10秒目をつむったら…

最近、スポーツ中継の実況アナウンサーが
「惜しいチャンスを逃しました」と言うのをよく聞くのですが、これは日本語として正しいのでしょうか?

「惜しいチャンス」ってどんなチャンス?
と疑問に思います。
「チャンスを逃して惜しい」が正しいように思います。

A 回答 (10件)

日本語では、用言の修飾を体言の修飾に移動してしまう表現方法があります。

「小首をかしげる」は「小首」というものがあってそれをかしげるわけでなく、「ちょっとかしげる」と用言を修飾する「ちょっと」が「首」の修飾に移動しているのです。何という表現方法か忘れてしまいましたが…。

「小耳にはさむ」「小脇にかかえる」「大手を振って」「長いわらじを履く」などもそうです。

「惜しいチャンスを逃す」も「チャンスを惜しくも逃す」に同じ法則が適用されたものと考えられますので、日本語表現としてあながち間違いではないと思います。
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この回答へのお礼

確かに「小首」と言う「首」は無いですものね。

お礼日時:2006/05/07 23:21

No.4です。


いろいろあるようなのでもうちょっとくわしくw。

1・「惜しい」と言うのは「○○する(した)のが残念だ」と言う意味です。
つまりチャンスにかかっているのではなく、
逃したと言う動詞にかかっている。
「逃したのが=惜しい」と言う意味ですね。
ですので「○○するのは(が)、惜しい」となります。
すでに完了した過去の出来事には「惜しくも、○○した(しました)」となります。
よって「チャンスを逃したのは惜しい」か
「惜しくもチャンスと逃しました」になります。

2・「惜しい」には「○○は貴重なので失いたくない」と言う意味があります。
これは動詞にかかるのではなく、名詞にかかります。
この場合は「○○が(は)惜しい」になります。
「命が惜しい」「時間が惜しい」などです。命が「貴重なので失いたくない」と言っています。つまり動詞「失う」を「~たくない」という気持ちです。
「惜しい○○」という形で名詞に使う事はありません。

ただし特別な場合があります。「惜しい人を亡くした」「惜しい人物が辞めた」などの「人・人物・命」への使い方です。
これは実は動詞にかかっています。
「(亡くしてしまうには)惜しい(と思う)人を亡くした」
「(辞めてしまうには)惜しい(と思う)人物が辞めた」
と言う意味です。
つまり「亡くした」「辞めた」ことが「惜しい」と言ってるのですが、
同じ言葉が2回重なるのを省略している訳です。
結局この場合は「人」という名詞にかかっているのではなく(「失いたくない」意味ではなく)、「亡くした」「辞めた」という動詞にかかっている1の「○○したのが残念だ」という意味のほうで使っています。

もし「まだそうなっていないもの」を「失いたくない」と言うほうの意味で使うのなら、
「あの人を亡くすのは惜しい」
「あの人物が辞めるのは惜しい」という、
「○○は惜しい」という言い方のほうになります。

本題の「惜しいチャンスを逃しました」も
「(逃すには)惜しい(と思う)チャンスを逃しました」の
省略した形と見れない事もないですが、人物以外で使う事はあまりないですよね。
「この建物を壊すのは惜しい」とは言っても
「惜しい建物を壊した」とはいわないですもんねw。

と言う事でb13さんのおっしゃるように
「チャンスを逃して惜しい」か
「チャンスを逃したのは惜しい」
または
「惜しくもチャンスを逃した」
と言うべきでしょうねw。
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「惜しいチャンス」は間違いかって事ですよね?


ん~。正しいんじゃないんでしょうか…?

「チャンス」は名詞ですよね?

「惜しい」は形容詞(イ形容詞)ですよね?
形容詞が名詞を修飾しているだけなのでは…?

確かに、
○○を~て△△ → △△○○を~
と言う風に変換できる例文は見つかりませんでしたが…。

おそらく、動詞の「惜しむ」に引っぱられて
違和感を感じるんじゃないでしょうか?

でもほら、「惜しい人を亡くした」とか言いますし…。
正しいんじゃないでしょうか?
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この回答へのお礼

確かに「惜しい人を亡くした」は使いますね。

お礼日時:2006/05/07 23:22

こ、こりは、


体言止めで容認出来るレベルかどうか疑問ですね。
^_^;

「チャンスを逃し、惜しかった。」
→「惜しい。チャンスを逃した。」

→「惜しいチャンスを逃がした。」

変化活用なら容認。

>「惜しいチャンス」

この文節のみならば、
日本語には存在しない。

文章構成では、容認出来ます。

専門家はどう思うのだろうね。
^0^;
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仰るとおり「惜しいチャンス」なんてありませんね。


チャンスはいつも「絶好の」「待望の」「またとない」「折角の」ものです。

「惜しいチャンス」を「逃しました」は間違いでしょう。

絶好のチャンスを逃しました。
惜しくもチャンスを逃しました。
惜しくもチャンスを逸しました。
惜しいかな、折角のチャンスを逃しました。

等とすべきだと思います。
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チャンスを好機だけに理解すればそのような疑問が生じるかもしれません。

英語のチャンスはもう少し幅広く使われます。日本語でも「君にもチャンスをあげるからやってみたら」という場合は「好機」ではなく単なる「機会」だと思います。

機会に形容詞をつけて使ううち、惜しいチャンスはスポーツ実況で使うことが多いので突出したに過ぎないでしょう。「惜しいチャンスを逃した」はずいぶん前から使われています。

遅すぎたチャンス、早すぎたチャンス、よいチャンス、最後のチャンス、絶好のチャンス
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なははは、たしかに!


言われてみればそうですね。「惜しい○○」とは言いませんw。
「○○が惜しい」「○○は惜しい」か「惜しくも○○」ですね。

>「チャンスを逃して惜しい」
もそうですし、
「チャンスを逃したのは惜しい」か「惜しくもチャンスを逃しました」でしょう。
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好機、という意味のチャンス(日本語化しているのはこれ)では仰る通りかと思いますが、もともとチャンスには(ただの)機会、とか瞬間とか言う意味もあるので、英語的には間違っていません。

むしろこれは(ちゃんと意識していないけど)英語直訳調であるということではないでしょうか。
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「惜しいチャンス」を「逃した」と過去形で使う分には全く違和感がない、と思います。

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「惜しい! チャンスを逃しました!」の抑揚を無くすとそう聞こえそうですが、そんな雰囲気ではありませんか?


私はスポーツはテレビで見ない方なので良くわかりませんが・・・。
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この回答へのお礼

私が聞いたところ、「惜しい」「チャンス」の間を区切っているようには感じませんでした。

お礼日時:2006/05/07 04:55

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