的な材料ですので、実構造物に適用するのは
いろいろ難しいようですが、興味があるようであれば、引張軟化特性や
破壊エネルギーに関する書籍をお読みになってはいかがでしょうか。
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この回答へのお礼

>また、最近では研究が進み、コンクリートの引張軟化特性を考慮することにより、
解析的に寸法効果により、引張り強度が増減することがわかってきたようです。

今日大学の講義で聞いてきました!なんとなく聞くのと、皆さんに教えていただいたことを頭にうかべながら聞くのとは大違いでした。
おかげさまでレポート提出も間に合いました!!本当にありがとうございます。

お礼日時:2006/04/28 01:37

 強度が出る・・ですか。



 私の知っている寸法効果は、躯体の寸法が大きくなると、強度
とりわけ引張強度が落ちるというものです。これは躯体寸法が
大きくなることで、コンクリート中の欠陥部位が発生する確率が
増えるためではないかと言われています。

この回答への補足

すいません。付け足し忘れました。
・・・実験で作った梁が普段破壊実験を行うものより小さく、約断面積が10cm*200cmの長さが120cmほどだったのです。

shinkun0114に教えていただいたことによるとコンクリートの欠陥部位の発生確率が減るということでしょうか。

補足日時:2006/04/24 21:17
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この回答へのお礼

100*200*1200cmの間違いです。
すみませんでした。

お礼日時:2006/04/24 21:26

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