幼稚園時代「何組」でしたか?

コンピューター、携帯、映像において、
基本が外国で開発される背景はどういったところに
あるのでしょうか?

日本は真似が上手い、
技術を基に細かい日本仕様に作り上げていくのが上手い、
アニメやゲームにおいては日本が基礎、
というのはわかりますが、

あまりにシステムの基本が外国にあるような気がします。
私が知らないだけでしょうか。

理由としては、
大学の違いでしょうか?
ベンチャー意識が強い ⇔ 皆と一緒
という国民性質の違いでしょうか?

感覚的でも構いません。
教えてください。

A 回答 (1件)

>私が知らないだけでしょうか



そうですね。せっかく疑問をもったのですから、もう少し自分で調べてみることです。
それから、日本と外国という分け方はあまりに大雑把でしょう。たぶん、質問者は外国=ヨーロッパ、アメリカと無意識に考えているのでしょうが、それもおかしな話です。ちなみに世界の歴史を変えた発明、諸説ありますが、その一つである印刷技術は中国で発明されましたし、数学的には革命的な発明、数字のゼロの概念はインドです。

それから、コンピュータ、電話と並んで映像技術に言及している意図もちょっとよくわかりませんが。たぶん、ご自分の興味・生活の範囲内のことしか頭にないのかな?

わたしも詳細な考察ができるほどの知識はありませんが、自分なりに考えていることを書きますね。

全体としてのキーワードは「戦争」です。ほとんどの科学技術は、戦争をきっかけにして大きく発達しています。これは近代に限らず、ジュリアス・シーザーの頃、つまりローマ帝国の時代からそうでした。
そして日本は、四方を海に囲まれているという、世界的に例のない、恵まれた地理的な条件によって、ヨーロッパに比べるとほとんど戦争を経験していないに等しい国です。だから、科学技術が発達しなかった・・・・わけではないのですが、詳しくは後回しにして、とにかく西洋諸国とは文明の志向する方向が違ったと考えてください。

ちなみにコンピュータのルーツは、フランスの税金計算機ですけど(確かIBMもこの機械を作っていた会社がそもそもらしい)、これは見方によってはフランス人がそれほど計算が苦手だったともとれます(笑)。逆に日本人は、ソロバンという優れた計算システムとそれを使いこなす能力があったから、機械なんて必要なかった、ということもいえる。
話がそれましたが、本当のコンピュータの基礎をつくったのはハンガリー人数学者のフォン・ノイマン。そして、コンピュータが発達したのは、ミサイルの弾道計算をする必要があったから。つまり戦争です。

携帯電話に関しては、戦争と関係があるかわかりませんが、無線+電話ですよね。世界最初の無線はイタリア人のマルコーニということになっていますが、原理を発見したのは、ドイツ人のヘルツです。ちなみに、世界初の音声による実用的な無線電話は日本人の発明で、秋田県大館市出身の鳥潟右一という人だそうです。下記URL参照。

映画に関していえば、同じような原理を使ったものは、日本にもありました。ただ、工業技術として発展させて、大規模な商業化にはいたらなかったというだけです。

で、何がいいたいのかといえば、最近の工業技術は一人の発明家の原理の発見だけでなく、様々な技術の集約であって、どこかの国一国だけの功績に帰することができるものではないということ。

また、ベンチャー精神うんぬんという言葉がでてきますが、それも最近のこと、ここ何十年かのことでしょう。
上述した「日本は西洋諸国とは文明の志向する方向が違った」の意味ですが、たとえば戦国時代、鉄砲が伝わったときに、種子島の職人たちは、一つ二つの完成品を見ただけで、そっくり真似して同じようなものを作る技術を持っていました。つまり、作ろうと思えば作れたけれど、鉄砲などという野蛮な殺人兵器は必要もなかったので、作らなかったのです。
江戸時代の日本では、数学、土木技術、作物の改良などの農業技術といった様々な分野で、日本独自の、世界トップレベルの技術と知識がありました。

現代でも、さっき調べてわかったのですが、携帯電話の第三世代FOMAという方式は日本の発明だそうです。記憶に新しいところでは、青色発光ダイオードも日本人でしたね。

それでも西洋諸国が現代世界の基礎をつくっている気がする?
もし、そうなら、それはそれで一面の真実です。いま大国といわれる国のほとんどが、第一次世界大戦、第二次世界大戦の戦勝国であるという事実を思い出してください。本当をいえば、もっと昔、日本の戦国から江戸期にかけて、イギリス、フランス、スペイン、オランダなどの国々は、諸外国まで出かけていって植民地化して、いまだに完全回復できないような傷をその国々に残しています。現在、低開発国といわれる国々のほとんどがこれら元植民地国です。

西洋諸国には、こうした長い年月にわたる、他国から奪い取って蓄積した富の歴史というものがあり、それがいまだに息づいているのです。アメリカだってネイティブアメリカンをだまして奪い取ったわけだし。ちなみに、ネイティブアメリカンには土地を所有するという概念がなかったのに、アメリカ人が勝手に自分たちの「契約」という概念を押し付けて武力で土地を奪ったのです。

ううむ、なんだか極端な愛国主義者みたいになっちゃったけど、ここに書いたことは、ある面から見た歴史の事実です。歴史には、いろいろな立場の見方がありますから、ご自分でも調べて、考えてみてくださいね。

日本のテクノロジーの素晴らしさについては、石川英輔氏の著書「大江戸テクノロジー事情」を推薦しておきます。

参考URL:http://www.ippusai.com/hp_home/sunset/torigata.htm
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この回答へのお礼

沢山の回答ありがとうございます。

戦争がきっかけだというのと、
文明の志向する方向が違った、
占領の歴史があったというのが参考になりました。

確かに私は日本、アメリカ、そしてその他
にしか考えていないかも知れません汗。

しかも今の時代、一国に属する技術なんてないですね。

日本起源の技術から調べてみようと思います。

お礼日時:2006/05/27 12:18

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